オンデーズ田中会長「休日も増え、稼げる会社に」 店舗運営の効率化も着々
眼鏡チェーン専門店、オンデーズの田中修治代表取締役会長は、都内で開催した定例の社内イベントで、過日発表したトップ交代の背景や自身の役割について語った。自身の今後の役割として、グループ全体のビジョン策定や「稼げて、休める」職場作り、赤字店舗の救済の三つを掲げた。
40歳の海山丈司取締役COO(最高執行責任者)を代表取締役社長に引き上げ、代表権を持つツートップで経営スピードを上げるのが今回の人事の理由。「自分が若く元気なうちに後継者を作るのも仕事」と話した。
「今日から休日も増え、稼げる会社になります!」、魅力的な職場作りの説明のくだりはひときわ沸いた。休日数は108日から110日に即日改定し、3年以内に118日にまで増やす。「これでユニクロやニトリと同水準になる」。休日増は社員アンケートでも要望が強かったという。
また、販売員の給与が最大で月5万円増える新資格制度も発表。検定及び接客で特級から3級まで用意し、ともに特級の場合は年間60万円増える計算だ。役職に対しても増額する。店長で409万円から520万円、エリアマネージャー・部長で936万円から1200万円など、3年後の改定を見据える。
待遇改善に関しては、「一律アップはやらない。努力や成長に応じた給与体系が基本」と加えた。売り上げ成長と店舗運営の効率化で、従業員の待遇改善コストをまかなう考えだ。かねてから小売業の生産性の低さを指摘しており、AI(人工知能)を取り入れた問診システムなども既に一部店舗に導入している。
さらに、赤字店舗を今年中にゼロにするため会長直轄のサルベージ(救援)チームを発足、5月以降は自ら現場に入って立て直しに力を入れる。
24年3月期のグループ全体の売り上げは405億円(556店)。前期は350億円(514店)だった。16年前に会社を譲り受けた時の年商は20億円。当時の20倍になったが、「400億円は通過点に過ぎない」と話し、さらなる高みを目指す。
(永松浩介)
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
ロッテは日本ハム戦連敗を7でストップ 16安打6得点で逆転勝ちデイリースポーツ
-
日本ハム 2年ぶり6連勝はならず 初回4点奪うも痛恨逆転負け 新庄監督悔し「4点守り切れんかぁ~」 4番手斎藤に指摘「もう1回ファームで修行」デイリースポーツ
-
元フジテレビ女子アナ衝撃告白「中学3年で夜逃げした」一家離散経験に北斗晶が困惑 新人時代の脱走トーク「薄っぺらくなる」デイリースポーツ芸能
-
阪神 大山悠輔がヒーローインタビューで神対応!好きな女性のタイプは?にキッパリ 甲子園が大歓声に包まれるデイリースポーツ
-
阪神・岡田監督「1点とったけど、これで終わりかなと思って」「守り切るしかなかった」想定通りの完封勝利デイリースポーツ
-
無念の落選の杉原愛子が号泣「本当に悔しいんですけど…最高の演技ができました」 東京五輪後、第一線退くも異例の挑戦に充実感 パリ補欠へ準備デイリースポーツ
-
★明日のラッキー星座は? 12星座占い・運勢ランキング【2024年5月19日(日)】anna
-
「都城」はなんて読む?答えは7文字の地名です!Ray
-
西武が12球団最速で自力V消滅 痛恨逆転負けで4連敗 3番手松本が近藤に2ラン被弾デイリースポーツ