「裕福な家庭出身の頭の良い不良」が成功するタイプ―米調査結果

2013.08.27 11:50

将来起業し、億万長者となる人は、「裕福な家庭で育った」「リスクをかえりみない」「バッドボーイ」タイプであることが、ある米国の調査結果で分かった。

若い頃にはドラッグに手を出したりと不法行為もしてしまっていたような不良だったとしても、実は将来お金持ちとなる素質の持ち主かもしれないというのは、

カルフォルニア大学バークレー校（University of California, Berkeley）の経済学者Ross Levine氏とロンドンスクール・オブ・エコノミクス（the London School of Economics）のYona Rubinstein氏の指揮の下、全米経済研究所の報告として発表された調査報告によるもの。

調査では、1万3,000人近くの起業家の性格特性を分析。その結果、法人企業の起業家は、両親がそろった裕福な家庭で育っており、学業成績が良かった人が多いことが判明。さらに、性格的特徴として、アグレッシブさ、危険を顧みないリスクテイカーの素質を備えているという。

・高学歴
・両親とも裕福な家庭出身
・学業成績が優秀
・強い自尊心
・アグレッシブな性格
・リスクを恐れない

彼らに見られる共通項としては、「リーダーとして立つことを望み、攻撃的、かつリスキーな活動を好んでする傾向がある」とのこと。かのビル・ゲイツやフェイスブックのマーク・ザッカーバーグなどがその好例と言える。

心理学の立場から言うと、リスクテイカーは、ドラッグ依存症やや躁鬱（そううつ）といった精神障害を持ち合わせアブノーマルとされている。

しかし、起業においてはこういった性向を持つ人ほど、ストレス下にあっても好機を逃さず決断でき、成功を収めることができるということだ。さらに、起業家タイプには、フレキシブルな考え方ができ、直情型の人が多いという。

玉のこしを狙うあなたは、知性が光り、不良な過去を持つイイとこの坊ちゃんに狙いを定めてみては！

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー（http://www.worldjumper.com）の協力により執筆されました。

参考：Bad boys make good entrepreneurs: Risk taking behaviour combined with intelligence is the secret to making millions
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2391833/Bad-boys-make-good-entrepreneurs-Risk-taking-behaviour-combined-intelligence-secret-making-millions.html#ixzz2d0bqlFzu

「裕福な家庭出身の頭の良い不良」が成功するタイプ―米調査結果

関連リンク

関連記事

「その他」カテゴリーの最新記事

あなたにおすすめの記事