「YouTuberおもんない論争」でラファエルも持論 勘違いYouTuberは「“笑い”の教養がない」

YouTuberおもんない論争

4月12日放送の『酒のツマミになる話』（フジテレビ系）にて、霜降り明星の「粗品」（同193万人）や千鳥らが「YouTuberは面白いかどうか」についてトークを展開。自分を見に来る人を笑わせるYouTuberと、自分以外が目当てで来た客も笑わせる必要があるお笑い芸人とは「“笑かし方”の戦い方が違う」という大悟の意見に、SNSでは納得の声が多数集まりました。また、多くのYouTuberがこれにリアクションしています。

ラファエルの意見は

ラファエルは、YouTuberは面白くないという意見に同意し、「面白い」と「楽しい」は別だと話します。「『面白い』ってのはもう面白い人、技術のある人にしかできひん」「『楽しい』って、学校で楽しいグループとか、それがYouTuberやと俺思うのよ」「『楽しい』＝『面白い』で勘違いしてるYouTuberも絶対おると思う」といい、それによって芸人より面白いと思ってしまうYouTuberが出てきてしまうのではと話しました。

また、視聴率などの分かりにくい数字より、明確に再生回数が分かるYouTubeの方が影響力はあるといい、さらに芸人より稼ぎが良い場合もあること、なりたい職業ランキングで上位に入るなど知名度もあることも加わって、「勘違いしちゃってるやつもおる」と話します。

一方で、以前から一部の芸人が目の敵のようにYouTuberの話題を出すことに触れ、全員が全員ではないと前置きしたうえで「芸人もなんか気にくわない部分があるのはあると思う」「変わりつつある状況を認めたくないっていう気持ちと、なんでこんなやつらでこんなに何億何十億稼げちゃうねんっていう正直嫉妬ってのあると思うねん」と持論を述べました。

勘違いYouTuberは「“笑い”の教養がない」

芸人の面白さについて「価値のあるものは教養がないと理解できない」と話すラファエル。YouTuberで自分たちが面白いと勘違いしている人は「いわゆる“笑い”の教養がないのかなって俺は思う」といいます。また、大悟の意見に対しては、YouTuberもおすすめや関連動画で見に来た新規の人を取り込む必要があるため、そこは変わらないのではと話します。

さらにラファエルは、YouTuberと芸人の違いは、舞台などで“生”でしゃべることにもあるといいます。YouTubeは自分が良く見えるよう編集しているので、YouTuberに実際に会うと「基本的にトークできひん人多い」「動画上はめっちゃスラスラ喋ってるように見えるし、動画上は面白い感じに見えんねん。でもめっちゃおもんないって思うことほんまに多い」のだとか。

また、ラファエルは粗品もネタで言っていることを大前提とした上で、1つ苦言を呈するとするならば、「（芸人は）プロなんですから、365日ずっと面白いことばっかりを考えてやってるわけですから、勝てるわけないじゃないですか」「F1レーサーの方が普通の一般ドライバーに『ほんま一般人って運転下手よな』とは言わんやん」「下から上に行くのはいいけど、明らかにプロの強い人間が言うと精神的に大人げないようには見えるかもしれないですね」と話しました。

コメント欄では

当たり前のように「腹抱えて笑う」「涙出るくらい笑う」の面白いは芸人ですよね！私はyoutubeに芸人さんのような面白さを求めて見に行ってない！！

比較にもならなかったYouTuberが比較されるくらい大きくなってる証拠。それでも比較する必要がないと思う。全くの別物。ジャンルが違いすぎる

世の中の人は芸人が言う面白い、面白くないで全て判断してない。面白いにも種類があるしYouTubeは興味を引くかどうか

といった意見が寄せられています。