人気のアフリカ人YouTuber、マラリア・腸チフスに加え別の病気も発覚

2024.04.17 20:00

提供：ユーチュラ

4月17日、「デュラ村（広報部）」(登録者数9万人）のKongboがチャンネルを更新し、「マラリア病院結果)新しく別の病気が見つかりました　胸の痛さは心臓血管と」と題する動画を公開しました。

日本でバズったアフリカ人YouTuber

カメルーン国籍を持つアフリカ人YouTuber、Kongbo。カタコトの日本語を使いながら、七面鳥に「麻生太郎」と名付けたり、女優・本田望結のポーズを真似した写真をX（旧ツイッター）に投稿したり、中日ドラゴンズ・立浪和義監督をイジるなど、日本のネタでSNS上でバズりました。

YouTubeでは自身が暮らすデュラ村の様子を投稿しており、日本人の視聴者から「自殺しようと思っています」というDMが届いた際には、「生きることがしんどい日本人へ」という動画で励ましのメッセージを送って話題を集めました。

左心室肥大という病気

今月9日の動画で、マラリアと腸チフスの陽性反応が出たことを報告していたKongbo。熱にうなされながら「もう怖い、死にたくない」とコメント。さらにホームページで治療費を募ったところ、多くの寄付が集まり、目標金額を達成。都市の病院に移って治療を受けることになっていました。

それから約1週間後、今回の動画が公開されました。ところがKongboはなぜかベッドで寝ながら、自分の顔を自撮り。苦しそうな声で、精密検査を受けたことを報告し始めます。自身のXではマラリアに感染して何日目といったように経過を紹介していることから、まだマラリアからは回復していないよう。一方、腸チフスのその後に関する正式な声明は出されていません。

いずれにしても腎臓や肝臓といった臓器、また胸部のX線、血液などの検査を受けたあと、医師から「心臓」も検査しようということになったようです。すると、「左心室肥大」という疾患に侵されていることが判明したもよう。文字通り、左室心筋内の心筋細胞が肥大するもので、調べたところ、進行すると心不全を起こすリスクが高まるとのことです。

撮影を継続する決意

このような病状をおさらいした上で、「みゆ本田…」と憧れのタレントの名前を告げたあと、咳き込んでしまうKongbo。「動画をすべきではない」と、撮影をする余裕がないと頭では理解しつつも、「自分自身を幸せにするためにこれをする。それは私に喜びを与える」と、YouTubeで、ありのままの今を写す決意を語ります。

最後に、今回治療費を出してくれた人たちに向けて「あなたは私の友達」と親しみを込めて呼びかけます。「愛している日本人」とも述べ、寄付してくれた日本人にも感謝しました。「お疲れさまでした。それが今の状況です。心臓の病気です」と繰り返し報告し、今後治療していくと話していました。