古市憲寿氏、週刊誌の受け止め方に持論「世の中を窮屈にしてる」
2024.03.31 11:09
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社会学者の古市憲寿氏が、3月31日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(毎週日曜あさ10時~)に出演。お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志をめぐる報道についてコメントした。
古市憲寿氏、週刊誌の受け止め方に持論
松本が「週刊文春」の記事で名誉を毀損されたとして、およそ5億5000万円の損害賠償と記事の訂正を発行元の文芸春秋と編集長に求めている裁判が3月28日に行われた。同問題について古市氏は「僕自身も週刊誌で連載しているので、週刊誌は世の中にあってもいいと思う」と前置きしつつ「世の中の受け止め方が今すごい真面目になりすぎてる。週刊誌がなんかもう警察兼、検察兼、裁判所みたいな、 週刊誌で報じられたことがもう絶対真実なんだって風に通りすぎる世の中ってのは、週刊誌側にとっても窮屈なんじゃないかなっていう風に思うんです」と持論を展開した。続けて週刊誌について「テレビとも新聞とも違って、証拠は多少足りないし、ちょっと面白いことを面白おかしく書くみたいなメディアだったと思うんです」と話し、「それが今すごく神聖なもの、ここで書かれたものが絶対正しいですって風になっちゃってる」と指摘。「それがちょっと良くないんじゃないかな。世の中を窮屈にしてるんじゃないかなってのは個人的には思います」と話した。
松本を巡っては、2023年12月27日発売の「週刊文春」が性加害疑惑を報じたことをきっかけに、裁判に注力するとして今年1月8日に活動休止を発表。22日には「週刊文春」の発行元・文芸春秋社に対し、名誉毀損に基づく損害賠償請求、訂正記事による名誉回復請求を求め提訴、3月28日には裁判の第1回口頭弁論が開かれた。(modelpress編集部)
情報:フジテレビ
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