LarmeR、ついに念願のデビュー「一人ひとりが輝いているグループに」
AKB48の黄金期を担当したA&Rプロデューサー・湯浅順司氏の音楽事務所、Sizuk Entertainmentから初のアイドルグループ「LarmeR(ラルメール)」がデビュー。同グループは元AKB48の坂口渚沙が入り、1月23日のデビューイベントライブでは700名を動員したことも話題になった。4月1日には1st LIVE『prologue』を予定している。謎に包まれた「LarmeR(ラルメール)」のメンバー坂口渚沙、水川心愛、七海花菜、牧野りりさ、みのりの5名と、Sizuk Entertainment の代表である湯浅順司にグループのこれからについて話を聞いた。
LarmeRを「海外でも愛される大きなグループにしたい」
ーーまずは皆さんの自己紹介をお願いします。
坂口渚沙:北海道出身の2000年12月23日生まれ、ラルメールでは最年長です。怖いものが好きで、オカルト大好きです。ファンの方からプレゼントとしてUFOの本を貰うくらい好きです。あとはガチャガチャも好きで、ガチャガチャのためだけにお出かけする日があります。このグループで日本のトップを獲りたいです。私は元々AKB48に在籍していたのですが、大人数と少人数のグループだと意味合いが違うと思っていて。自分のカラーを出していけるよう、アイドル1年生という気持ちでデビューを迎えようと思っています。目がキラキラしているねってよく言われるので、私の目をみていただいたらどんな人もイチコロ(?)で、一度見たら推しにしてもらえる自信があります。
水川心愛:アイドルが超大好きで、王道のきゅるきゅる☆のカワイイ系になりたいです。キラキラ、フワフワが好きですね。それと、私は泣き虫…らしいです。曲聴いて感動して泣いたり、衣装が可愛いすぎて泣いたり、グループに入ってからは嬉し涙ばかりです。好きな食べ物はみかんで、毎日4個食べてます(笑)。冬はいつもお母さんが買ってきてくれるんです。あと、クラゲの研究をしたいと思っていた時期もあったくらいクラゲが好きです。チャームポイントは笑顔です!ライブになったらより輝く人になりたいです!
七海花菜:山口県出身の19歳です。優しく元気で明るいムードメーカーです。歌はアイドルになるまであまり練習していなかったので、最初のボイトレでは「やばぁ」って感じでした。でも最近は歌も頑張っています。ダンスはヒップホップをやっていたので、踊るのが好きです。乃木坂46の遠藤さくらさんが目標なのですが、自分とは真逆なんですよね。E-Girlsさんがバチバチに踊るけど、裏ではわちゃわちゃしている感じが好きなので、パフォーマンスをしている時としていない時のギャップがある良いアイドルになりたいです。歌もダンスもできて、愛される人になりたいですね。
牧野りりさ:新潟出身で2006年12月12日生まれの17歳で、グループでは最年少です。王道っぽくない顔とキリッとした猫キツネ目、アイドルっぽくない低い声がチャームポイントです!唯一無二のアイドルになりたくて、私に会いに来たファンの方が幸せだと思って帰ってくれるような存在になりたいです。あとは戦闘力高そうな女になりたいです。好きな食べ物はキャラメルで、正月はキャラメル大福、キャラメルクッキー、キャラメルケーキ、キャラメルアイスとかキャラメルばかり食べてました。キャラメルが大好きです。
みのり:みのりです。老若男女、国籍問わず色んな人を惹き付けられるアイドルになりたいです。チャームポイントは声です。「(舞台の)アニー」が歌えるような声なんです。幼くて舌足らずな感じですね。元々銀髪だったんですけど、そのままで良いんじゃないって言われたので銀髪にしています。
LarmeRを「海外でも愛される大きなグループにしたい」
ーーLarmeRをどういうグループにしていきたいですか?
七海花菜:皆キャラが違うから、強味も弱みも変えずにそのままいきたいです。キャラもバラバラのままでいきたいですね。
湯浅順司:個性はを大事にするけれど、ステージ上のパフォーマンスは全体でバシッと決める!みたいな、ギャップを強みとして活かしていけたらなと思います。
水川心愛:日本語以外の言語の歌詞でも歌えるグループになりたいですね。英語、韓国語、中国語・・・だけじゃなく色々な言葉の歌を歌いたい。色々な国を回れるくらい大きなグループになって、海外でも愛されるようになりたいです。
牧野りりさ:一人ひとりが輝いているグループになりたいです。集まらなくても、一人ひとりがしっかり輝いていきたい。いずれは個人のお仕事もできるようになりたいです。
坂口渚沙:LarmeRっていう名前だけじゃなくて、一人ひとり全員の名前を覚えてもらえるくらい有名なグループにしていきたいです。
デビュー楽曲「この雫は、海を越える。」は「メンバーの人生背景を踏まえた歌詞になっている」
ーー坂口さんはAKB48としてのキャリアもあります。なぜ再びアイドルの道を選んだのか想いをお聞かせください。
坂口渚沙:大人数で恵まれた環境にはいたんですけど、「もどかしい」っていう想いが大きかったんです。自分だけじゃなくて、ファンの方にももどかしい想いをさせてしまったと思っていて。こういう形で再デビューできたので、ファンの皆様を笑顔にしたいです。まだまだアイドルをやり切ったとは思っていなくて、今もメラメラしています。
ーーデビュー楽曲「この雫は、海を越える。」を初めて聴いた時の印象はいかがでしたか?
みのり:勝手なイメージでカッコいい系、セクシー系の曲でデビューすると思っていたんですけど、実際に聴いてみたら可愛い系の曲だったのでびっくりしました。でも歌詞を読んだ時に、自分たちに当てはまる部分があったので、どういう意味があるんだろうって考えながら聴いていました。
湯浅順司:メンバー皆みんなの人生背景を踏まえた歌詞になっているんですよ。例えばみのりなら、K-POP事務所で長く研究生をやってたので「鏡の前で汗を流す~」というフレーズを渡したり、メンバーそれぞれのための歌詞を割り当てています。歌詞は、作曲の俊龍と2人で考えました。
ーーSizuk Entertainmentとしては、グループメンバーの人数はどのように決めたのですか?
湯浅順司:最初から5〜7人と決めていました。大人数のグループだと、自分専用の衣装や振り分けのポジションを貰えない子もいっぱいいるんです。せっかく人生をかけてアイドルになるのに、自分のポジションもなければ衣装もないって、そんなアイドル人生切ないな、って。だから僕のグループでは、ちゃんと自分のポジション曲を持っていてほしいし、自分専用の衣装をあげたい、っていう想いがあったんです。一人ひとりが最も輝くグループの人数って何人だろうってずっと研究してて、その結果5〜7人になりました。
――たしかに、衣装もみなさん違うんですね。歌割りも個人の背景に合わせて…となると誰一人欠けられないですし、みなさん責任重大ですね!
全員:はい!!
目指すのは“多国籍ビュッフェ”のようなグループ「飽きさせないライブをしていきたい」
ーー今後どういうライブをしていきたいですか?
坂口渚沙:一度見たらずっと熱量が冷めないようなライブをやりたいです。楽しかったって余韻が残るライブがしたいですね。そのためには、1曲ごとに全然違う姿を見せる必要があると思っています。とにかく飽きさせないライブをしていきたいです。
湯浅順司:今のアイドルグループってコンセプトが決まってる場合が多いと思うんですけど、私たちは型にハマらないスタイルでやっていきたいですね。一言で言うと、多国籍ビュッフェを目指しています。言語もジャンルも色々バリエーションが豊富なライブをしたいですね。一緒に盛り上がれる王道のアイドル曲をやりつつ、K-POPのようにパフォーマンスを見てほしい曲、心に響く素敵なミディアムバラードなどもやれたらなと。
ーーアイドルはやってみたい夢や仕事があればお聞かせください。
みのり:ディズニー作品の歌を歌いたいです!
七海花菜:ドラマに出たいです…特に朝ドラ!出たいです!
水川心愛:雑誌のLARMEに出たいのと、いずれはCM女王になりたいです。モデルも女優もやりたいですね。グループ名もLARMEさんに似てるし!
牧野りりさ:「マジすか学園」が好きなので、このグループでドラマに出たいです。
全員:やりたい~!やろうやろう!
みのり:バラエティーでれる人になりたいね!
坂口渚沙:個人としては、地上波のオカルト番組でレギュラーを持ちたいです(笑)。あとはラルメールではレギュラー冠番組を持ちたいですね。
ーー最後に、グループとしての目標をお聞かせください。
みのり:コーチェラ!
――世界のビッグアーティストが集まるあのコーチェラですか?
七海花菜:えすごい、じゃぁそこで!
全員:いいね!
みのり:コーチェラ・フェスティバルに出たいです。そこに出られたら「最高」じゃないですか。
湯浅順司:東京ドームとかじゃないのか…!ビックリした!
水川心愛:じゃあ…ワールドツアーもやりたい!?
牧野りりさ:1STライブも終わってないのにそんなこと言う人いないよね(笑)
坂口渚沙:目標は高く行きましょう!
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