橋本良亮・佐藤流司「逃げろ!」キービジュアル(提供写真)

A.B.C-Z橋本良亮・佐藤流司・元日向坂46渡邉美穂ら、ロック・アレンジで音楽劇 キャスト&キービジュアル解禁<逃げろ!>

2022.11.04 16:00

A.B.C-Z橋本良亮と歌手で俳優の佐藤流司らが、2023年2月~3月にかけて上演される音楽劇「『逃げろ!』~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~」に出演することがわかった。


音楽劇「逃げろ!」橋本良亮・佐藤流司ら実力派キャスト集結

モーツァルトの3本の傑作オペラ『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』の台本を書いたイタリアの詩人で台本作家、ロレンツォ・ダ・ポンテの奇想天外な逃げる人生を、史実をもとにロック・アレンジされた疾走感あふれる音楽にのせて、鋭く描き出す。

舞台はウィーン。1779年にヴェネツィアを追放され逃げ出してきたダ・ポンテが、オーストリア・ウィーンで桂冠詩人として成り上がり、そしてヨーゼフ2世の死とともに追い詰められ、ウィーンも逃げ出すはめになる彼の人生の栄枯盛衰をドラマ化。

そして、ダ・ポンテ(自称天才)とモーツァルト(真の天才)、対照的なふたりがドタバタとぶつかり合いながら3作もの傑作オペラが生み出すに至ったその背景は?サリエリやヨーゼフ2世、ダ・ポンテを嫌ったレオポルト2世なども登場し、ウィーン時代のダ・ポンテの生きざまを浮かび上がらせる。

モーツァルトのオペラをクラシック形式そのままではなく、ロックテイストにアレンジしスピード感あふれる楽曲、さらにオリジナル曲も含め、バンドによる生演奏、キャストたちの歌を絡め、厚みのあるステージを作り上げる。

出演は、イタリアの詩人で台本作家、自称天才のロレンツォ・ダ・ポンテに橋本。そして、言わずと知れた天才作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを佐藤が演じる。また、自由奔放なイタリア人女性ココには、今年7月に日向坂46を卒業した渡邉美穂。ダ・ポンテがイタリアからウィーンに逃げ出す途中に出会った少年バレッラに弓木大和。ヨーゼフ2世の侍従ラザロに内河啓介。ダ・ポンテの友人で女性遍歴でも名を馳せるカサノヴァに細見大輔。さらに、モーツァルトのライバルである宮廷作曲家サリエリに、篠井英介。そして、ダ・ポンテの擁護者でありオーストリア皇帝ヨーゼフ2世に、村井國夫を迎え、本作の世界観に今一番合致する実力派、多才な俳優たちが揃い踏
みとなる。

ここ数年ますますロックテイストの舞台作品に意欲を燃やす上演台本・演出の鈴木勝秀が、最も信頼を置く大嶋吾郎の音楽・演奏と共に、“ロックバカ芝居”の集大成に挑む。

2023年2月10日~2月12日に福岡・キャナルシティ劇場、2月17日~2月19日に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、2月21日~3月1日に東京・新国立劇場 中劇場にて上演される。(modelpress編集部)

あらすじ

聖職者でありながら、女好き、ギャンブル好きのダ・ポンテは、ヴェネツィアを追われ、ウィーンに逃げ出す。だが抜け目ないダ・ポンテはそのとき、オーストリアの宮廷作曲家サリエリ宛の紹介状を手に入れていた。サリエリは、時のオーストリア皇帝ヨーゼフ2世に篤い信頼を受けていた人物で、当時のウィーン・オペラ界随一の実力者であった。ダ・ポンテは、サリエリに取り入り、ひいてはヨーゼフ2世の庇護にも預かろうと考える。ヨーゼフ2世は、イタリア・オペラを好んでおり、サリエリもイタリア人。

サリエリは、ダ・ポンテの狙い通り、親身になってダ・ポンテの面倒を見た。そしてダ・ポンテは、ついにヨーゼフ2世の寵愛も勝ち取るのであった。そして、モーツァルトのオペラの台本を書くことになる。最初にモーツァルトの『フィガロの結婚』が成功したことで、ダ・ポンテは名声を獲得。ダ・ポンテ自身も天才であると思い込んだ。だが、本物の「天才」モーツァルトとの作業は、自分がいかに凡人であるかを思い知らされるものであった。

対照的なふたりがドタバタとぶつかり合いながらも、勢いに乗ったダ・ポンテは、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』を完成させ、この世の春を満喫するのであった。だが、奢れるものは久しからず。ヨーゼフ2世の逝去と共に、人生の風向きが変わっていく…。さぁ、ダ・ポンテ、逃げろ!

橋本良亮(A.B.C-Z)コメント

この度、音楽劇「逃げろ!」の出演が決まりました。僕はダ・ポンテ役をやらさせて頂きます。演出家の鈴木勝秀さんとはもう3度目のタッグとなります。鈴木さんのオリジナル作品にまた出演できるという事で、お話を頂いた時は、いい緊張感といいプレッシャーを感じながら、よし、やってやる!と気合いが入りました。

また、オリジナルミュージックもあるという事なので今から心待ちにしています。そして、クラシックとロックを重ねるという試みもとても楽しみです。「ヘラヘラしてる、おっちょこちょい、調子もの役」とお伺いしたので、自分なりのダ・ポンテをどう演じられるのか?今からすごく楽しみです。橋本良亮が舞台で輝いてる所が好き!という方は是非遊びにきてください!ステージ上の僕は裏切りません。是非。

佐藤流司コメント

モーツァルト役を演じさせて頂きます。まずは見てください、過激と興奮で彩られたヴィジュアルを。モーツァルト本人も吃驚していると思います。そして感じて下さい。『逃げろ!』というタイトルから感じる力強さを。人生においてモーツァルトを演じる機会もそう無いと思いますので、本当に幸甚に存じます。

さて、モーツァルトと言えば「レクイエム」「魔笛」「アイネクライネナハトムジーク」などが有名ですね。クラシックを部屋で流して寝落ちする程度のミーハーな私でも知っているレベルの言わずと知れた天才。その天才を平成が産んだ天才が演じます。謙遜したいんですけどこればっかりはしょうがない。天才なのですから。天才なのだから。といった具合に、常識や社会性が欠如している役どころだと演出のスズカツさんより教えて頂きました。楽しみです。
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