黒島結菜×Sexy Zone菊池風磨「時をかける少女」実写化決定 史上初の試みで蘇る
2016.05.10 05:00
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累計250万部を超えるロングセラーを記録している小説「時をかける少女」がテレビドラマ化されることが決定。日本テレビ系7月期ドラマ「時をかける少女」(毎週土曜よる9時)として放送され、主演は女優の黒島結菜、Sexy Zoneの菊池風磨が務める。同作は1965年の原作発表以来、幾度となく実写映像化・アニメ化・舞台化されてきたが、今作では史上初の試みとなる、未来人ケン・ソゴル(菊池)側から見たストーリーも丁寧に描き出される。
物語は、ある日の放課後。理科実験室でラベンダーの香りをかいでから、芳山未羽(黒島)は「時を自在に超える能力」を身につける。それから起こる不思議な出来事、未来人ケン・ソゴル(菊池)と出会い、彼に抱く初めての「恋心」を描いた、ひと夏の切ない恋と青春ストーリー。
今作では、彼はなぜ未来から2016年に来たのか?現代での生活をどう感じているのか?少女のどこに恋をしたのか?自分のせいで少女に「時をこえる能力」を与えてしまい、どう収拾しようと苦悩していたのか?など、「連続ドラマ」だからこそできる丁寧な心理描写で、ケン・ソゴル側から見たストーリーという新たな試みに挑む。
黒島、初主演に「自分が主人公の女の子になれるとは思ってもいませんでした」
主演に抜擢された黒島は、「『時をかける少女』は小さい頃にアニメを観てから大好きな作品なので、まさか自分が主人公の女の子になれるとは思ってもいませんでした」と感慨深げにコメント。監督、スタッフの印象については「皆さんとお話をした際に、このドラマに対する熱い想いを受け、こんなにもステキな皆さんとこのドラマを作っていけることができるのは、すごく楽しみですし、感謝の気持ちでいっぱいです。今までとはまた違った新しい『時をかける少女』に出会えると思います」と意気込みを語った。
菊池風磨、初出演の思いを語る
菊池は今回の抜擢に際し、「日本テレビの土曜9時という枠は私が初めてテレビドラマに出させて頂いた枠(「スクラップ・ティーチャー~教師再生~」)であり、勝手ながら非常に思い入れのある枠でもあります」と喜びの言葉。『時をかける少女』に出演することには、「原作に始まり、様々な形で映像化され、老若男女に愛される作品であるが故にプレッシャーもありますが、今の自分にできることを全て出し切れるよう努めたいと強く思っております」とコメントした。
発表から半世紀を経て
原作者の筒井康隆氏は「この話を書いてから早くも五十年。その間映画になり、テレビドラマになり、アニメにもなり、舞台化もされ、多くの女優が演じてくれ、今またテレビドラマ化されようとしている。自分自身にとっても、他の作家の作品を見渡しても、これほど幸せな作品はあるまい」とこれまでの感謝を述べた。(modelpress編集部)ドラマ「時をかける少女」登場人物
芳山未羽(よしやま・みはね)(黒島結菜/18歳・高校3年・写真部)主人公である芳山未羽(黒島)が理科室を掃除中に誰もいない準備室に漂うラベンダーの香りをかぎ、そこから「時を自由に超える能力」を身につけてしまう。最初は混乱するが、すぐに受け入れて、この能力で様々なチャレンジを始める。受験が近づいているのに未だ「将来の夢」が見つからない未羽は、この能力を使って起こる様々な出来事を通して、自分を見つめなおしていく。ずっと「体育会」の部活ひとすじに打ち込んできたため、クラスメイトたちが盛り上がっている女の子っぽい話題には興味がなく、特に「恋バナ」が苦手。未来人の深町にかけられた催眠により、自分と深町ともう一人の友人・吾朗は「ずっと3人で一緒に遊んでいた幼馴染」だと思いこんでいるが…。
深町翔平(ふかまち・しょうへい) (菊池風磨/年齢不詳・高校3年・実は未来人ケン・ソゴル)
未羽とクラスメイトの高校3年生だが、本当の正体は2122年から来た未来人。未来では優秀な研究者で、「時をこえる薬」を使って2016年に来てみたものの、帰るための薬を落としてしまい戻れなくなってしまう。とりあえず未来に帰る薬をもう一度作るまでは、集団催眠をみんなにかけ、薬の開発に必須のラベンダーを栽培している深町家の息子として、かりそめの家族・友人の中に入り込んで生活している。高校生として初めての「授業」や「学校祭」などを経験し思い出が増えていくたびに、最初はただ利用するつもりだった未羽や友達、先生や家族たちへ愛着を感じ始め、みんなの語る「夢」や「友情」や「思い出」をうらやましく思い始める…。そして、ある日、未羽に初めて胸がザワザワする感情を持つ…「これが恋?」
黒島結菜コメント
芳山未羽を演じます黒島結菜です。「時をかける少女」は小さい頃にアニメを観てから大好きな作品なので、まさか自分が主人公の女の子になれるとは思ってもいませんでした。先日監督スタッフの皆さんとお話をした際に、このドラマに対する熱い想いを受け、こんなにもステキな皆さんとこのドラマを作っていけることができるのは、すごく楽しみですし、感謝の気持ちでいっぱいです。今までとはまた違った新しい「時をかける少女」に出会えると思います。
観てくださる皆さんの記憶に残るような作品にするために、この一夏をキャストスタッフの皆さんと一緒に、一生懸命全力で駆け抜けたいと思っていますので、よろしくお願いします。
―何度も映像化された有名原作の主人公を演じるのにプレッシャーは?
黒島:最初に観たのはアニメーションで、その後、実写映画を拝見して、今回、原作小説も読ませていただきました。プレッシャーはありますけれど、皆さんが知っている作品に出演できるのが有難く、プレッシャーよりも頑張ろうという気持ちが大きいです。主人公の少女を演じるということで、緊張も不安もありますけど、それに負けないくらい、これからの撮影への楽しみが大きいです。この夏に思いっきり青春を演じ切りたいと思います。
菊池風磨(Sexy Zone)コメント
Sexy Zone 菊池風磨です。この度は日本テレビ土曜9時のドラマ、『時をかける少女』に出演させて頂くことが決定し、心から嬉しく思うと同時に、もう戻ることのできない高校時代において青春を過ごすことができるという、この上ないチャンスを頂いたことに対し、感謝の気持ちに満ち溢れてます。原作に始まり、様々な形で映像化され、老若男女に愛される作品であるが故にプレッシャーもありますが、今の自分にできることを全て出し切れるよう努めたいと強く思っております。さらには、日本テレビの土曜9時という枠は私が初めてテレビドラマに出させて頂いた枠であり、勝手ながら非常に思い入れのある枠でもあります。8年の時を経てこの枠に帰ってきたということもあり、少しでも成長した自分で、当ドラマに貢献できたらなと心から思います。役の上で未来人だからこそ感じることができる日本の四季の美しさや、淡い恋物語、人の温もり等、今の我々が忘れかけている幸せをお伝えできるように頑張ります。舞台は夏であり、夏ならではの楽しさと、楽しさ故の儚さを感じることができる季節だと思うので、そんな日本の夏を感じて頂けると嬉しく思います。原作者・筒井康隆氏コメント
この話を書いてから早くも五十年。その間映画になり、テレビドラマになり、アニメにもなり、舞台化もされ、多くの女優が演じてくれ、今またテレビドラマ化されようとしている。自分自身にとっても、他の作家の作品を見渡しても、これほど幸せな作品はあるまい。松本プロデューサーコメント
幼いころから「最も好きな物語」と言っても過言ではない『時をかける少女』。この作品が何度も何度も映像化されるのは、魅力的な設定やストーリーの間に存在する「すき間」に、作品に触れたみんなが自分なりの想いや願いを込められるからだと思います。2016年の『時かけ』連ドラ化に際し、新しいオリジナルのストーリー展開をすることに、筒井先生からご快諾頂きました。原作の大切な部分はもちろん残しつつ、「時をかける能力」を得ることで、未羽や深町、彼らの家族、友達が何を感じ、どう生きるのか…。数多くいらっしゃる原作ファンの方々にも、今回初めて『時かけ』に接する方にも、存分に魅力を感じて頂けるよう、丁寧に、そして楽しく明るくドラマを紡いでいきたいと思います。そして、せっかくの「真夏に放送する土ドラ」! 海、青空、花火、夏祭り…夏の美しい風景の中、最近珍しい「ド直球の熱く切ない青春ドラマ」をお届けします。まさに青春まっさかりの黒島結菜さん、菊池風磨くんというキラキラ輝く素敵なキャストのみなさんと一緒に「今年の夏をかけぬけるぞ!」とスタッフ一同盛り上がっております。是非ご期待下さい!
【Not Sponsored 記事】
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