中川大志、山崎紘菜、森川葵ら“実写化不可能”の人気コミックを完全再現　新ドラマキャスト発表

原作は、第37回講談社漫画賞を受賞し、累計600万部を突破した人気作。ドラマはMBS・TBSで2015年10月クール（MBSは10月25日深夜24：50～、TBSは27日深夜25：11～、）に放送される。

舞台は、全寮制の元女子高・私立八光（はちみつ）学園。入学してきた藤野清志（キヨシ）ら5人の男子生徒は、ある日、女子風呂をのぞこうとした罪で学園を掌握する「裏生徒会」に拘束されてしまう。罰として懲罰棟（通称：プリズン）と呼ばれる監獄での1ヶ月の謹慎生活を強いられることになるが、さまざまな手段で脱獄を試みる…という物語だ。

主人公のキヨシを演じるのは、中川大志。映画「通学途中」、ドラマ「南くんの恋人」と話題作が控える注目の俳優。プリズンスクールでは、これまでの爽やかなイメージから一転、熱くおバカで一途な高校生を演じる。

「腹筋が崩壊するほど笑って、笑撃を受けた作品は『監獄学園』が初めてでした」という中川は、今回の抜擢に「キヨシ役をやらせて頂く事に大きなプレッシャー、沢山の葛藤を感じました。ですがそれ以上に、僕があの『監獄学園』の世界に入れるんだ！キヨシになれるんだ！という高揚感でいっぱいになりました」と感激した。

山崎紘菜らフレッシュな女性陣が揃う

さらに、脱獄を試みる男子たちを退学に追い込む裏生徒会の女子3人にもフレッシュで豪華な女性陣が揃う。

男子を嫌悪し、その美貌と権力で女子生徒を束ねる、裏生徒会会長・栗原万里を演じるのは、映画「神様の言うとおり」（三池崇史監督）でヒロインを務めた山崎紘菜。長身でスレンダーな身のこなしで、万里の強く逞しい清廉な美しさを表現する。

全国4位の空手の実力を持ちながら、性にはとてもウブな一見ゆるふわ系の女の子、裏生徒会書記・緑川花には、ドラマ「表参道高校合唱部！」、映画「TOO YOUNG TO DIE！ 若くして死ぬ」（宮藤官九郎監督）と立て続けに話題作に出演する森川葵。キヨシ役の中川とは本作が2度目の共演となり、原作きっての“キヨシVS花”で絶妙な掛け合いを見せる。

万里に忠誠を誓い、ダイナマイト巨乳を揺らして男子にムチを振るう裏生徒会副会長・白木芽衣子を演じるのは、“グラビア史上最高のボディ”と謳われ、近年、女優として活躍の場を広げる護あさな。再現不可能と言われた“芽衣子ボディ”に、汗の一滴まで再現した完成度の高さと気迫で挑む。

実力派、ドラマ初レギュラー、お笑い芸人…個性豊かなキャスト陣

キヨシとともに戦う男子4人にも、個性的なメンバーが揃った。練馬一の知将／猛将、ガクトを演じるのは、映画「深夜食堂」やドラマ「みんな！エスパーだよ！」に出演する、演技派俳優・柄本時生。

金髪リーゼントのヤンキー風男子、シンゴを演じるのは、蜷川幸雄演出の舞台「身毒丸」や、ドラマ「リーガル・ハイ」など話題作に出演している矢野聖人。

仲間思いで優しいが、実は一番のドMブタ野郎、アンドレを演じるのは、お笑い芸人のガリガリガリクソン。

さらに、キヨシが想いを寄せる相撲好きの女の子・千代には、モデルの武田玲奈。連続ドラマにレギュラーメンバーとして出演するのはこれが初めて。原作でも人気の「ごっつぁんです」の姿に、世の男性が骨抜きにされること間違いなし。

1コ上の先輩で、シンゴが憧れる杏子（あんず）を、モデルとして活躍し、ゼクシィのCMでも注目されている美少女・新木優子が演じる。

話題の人物も抜擢

そして、ドラマの舞台となる八光（はちみつ）学園の理事長を演じるのは、ドラマ「刑事　7人」や「ストロベリーナイト」等で圧倒的な存在感を放つ高嶋政宏。ダンディーだが、尻をこよなく愛する理事長に強烈なインパクトを与え、熱い役者魂で若手俳優陣をリードする。

また、アリを飼育するのが趣味で、咳き込みながら常にフードをかぶっているジョーに関しては、ドラマ初出演となる話題の人物を抜擢。詳細は追って発表される。

「実写化不可能」の作品に挑む

「実写化不可能」の6文字がつきまとってきた同作。今回、その難題に挑み、命を吹き込むのは井口昇監督。「ここはさすがに実写では無理だよな、どうせやらずにカットするんだろうな、というマンガの名シーン…シャワー、キヨシと花、ドアノブ、腕相撲…挙げれば切りがありませんが、キャストが体当たりでどう挑み、どんな仕上がりになったのか、詳細は本編をお楽しみに！！」と自信を覗かせ、「生身の役者で表現するとこうなるん…だ！（笑）」とコメントを寄せた。

なお、同作の特報映像は、現在放送中のドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」第7話の最後で初解禁される。（modelpress編集部）

中川大志コメント

ドラマ「監獄学園―プリズンスクール―」で、キヨシ役を演じることになりました中川大志です。
これまであまり漫画を読んでこなかった僕が、腹筋が崩壊するほど笑って、笑撃を受けた作品は「監獄学園」が初めてでした。
あっという間に読み終わってしまい、気付けばこの作品の世界観にどっぷりとハマり、虜になっていました。
初めは、ドラマ版でキヨシ役をやらせて頂く事に大きなプレッシャー、沢山の葛藤を感じました。
ですがそれ以上に、僕があの「監獄学園」の世界に入れるんだ！キヨシになれるんだ！という高揚感でいっぱいになりました。
そして、現場に入ると、衣装、小道具、セットなど、想像をはるかに超えるクオリティで、「監獄学園」のあの世界観が再現されていました。
僕自身も1ファンとして、原作を読み込み、キヨシを愛し、少しでもキヨシに近づきたいという思いで演じました。
僕だけでなく、キャスト、スタッフ全員が、ファンの方にも、胸を張ってお届け出来るものが出来上がったと思います。
実写化され、より生々しく、より面白くなったドラマ「監獄学園―プリズンスクール―」を、是非楽しみにお待ち下さい！