chay、下積み時代は観客0人「感慨深い」
2016.05.29 17:21
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アーティストで雑誌「CanCam」専属モデルとしても活躍するchayが、29日、神奈川・ラゾーナ川崎プラザにて、8thシングル「それでしあわせ」とライブツアーDVD「chayメリクリツアー2015~みんなのことが好きで好きで好きすぎるから~」のリリース記念ミニライブイベントを開催し、デビュー前の苦労や、熊本の被災地で行った活動について語った。
「逆に凄く鍛えられた」下積み時代
全国9ヵ所を周るリリースイベントのファイナルとなったこの日、chayはデビュー前に2年間程、各地で路上ライブを繰り返していたときを回顧し中でも川崎駅では何度も開催したことを告白。「最初なんか、(観衆が)ゼロ人です。…歌いました」「ゼロのときもありましたし、3人のときもありましたし、多くて、2、30人」と言い、「誰も足を止めてくれないときもありました。だから、今日はたくさんの方に集まって頂いて凄く嬉しいし、感慨深いなと思います」と語った。「逆に凄く鍛えられたなと思います、その悔しい思いだったりとか…」と思い返し、「やはり、勇気が必要なんですよ、誰もいない中で歌ったりするのには」としみじみ。「そこで根性が据わった気がします。今となっては、やってよかったなと思いますし、いい経験だったなと思います」と晴れ晴れとした笑顔を見せた。
熊本の被災地訪問
また、chayは、熊本の被災地で行った活動を、「プライベートで行って、炊き出しをしたり、歌を歌わせて頂いたり、弾き語りをさせて頂いたりしました」と紹介。
「皆さんが辛い思いをしている中で、少しでも、歌っている間だけでも、笑顔になって下さったことが本当に嬉しかったです。改めて、この仕事をしていてよかったなと実感したり、歌を歌っていてよかったなと心の底から思えた瞬間でした」と心境を吐露し、「逆にパワーを貰ってしまいました」と感謝。
「もっと、もっと、聞いて下さる皆さんを笑顔にしたいという思いが強くなりました。熊本に行ってからの新曲のリリースだったり、リリースイベントだったりしましたので、今まで以上に1曲を大切に、大切に歌おうと思いました」と、シンガーとして特別な思いが芽生えたことを告白する一幕もあった。
「今、幸せ?」最近の変化を明かす
ミニライブでは、大勢のファンから声援を贈られながら、フジテレビ系ドラマ『早子先生、結婚するって本当ですか?』(毎週木曜午後10:00)の主題歌にもなっている「それでしあわせ」を含む4曲を熱唱。
新曲「それでしあわせ」については、「今までは自分が経験してきたことだったり、等身大の恋愛というものをテーマに書くことが多かったのですが、今回は、“幸せ”という、もの凄く壮大なテーマに挑戦して書いた曲です」と、大きな挑戦だったという。
「今、幸せ?」と尋ねられると、「幸せです!」と満面の笑みを浮かべ、「数年前までは、幸せを漠然と大きなものと捉えていました。当時はがむしゃらに夢を追っていて、夢を叶えることだけが幸せと感じていた時期もありました」と過去の自身の姿を顧みた。
続けて、「でも、デビューして、自分なりに辛い思いだったり、悔しい思いだったりをして、苦しい時期を乗り越える中で、より何気ない瞬間だったり、今までは当たり前だと思っていたことだったり、プライスレスなものに対して『幸せだな』と思う瞬間が増えました」と目を輝かせ、「最近は、今まで余裕がなくて気付けなかった小さな幸せみたいなものを凄く感じる様になっています」と最近の変化を明かした。(modelpress編集部)
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