土屋太鳳、ブランク乗り越え自身初の挑戦 ダンサーとしての才能に絶賛の声
2016.03.02 11:00
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女優の土屋太鳳が、オーストラリア出身のシンガー・ソングライター、シーアの「アライヴ」の日本版ミュージック・ビデオ(以下、MV)が出演した。MVでは、3歳から日本舞踊やバレエなどを習い、現在在学中の日本女子体育大学でも舞踊学を専攻している土屋が、楽曲に込められた心情や世界観を、コンテンポラリー・ダンスにて表現。シーアの壮大、かつエモーショナルなメロディーと、土屋ならではの圧倒的な表現力による、強力なコラボレーションが実現した。なお、土屋にとっては、洋楽曲のMVに出演するのも、本格的なコンテンポラリー・ダンスを披露するのも今回が初となる。
シーアとは
シーアは、MV総再生回数24億回、2度のグラミー賞ノミネート歴などの実績を持つシンガー・ソングライター。「アライヴ」は最新アルバム「ディス・イズ・アクティング」に収録されているアデルとの共作曲であるリード・シングルとなっている。シーアのMVは、11歳少女ダンサー、マディー・ジーグラー(「シャンデリア」)や、日本人天才空手少女、高野万優(「アライヴ」オリジナルMV)など、毎度自身のトレードマークであるボブのウィッグを着用したシーアの“分身”のようなパフォーマー、演者がフィーチャーされていることで知られているが、日本版MVでも土屋がシーアの“分身”的存在となり、ダンスを披露。繊細でありながら、時には狂気を帯びたような表情と、圧倒的な身体能力で、楽曲のダイナミズムを見事に表現している。
土屋太鳳も創作に参加 ダンサーの新たな一面を開花
振付は、ストリートダンスやバレエ、コンテンポラリーなど、多岐にわたる分野で世界的に活躍する辻本知彦氏が担当し、ジャンルに囚われない独自のコリオグラフィーで「アライヴ」の歌詞の世界観を創り上げた。土屋自身も創作に参加し、自身が得意とする“太鳳ジャンプ”などのダイナミックな動きも取り入れている。今回初の洋楽MV出演を果たし、さらにコンテンポラリー・ダンサーとしての才能を初披露した土屋。以前よりシーアのMVに興味があり、多忙なスケジュールの合間をぬってでも出演したいという思いから、約3週間の稽古を重ねての待望の完成となった。持ち前の豊かな表現力に溢れたコンテンポラリー・ダンスを披露するという、“ダンサー”としての土屋の新たな一面が見られる映像に仕上がっている。
強い出演への思いと絶賛の声
「シャンデリア」をきっかけにシーアを知ったという土屋は、その歌声と映像に衝撃を受けたといい「動物の鳴き声のようにも聞こえて、暴力的な命の叫び声なんだけれども、凄くさみしくて悲しい、それが魅力的な歌声…私自身も迷いのある時期に、シーアさんの歌声と映像に出会って、『このままではだめだ!』と強く感じました」と感銘を受けた様子。MV出演にあたっては「身体全体で表現をすることに対するブランクがあった」と明かしながらも「稽古では悔しく思うこともありましたが、本当に幸せな時間でした。心のやりとりをした先生方、そして稽古のサポートをしてくれた大学の友人2人に、本当に感謝しています」と達成感に満ちあふれている。撮影については「『生きようとする何か』『生きたいと思う何か』を注ぎ込もうと思って挑みました」と強い思い入れを語った。
また振付を担当した辻本氏は「シーアの音楽の世界に入った、彼女の踊りを見て鳥肌が立つ」と土屋を絶賛。さらに「本能的でありながら、しっかりと心の奥は冷静で、時より恐怖を感じさせる。僕のイメージする楽曲ALIVEに登場してくる人物になっていく彼女。恐ろしい程の変貌と表現力。振付を終えての感想は『ただただ、素晴らしい…』の一言でした」と褒めちぎった。
MVの予告編映像は公開中。本編映像は3月6日深夜にオンライン公開を予定している。(modelpress編集部)
土屋太鳳コメント
シーアさんを知ったのは「シャンデリア」がきっかけで、歌声と映像に衝撃を受けました。動物の鳴き声のようにも聞こえて、暴力的な命の叫び声なんだけれども、凄くさみしくて悲しい、それが魅力的な歌声…私自身も迷いのある時期に、シーアさんの歌声と映像に出会って、「このままではだめだ!」と強く感じました。「アライヴ」を初めて聴いた印象は、“野生”。「私は何があっても生きていくんだ」という、想像するよりも、凄いパワーだと思いました。身体全体で表現をすることに対するブランクがあったので、稽古では悔しく思うこともありましたが、本当に幸せな時間でした。心のやりとりをした先生方、そして稽古のサポートをしてくれた大学の友人2人に、本当に感謝しています。
撮影では、「生きようとする何か」「生きたいと思う何か」を注ぎ込もうと思って挑みました。ご覧になられる皆さんにもそれが伝わると嬉しいなと思っています。
辻本知彦氏コメント
なんだろう。シーアの音楽の世界に入った、彼女の踊りを見て鳥肌が立つ。身体を通して見える彼女の内面がとてもピュアで胸に突き刺さる。そうとも思えば、また別の顔を見せてくる。本能的でありながら、しっかりと心の奥は冷静で、時より恐怖を感じさせる。僕のイメージする楽曲ALIVEに登場してくる人物になっていく彼女。恐ろしい程の変貌と表現力。振付を終えての感想は「ただただ、素晴らしい…」の一言でした。音楽と踊りに魂を頂きました。
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