レコ大総まとめ！三代目JSB、AKB48、西野カナ、西内まりや、きゃりーぱみゅぱみゅ、AAA

総合司会は仲間由紀恵と安住紳一郎アナ

レコ大の総合司会を務めるのは、女優の仲間由紀恵と安住紳一郎アナウンサー（TBS）。昨年に続き2度目となる仲間は鮮やかなイエローのドレス姿で登場し「皆さま、こんばんは。去年に引き続き司会を務めさせていただきます仲間由紀恵です。よろしくお願いします」と安定感のあるトーンで挨拶した。

AKB48「フライングゲット」披露で3年ぶり大賞へ意気込み

AKB48が2011年に初めて大賞を受賞した「フライングゲット」を披露。4年前、初めて大賞を受賞した時のVTR後、高橋みなみは「思い出しますね。前田敦子と大島優子と手をつないでいました」としみじみ振り返り、「やっぱり大賞を狙っていきたいです」と2012年の「真夏のSounds good ！」以来3年ぶり大賞へ向けて意気込みを見せた。その後、渡辺麻友がセンター、指原莉乃と柏木由紀がサイドの「フライングゲット」を披露。4年前と変わらぬ、キレキレのパフォーマンスを繰り広げた。

三代目JSB「頭が真っ白になった」昨年大賞受賞「R.Y.U.S.E.I.」歌唱に感慨

過去の受賞者として、昨年「R.Y.U.S.E.I.」でレコード大賞を初受賞した三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEがステージに登場。ボーカルの今市隆二は「本当に嬉しくて、頭が真っ白になった。HIROさんの笑顔を見られて、ATSUSHIさんの目の前でパフォーマンスできたことが嬉しかったです」と改めて当時の喜びを振り返った。

また、この1年での変化を聞かれるとNAOTOは「『R.Y.U.S.E.I.』という楽曲は1年前に出させていただいたんですけれど、今年の方が盛り上がって、レコード大賞の影響力の大きさを感じました」としみじみ。彼らの代名詞になった“ランニングマン”を、この日も全力でパフォーマンスした。

西内まりや、AKB48、三代目JSB、AAA…ヒットメドレーで“日本の四季”彩る

西内まりや、AKB48、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE、AAAらが“日本の四季”メドレーを披露。日本の四季メドレーでは、春夏秋冬それぞれをテーマにしたヒットソングを歌唱した。1曲目はJUJU×西内の、松任谷由実の名曲「春よ、来い」でスタート。その後、AKB48がキャンディーズの「春一番」、AAAの宇野実彩子＆伊藤千晃がケツメイシの「さくら」を披露した。

三代目J Soul Brothersの登坂広臣＆今市隆二は、自身の曲「花火」で夏を彩る。秋ソングでは、司会を務める仲間由紀恵が、杉並児童合唱団とともに「赤とんぼ」を合唱、西内はAKB48をバックに従え、竹内まりやの「SEPTEMBER」を披露。冬ソングでは、JUJUがレミオロメンのヒット曲「粉雪」、AAAの浦田直也＆西島隆弘がSMAPの「夜空ノムコウ」をそれぞれ歌い上げ、会場を魅了した。

lol、大舞台“レコ大”で新人とは思えぬ圧巻パフォーマンス

新人賞にノミネートされたlolは、佐藤友祐、小見山直人、hibiki、honoka、mocaの5人からなり、全員がダンスとボーカルを担当。デビュー前からTwitterなどのSNSで人気を集め“期待の大型新人”と話題に。この日は赤い衣装で8月にリリースしたデビュー曲「fire！」を披露。キレキレのダンスと、迫力のある歌声で、新人とは思えぬ圧巻のパフォーマンスを繰り広げた。

歌唱後、袖で見守っていた安住アナが「最後、センターのhibikiさんの腹筋がすごかったですね」と縦にうっすらと筋の入ったくびれを絶賛していた。

こぶしファクトリー「レコ大」最優秀新人賞

ハロー!プロジェクトに所属する8人組女性アイドルグループ・こぶしファクトリーが最優秀新人賞を受賞。2015年1月、ハロー!プロジェクトコンサート「Hello!Project 2015 WINTER」で、ハロプロ研修生から藤井梨央、広瀬彩海、野村みな美、小川麗奈、浜浦彩乃、田口夏実、和田桜子、井上玲音の8人による新ユニットが結成され、同年2月、ユニット名が「こぶしファクトリー」に決定した。「ドスコイ！ケンキョにダイタン」で9月2日にCDデビュー。

最優秀新人賞として名前が呼ばれるとメンバーはみな感激。「今日はとても緊張していたんですけど、8人で頑張ろうって決めていたのでとても嬉しいです」と喜び、「こぶしファクトリー、一生に一度しかないチャンスを掴むことができて本当に嬉しいです。今まで応援してくださった方に感謝の気持ちをたくさん伝えたいです」と心境を語った。

AKB48、卒業の高橋みなみに捧げた「レコ大」…全身全霊のパフォーマンス

来年3月をもってグループを卒業することが決まっている高橋みなみは、今年が最後の出場となる。指原莉乃は「今回のレコード大賞がたかみなさんにとって最後になるので、グループにとって最高の形で見送りたい」と熱く意気込み。渡辺麻友は高橋に対して「感謝と尊敬の気持ちが強い」としながら、「今日はメンバー揃って全身全霊のパフォーマンスを披露したいと思います」と力強くコメントした。

一方の高橋は「最後ですし、今いるメンバーと受賞したいって気持ちはすごくあります」と思いを明かす。司会のTBS安住紳一郎アナウンサーから「メンバーと目は合わせられないですか？」と問われると、目を潤ませながら「ちょっと…危ないですね、ちょっと」と涙をこらえる一幕もあった。

AKB48は2011年に「フライングゲット」、2012年に「真夏のSounds good！」で大賞を受賞。今年は島崎遥香のセンター楽曲「僕たちは戦わない」を披露し、難関のダンスパフォーマンスを繰り広げた。

きゃりー、“お茶”モチーフの衝撃衣装で個性全開「もんだいガール」

パフスリーブのブラウス×ロングスカートで現れたきゃりーぱみゅぱみゅは、頭にポットを乗せた衝撃の衣装で登場。さらにブラウスの胸元に施されたティーカップに注がれた瞬間のお茶も表現しており、「今回はお茶がテーマになっていまして、頭からお茶が注がれています！ティースプーンですごくメルヘンになっています」とにっこりアピールした。ステージでは今年3月にリリースした「もんだいガール」を披露。きゃりーらしい個性溢れる衣装とキュートな歌声で、会場を魅了した。

西内まりや「帰ってこれました」1年ぶり「レコ大」ステージで感謝の弾き語り

昨年新人賞を受賞してから早1年。今回、大賞候補の優秀作品賞を受賞した西内まりやは「帰ってこれました、ありがとうございます」と笑顔。昨年のVTRが流れると、恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべた。当時、ステージで盾を抱きかかえ涙を流し「お母さん獲ったよ」と報告していたが、母からは「これからやね」と叱咤激励されたことも明かした。

そして今回、自身で作詞作曲を手がけた楽曲「ありがとうForever...」で優秀作品賞を受賞したことについて「こうして自分で作った曲を歌わせてもらって嬉しいです」と感謝を述べ、「“ありがとう”という気持ちを込めて歌わせてもらいます」と語った。その後、弾き語りで熱唱。噛みしめるように丁寧に歌い上げ会場を魅了した。

AAA「愛してるのに、愛せない」で魅せる“10周年の絆”

今年9月にデビュー10周年を迎えたAAA。総合司会の仲間由紀恵と安住紳一郎TBSアナウンサーから祝福されるとメンバーの西島隆弘は「アリーナツアーや野外ライブ、初のアジアツアーなどライブ尽くしでした」と振り返った。

AAAは10年前の2005年には最優秀新人賞を受賞し、今年9月16日に50枚目のシングルとしてリリースした「愛してるのに、愛せない」で2010年より6年連続の6回目の優秀作品賞を受賞した。「愛してるのに、愛せない」は切なすぎるミディアムチューン。しっとりと歌声を響かせつつも息ぴったりのパフォーマンスで“10周年の絆”を見せていた。

西野カナ「トリセツ」モチーフの豪華ドレスで高音響かせる

西野カナは今年9月にリリースした27枚目のシングル「トリセツ」で優秀作品賞を受賞。同楽曲について「実際の取扱説明書に近づけようとしました。言葉のニュアンスとか」と笑顔を見せ、「いろんな方の気持ちを込めた楽曲になりました」と想いを明かした。

この日は取扱説明書をモチーフにし、本がたくさん並んだようなスカートが印象的な豪華ドレスで登場。澄んだ高音を響かせながら熱唱し、会場を魅了した。

三代目JSB、2年連続 「レコ大」大賞

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEが、昨年に続き2年連続で大賞を受賞した。名前を呼ばれると安堵の表情を浮かべ、ボーカルの今市隆二は「本当に心から嬉しいですね。全ての方に感謝しています」と感無量。昨年の「R.Y.U.S.E.I.」から一変、今年はバラード曲「Unfair World」で受賞できたため「（バラードが）武器でもあったので、それで勝負できてよかったです」と喜んだ。今市は目に涙を浮かべつつも、メロディに合わせたしっとりとした歌声で再度「Unfair World」を熱唱。ダンサーとともに息ぴったりなパフォーマンスを繰り広げた。

「第57回 輝く！日本レコード大賞」

「第57回 輝く！日本レコード大賞」は、2015年の日本の音楽界を代表する楽曲、アーティストが一堂に会する音楽の祭典。最優秀新人賞はこぶしファクトリー、大賞は三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBEの「Unfair World」が受賞した。TBSで17時半より生放送された。（modelpress編集部）

「第57回輝く！日本レコード大賞」各賞受賞者＆受賞作品

【優秀作品賞】
「愛してるのに、愛せない」AAA
「ありがとうForever...」西内まりや
「Unfair World」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
「愛しのテキーロ」氷川きよし
「お岩木山」三山ひろし
「トリセツ」西野カナ
「僕たちは戦わない」AKB48
「もんだいガール」きゃりーぱみゅぱみゅ
「大和路の恋」水森かおり
「私以外私じゃないの」ゲスの極み乙女。

【最優秀アルバム賞】
「葡萄」サザンオールスターズ

【優秀アルバム賞】
「Tree」SEKAI NO OWARI
「Tint」大貫妙子と小松亮太
「Bremen」米津玄師
「Your TUBE ＋ My TUBE」TUBE

【最優秀歌唱賞】
松田聖子

【特別賞】
あったかいんだからぁ♪（クマムシ）
福山雅治

【新人賞】
lol
こぶしファクトリー
花岡なつみ
安田レイ

【日本作曲家協会選奨】
石川さゆり
山内惠介

【作曲賞】
つんく♂「うまれてきてくれて ありがとう」（クミコ）

【作詩賞】
喜多條忠
「スポットライト」山内惠介
「横濱の踊り子」北川大介

【編曲賞】
亀田誠治
「あなた」いきものがかり
「瞳」大原櫻子

【企画賞】
「VOCALIST 1～6」徳永英明
「心と体を整える～愛の周波数528Hz～」
「自律神経を整える音の処方箋 ～愛の周波数528Hz～」ACOON HIBINO
「高見沢俊彦プロデュース ウルトラヒーローソング列伝」
Takamiy／つるの剛士／DAIGO／宮野真守／THE ALFEE／ボイジャー
「なかにし礼と12人の女優たち」
常盤貴子／水谷八重子／南野陽子／平淑恵／浅丘ルリ子／桃井かおり／泉ピン子／佐久間良子／高島礼子／草笛光子／大竹しのぶ／黒柳徹子
「平和元年」元ちとせ
「松本隆 作詞活動四十五周年トリビュート 風街であひませう」
「八奏絵巻」和楽器バンド
「Request」
「RequestII」JUJU
「River Boat Song-Future Trax-」朝倉さや

【功労賞】
五木寛之
菊池俊輔
小林亜星
布施明
美川憲一

【特別功労賞】
江藤勲
加藤邦彦
菅原やすのり
只野通泰
ちあき哲也
三島大輔