<貸し借りマナー>わが子が学校で友だちに何度も文房具を貸す。すぐなくなるからやめてほしい
2024.04.21 19:25
提供:ママスタ☆セレクト
子どもが学校で使うものは、きちんと買いそろえておく家庭が多いことでしょう。しかし子どもが親に言わなかったり親自身も忘れたりして、学校に持ってこられない子もいるようです。そうすると、誰かを頼ることになってしまいますね。
『子どもが学校で、友達に「セロハンテープを貸して」と言われて貸しています。そのためセロハンテープがすぐになくなり、その度に買っています。教室にもセロハンテープはあるけれど、先生に言わないといけないから、セロハンテープを持っている子に「貸して」と求めるらしいです。「貸して」だと「嫌だ」と断れないし、どうすればよいのだろう』
ママスタコミュニティのあるママの場合、お子さんが友だちに頼られる立場なのだそう。セロハンテープは1回に使う量がそれほど多くはないでしょうから、本人たちにとってもちょっとしたことになのでしょう。しかしそれが何度も繰り返されれば、結果的にセロハンテープの買い足しをするほどの量になってしまいます。学校での、ものの貸し借りに関しては、ほかのママたちも注意しているそうでコメントが寄せられています。
都合のよいように利用されているだけでは?
『たまたま忘れたなら貸すけれど、最初から友だちをアテにするのは違うよね。友だちの都合のよいように使われているだけだし』
友だちがたまたまセロハンテープを忘れてしまったならば、貸してあげるのは問題ないですよね。その友だちも今後は忘れないように注意するでしょうから、今回限りの貸し借りになります。でも、いつも貸してと言われるならば、相手は投稿者さんのお子さんに言えば貸してもらえると、最初から思っているのでしょう。それでは友だちの都合のよいように、利用されているだけになってしまうのではないでしょうか。今はセロハンテープを貸すだけですが、言えばなんでも貸してくれると友だちが勘違いしてしまう恐れもあります。今後はますますエスカレートして、要求される頻度が高くなったり、高額なものになったりするかもしれません。そうなると親としても心配になってしまいますね。
同じ経験をしたママたちも
『わが子はテープのりだった。借りる子は親に言えない、言うのを忘れるらしく、隣の席のわが子が毎回貸してあげていた』
『うちの子も図工で使う材料をとられた。容器がほしいと言うから、わざわざ買いに行ったのに。使わないものをちょうだいと言われたらしい。ほかにも、マジックペンが家にある人は持ってきてと指示があって、セットで買ったら、貸してと言われて数本がそのまま行方不明』
学校で使う文具や工作の材料などでトラブルが発生するのは、そう珍しいことではないのかもしれません。貸してと言う子は、親に買ってと言えない場合もあるのかもしれませんが、毎回貸してあげる側になると複雑な気持ちになってしまいますよね。また貸しても返ってこないケースもあるようで、お金を出して買った側としては苛立ちを感じてしまうのは当然のことでしょう。
担任の先生に相談するのがよさそう
『学校に言う。貸してと頻繁に言われて困っています。返してもらえるものでもないですし。セロハンテープの貸し借りはしないと指導してくださいと』
子ども同士の場合、友だちに貸してと言われると断りにくいケースもあります。友だちに嫌われるのではないかと考えてしまったり、貸さなかったことが原因でいじめられると思ってしまったりする場合もあるのでしょう。やはり担任の先生に相談をするのが得策かもしれませんね。クラス全体に向けて先生から、ものの貸し借りをしないように注意をしてもらうとよさそうです。
学校での、ものの貸し借りについて家庭でも話してみては?
『お子さんと、ものの貸し借りについて、ルールを決めるための話し合いをしたらどうかな』
困っている友だちがいれば、手を差し伸べるのは悪いことではありません。しかし友だちがいつも誰かを頼ってしまうようになるのは、その子のためにもなりませんね。とくに子ども同士での貸し借りとなると、失くされたり、返ってこなかったりする場合も少なくないでしょう。そうすると子ども自身だけではなく、親にも迷惑をかけることになるので、貸し借りについては親子できちんとしたルールを作るのもよさそうですね。例えば、1回だけならよい、友だちがたまたま忘れてしまったならよいなど、子どもの意見を踏まえて決められそうです。
一方で、友だちにものを貸さないのは意地悪と考えるなど、子どもが不安になる可能性もあります。ただ、簡単に貸してしまうと今後も同じことをされてしまうかもしれません。そうなると、あとあと困るのは誰なのかなど、お子さんと話し合ってみるのはどうでしょうか。今だけを見るのではなく、将来的に自分を守ることにつながることをお子さんにも理解してもらえるとよいですね。
文・こもも 編集・みやび イラスト・なかやまねこ
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