野村周平&賀来賢人、互いの印象は「頭がいい」「得体が知れない」 初共演の“微妙な距離感”に迫る<インタビュー>
2016.05.11 07:00
views
俳優の野村周平と賀来賢人がW主演を務める映画「森山中教習所」が7月9日より公開される。今回インタビューに応じた2人は、互いの印象や、撮影時のエピソード・悩んだこと、演じたキャラクターについてなど、作品を通じて感じた想いを語ってくれた。
野村周平と賀来賢人の“ちょっとアブナイ”青春
同作は、新鋭漫画家・真造圭伍の人気コミックを初めて映画化した作品。『ソフトボーイ』『花宵道中』『海のふた』と様々なジャンルの映画を独特のセンスで演出する豊島圭介監督がメガホンをとり、野村演じるノーテンキでおバカな大学生・清高と、賀来演じるクールなヤクザの組員・轟木が、一風変わった教習所で過ごすひと夏を描く。初共演は丁度いい“微妙な距離感”
― 野村さんと賀来さんは初共演だということですが、お互いの印象はいかがでしょうか。野村:イベントなどで一緒になったとき、人とは違うオーラを放っているというか、風格があって、頭がいい人なんだなという印象がありました。
賀来:どういう人間なのかあまり分からなくって、得体が知れなかったです(笑)。おちゃらけたりしているけれども、それが素なのかキャラで作っているのかとか。でも、それが素だったと分かってちょっとホッとしました。
― 実際に共演して、いかがでしたか。
野村:映画の中の役の距離感と、リアルな世界での僕たちの距離感がすごくあっていて、それが上手いこと生かされていると思いました。お互い知っているけれども知らないみたいな、微妙な距離感が。
賀来:お互い知らなくてもいい部分もいっぱいあると思うし、それがこの距離感なんじゃないかなと思います。だから今回、芝居のこともほとんど話さなかったですね。プライベートの話しかしていないです。
賀来賢人は機嫌が悪かった?
― 撮影現場ではどのように過ごしましたか。賀来:僕は周りと距離を置いていたつもりはないんですけど、周りからすると結構距離を置いていたみたいですね。実際には、「次どうしようかな」とか色々考え事をしていただけなんですけど(笑)。
野村:それを僕が勝手に機嫌悪いんじゃないかと妄想して、「監督!賀来くん機嫌悪いかもしれないです!」とか言ったりして(笑)。
賀来:アクションシーンの前は完全にスイッチが入っていました。
野村:そういうときに限って僕がミスをするんです。アクションが何回やってもできなくて、陽も落ちてきて。アクション指導の人も普段はとても優しいのに、厳しくなって。その辺はすごく怖かったですね。
賀来:意外と気が小さいのかもね。
野村:人の心を深読みしちゃう部分があるんですよね。で、2秒くらい悩んで「まぁ違うか!」みたいな(笑)。
― 演じたキャラクターの印象はどのようなものですか。
野村:清高っていうのはフリーダムな役なので、現場でも結構フリーダムにやらせていただきました。それが功を奏したところも結構あったと思います。スタッフの人たちとも気を遣わずにずっと話しているし、どれだけ遅い時間の撮影でも、みんな笑って過ごしていましたね。だからこういう清高という役をやりきれたかなというのがあります。
賀来:僕の轟木という役は、根暗といより、不器用な人間だなと思っていて、だけど清高という人間に出会って、徐々に人生観が変わっていくという、すごく人間味のある役という印象がありました。そういう轟木のパーソナルな部分は最初の段階で好きになれました。ヤクザにはなったことがないので演じていて分からない部分もあって、悩むこともありましたが、楽しかったです。
原作の再現は「違和感なし」
― 漫画的なキャラクターを演じるにあたって意識した点はありますか。賀来:ちゃんと原作を気にしようと思ったのはビジュアルくらいですね。あとは、漫画を具現化するということは、実際に“いる”って思わせないといけないから、周りとの関係性を作っていくことを意識したかもしれませんね。清高とか、他のキャラクター達がちょっとずつおかしくて、ちょっとずつずれているんですけど、その中に生きている轟木くんっていう感じでしかなかったので、役に関しては違和感とかは特になかったです。
野村:僕もこの役を演じていてあまり違和感がなかったんですよ。監督にも「野村みたいに、こんなにマンガっぽいキャラクターいないよ」って言われて。そう言われてすごい嬉しかったです。それから違和感なく演じられた気がしますね。
― 撮影中に悩んだことはありますか。
賀来:感情をなかなか出さないからロボットみたいになりがちで。でも人間味を出しすぎても役とは違うと思ったので、良い塩梅を探していましたね。
野村:僕は基本的に悩みたくないタイプなんです。悩むんですけど、監督にちょっと話したらすぐスッキリして。監督も「お前、何悩んでるんだよ!」って言ってきて、僕も「そっか!じゃあ全部任せます!」みたいな感じで。
夏の“青春”は真逆?
― 夏の思い出はありますか。賀来:ずっとバスケをやっていたので、部活ですね。最後の大会が夏だったので、あっさり終わっちゃったイメージですけど、今思い出すと楽しかったなって思います。
野村:僕は野球をやっていたんですけど、そもそも団体競技が苦手であまり楽しくなかったんです。部員が10人しかいなくて、僕が辞めると試合に出られなくなるから辞められなくって。小学校4年生から中学まで続けたんですけど、最後の夏の大会は友達の肩を借りて嘘泣きしていました。今思えばちゃんとやっておけばよかったって思います。
― ありがとうございました。
(modelpress編集部)
■野村周平 プロフィール
1993年11月14日生まれ。2009年、アミューズ全国オーディション2009「THE PUSH!~あなたの周りのイケてる子募集~」で、応募者31514名の中からグランプリを受賞。2010年「新撰組 PEACE MAKER」で俳優デビューし、その後は数々の話題作に出演。今後は、2016年7月スタートのフジテレビ系月9ドラマ「好きな人がいること」への出演や、映画「ミュージアム」の公開を控えている。
■賀来賢人 プロフィール
1989年7月3日生まれ。2007年、映画「Little DJ~小さな恋の物語」で俳優としてキャリアをスタート後、「銀色の雨」(2009)で映画初主演、テレビ東京系「クローバー」(2012)でドラマ初主演を果たし、数々の話題作に出演。現在放送中のテレビ朝日系ドラマ「グッドパートナー 無敵の弁護士」に出演中。
■映画「森山中教習所」あらすじ
マイペースでテキトーで愛想はいいけど、周囲に関心がなさそうな大学生・清高(野村)は、同級生の松田(岸井ゆきの)をフッた夏休みのある日、免許を取ろうと思い立つ。同じ頃、いつもポーカーフェイスでクールな轟木(賀来)も中島組の組長(社長)(光石研)から免許取得を命じられる。そして 2人はあり得ない出会いをする。轟木が無免許運転で、清高を車でひいてしまったのだ。
事件抹消のため、組長を乗せた車にそのまま引きずり込まれた清高が連れていかれた先は、非公認教習所。そこで判明したのは、実は彼らは高校の同級生であったこと。妙に前向きで子供のようにフリーダムな清高と、諸事情から高校を中退しヤクザの道へ足を踏み入れた轟木。生き方も境遇も正反対の2人が、キャラ者ばかりが集まる怪しい教習所で再会し、ひと夏を過ごすことになる。
木造校舎の古い廃校を自宅代わりに住んでいる上原家が経営する森山教習所。教習官はバツイチ子持ちのサキ(麻生久美子)と愛想のないばあちゃん(根岸季衣)と酔っぱらいのじいちゃん(ダンカン)、家族経営の教習所は、凄くテキトーなのに、どこか温かい。教習の合間は昆虫採集、夜は調理室で焼き肉しながら酒をのむ。清高はサキに恋心を抱きはじめ、そのまま緩やかに、そしてちょっと甘酸っぱいひと夏が終わると思っていたが…。
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
Netflix「ダウンタイム」美人受付役で話題・安田乙葉って?「ノブロックTV」でも注目の女優 役作りの参考は通っている美容クリニック【注目の人物】モデルプレス -
【PR】【元STARTOも所属・BAKUCHU(バクチュー)インタビュー】未経験者から挫折を知る経験者まで――多様な8人が集う新アイドルグループを直撃tips株式会社 -
ふぉ~ゆ~、約30年の“回り道”経て40歳目前でCDデビュー「いつでも花が咲く」4人が語る“夢を叶える秘訣”【モデルプレスインタビュー】モデルプレス -
志田彩良、ヒロイン抜擢に不安も「新たな一面を見せられる」福士蒼汰からの学び&田中樹の“真逆”な印象明かす【「ハイド&シーク」インタビュー】モデルプレス -
なにわ男子・道枝駿佑「俺スカ」から7年、“女装の進化”に本音 圧倒的ビジュアルも現場では「女性陣の輪に入れない」【「M.I.S.S.I.O.N. 歌劇な潜入捜査官」インタビュー】モデルプレス -
BUDDiiS小川史記、EBiDAN旋風で超特急から感じた「地盤の強さ」佐野勇斗主催“タクヤ会”秘話も【インタビュー】モデルプレス -
グラビア人気絶頂→引退→復帰の真相、日沖りほが独占告白 今後のグラビア活動についても語るモデルプレス -
M!LK塩崎太智、下積み時代経て信じる“なんとかなる精神”「卒業しようかなと色々考えたことも」昔からブレない軸にも迫る【「もうパパ!」インタビュー】モデルプレス -
M!LK塩崎太智、ヒロインの“1番の理解者”意識した役作り 共演者に「ビジュいいじゃん」伝えた撮影裏話も【「もうパパ!」インタビュー】モデルプレス






