阿部サダヲ、山口智子とのキスシーンに反響 撮影を振り返る【モデルプレス】

阿部サダヲ、山口智子とキスに反響 俳優キャリアで「新鮮だった」

2015.06.03 07:00

俳優の阿部サダヲ(45)がモデルプレスのインタビューに応じた。

阿部サダヲ、山口智子とのキスシーンに反響 撮影を振り返る【モデルプレス】
阿部サダヲ、山口智子とのキスシーンに反響 撮影を振り返る【モデルプレス】
阿部サダヲ、藤木直人/『心がポキッとね』第9話より
阿部サダヲ、藤木直人/『心がポキッとね』第9話より

キスシーンに反響

現在、フジテレビ系『心がポキッとね』(毎週水曜 後10:00)で『マルモのおきて』以来、4年ぶりに民放連続ドラマの主演を好演中。演じる役柄ごとにまったく違う表情を見せ、“奇抜”な役どころを演じることも多い阿部だが、今作では「心が病んではいるものの、自分を投影できる役どころ。珍しく普通のキャラクターを演じています」と分析する。その一方でラブコメディと銘打った同作では、女優の山口智子とのキスシーンも演じるなど、長いキャリアを誇る彼にとっても“新境地”となっているようだ。

山口智子さんとキスすることの重大さを身をもって知りました(笑)。とにかく知り合いからの反響が多くて。『阿部サダヲがドラマでキスをしている…でも意外と嫌ではなかったぞ』みたいな(笑)。舞台ではそういうシーンもあったりしますが、テレビでは経験が少ないので、今回みたいな思わずキスをしてしまったシーンは新鮮だったみたいです」。

撮影を回顧

同作は、過去の失敗や心の傷のせいで不器用にしか生きられず、他人にとっても、自分自身にとっても究極に面倒くさい“病んでるオトナ”4人のラブコメディ。山口は『ロングバケーション』以来、連ドラのラブストーリーは19年ぶり。阿部(小島春太)と山口(鴨田静)は元夫婦ながらも、ひょんなことから一つ屋根の下で一緒に暮らしているという設定だ。

「(キスシーンは)僕自身、その撮影に向けて特別意識したことはないです。そのシーンは春太の元お嫁さんである静がすごく落ち込んでいて、それを見て春太が自然にキスをするっていう流れ。すごくすんなりいきました(笑)。山口さんがどちらかというとサバサバしている方ということもあって、緊張することもなかったです」。

21歳差の恋の行方は?

モデルプレスのインタビューに応じた阿部サダヲ
モデルプレスのインタビューに応じた阿部サダヲ
ドラマは2話を残すのみ。いよいよクライマックスに突入する。5月27日放送の第8話では阿部演じる春太が、水原希子演じる葉山みやこに「一人にしない」と約束した。きょう(6月3日)放送の第9話、そして最終話では2人の恋模様も見どころとなりそうだ。

「ラブストーリーはあまり経験してきていないので、やっぱり恥ずかしいです。それに水原さんとは21歳も離れていますから。でも振り回されるというか、『春太!春太!』ってずっとタメ口(笑)。僕もまだ10話の台本をいただいていないので、最後どういう結末を迎えるのか楽しみにしながら、そして想像しながら演じています。9話では山口さんがウエディングドレスで走るシーンもあって、なぜか懐かしい気持ちになると思います(笑)。誰と誰が結婚するのか?それは僕にもまだわかりません。最終話に繋がると思うので、ぜひ9話も楽しんでいただけたら嬉しいです」。(modelpress編集部)

阿部サダヲ(あべ・さだを)プロフィール

1970年4月23日生まれ、千葉県出身。92年より「大人計画」に参加。2007年『舞妓Haaaan!!!』で映画初主演を果たし、2010年『離婚同居』(NHK)で連続ドラマ初主演、2011年『マルモのおきて』(フジテレビ)で民放の連続ドラマに初主演した。“破壊”の名前でボーカルを務めるバンド「グループ魂」のニューアルバム『20名』が7月15日発売。8月には全国ツアーも開催。

『心がポキッとね』第9話あらすじ

山口智子、藤木直人/『心がポキッとね』第9話より
山口智子、藤木直人/『心がポキッとね』第9話より
小島春太(阿部)と葉山みやこ(水原)が倉庫の1階、鴨田静(山口)と大竹心(藤木)が2階と、4人は再び元どおりの組み合わせで暮らすことになった。春太は、一人にしないと約束したみやこに「世界で一番都合がいい男」と呼ばれながらも、穏やかに過ぎる時間に幸せを感じていた。

一方、改めて恋を始めた静と心は、恋人らしい関係を築きつつあった。そんな折、心は春太に、恋人とうまくいくようになったら、次のステップは結婚なのか、結婚となればどれほど大変なことがあるのか教えて欲しい、と教えを請いに来る。

その後、家に戻った春太を、ご機嫌なみやこと静が迎える。何か良いことがあったのか、と聞く春太に、静がウエディングに関する本を出版できることになった、と伝えた。とはいえ、リアリティーを追求した本のため、モデルとなる新郎新婦は、実際に近々挙式するカップルに頼むという。そこで、ひらめいたみやこが、富田涼(永瀬匡)と庄司加代子(池津祥子)を推薦する。

さらに、みやこは仕事で知り合ったカメラマンからモデルにスカウトされたことを春太に明かす。チャンスに賭けてみたら、と春太は喜ぶが、みやこは大変そうだから、と誘いを断ったという。春太はそんなみやこを説得し、ついにもう一度カメラマンと連絡を取ると約束した。しかし、本心ではやりたくないみやこは、ふてくされ、春太に反抗的な態度を取る。みやこが仕事より、自分との暮らしを大事に思っていると気づいた春太は…。
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