本田翼&新川優愛の“恋愛”と“青春” 「孤立組」と明かす2人の共通点にも迫る モデルプレスインタビュー
2014.12.11 12:00
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映画『アオハライド』(12月13日公開/三木孝浩監督)で共演する本田翼(22)と新川優愛(20)。モデルに女優、通ずるものが多い二人が揃ってモデルプレスのインタビューに応じ、撮影エピソードやお互いの性格、恋愛観など、ざっくばらんに語ってくれた。
同作は、咲坂伊緒氏の同名コミックを映画化。恋や友情にストレートにぶつかっていくヒロイン・吉岡双葉役を本田、双葉が運命の再会を果たす初恋相手・馬渕洸役を東出昌大が演じ、高校生の爽やかな青春ラブストーリーを繰り広げる。新川は二人のクラスメイト、凛とした美人でクールな一匹狼タイプ・村尾修子役。
本田:双葉ちゃんは元気で明るくて真っ直ぐ。でも真っ直ぐゆえに問題にぶつかって、そこで一度立ち止まって考えて、そしてまた前を向く、憧れてしまうような女の子。演じ終わった後、なんだか素敵な気分になりました。率直に演じられて嬉しかったなって。
― もともと原作の大ファンだったとお聞きしました。
本田:そうなんです。でもファンだったからこそ、すごくプレッシャーでした。自分で良いのかなとか、どうやって演じたら納得してもらえるのかなって。たくさん、たくさん悩みました。でもそのプレッシャーに押しつぶされているだけではダメなので、途中から本田翼が演じる吉岡双葉を皆さんに観ていただいた時に「あっ、ヒーローみたい」って思ってもらえるように頑張ろうと決意しました。
新川:私はこの映画の出演が決まって原作を読ませていただきましたが「この役だろうな」って想像がつきました。やっぱり自分に多い役って、ク-ルだったり、大人っぽい雰囲気の役が多い。修子ちゃんってすごく大人で、それこそ、ばっさーたちと一緒にいるんだけど、みんなの恋愛だったりとか友情っていうのを、一歩ちょっと引いたところから客観視できる、かつ支えられる子なので、その雰囲気は出そうと努力しました。
― 確かに新川さんにはそういうイメージが強いです。
新川:やっぱりそうですよね。ドラマやお芝居の中では、クールだったり喋らなかったりっていう役が多いので、そういう雰囲気は出ていると思います。でも全然自分とは違う!いっぱい笑います(笑)。
― お二人は以前、ドラマ『GTO』で共演されていましたが、本田さんから見ても、新川さんと修子は似ていないですか?
本田:全然違うってこともない(笑)。でもすごく笑う。照れ屋さんなんじゃない?
新川:そうかな?
本田:ほら!照れてる(笑)。
新川:照れますね(笑)。
― 可愛いです!逆に新川さんから見て、本田さんと双葉は似ていますか?
新川:似てるところもあれば似ていないところもありますね。純粋で真っ直ぐなところは双葉ちゃんに似てるけど、そんなに女っ気はない(笑)。だから洸と再開する前の双葉ちゃんが近いかな。
本田:あーそこ言われちゃうかー。でも当たってる(笑)。
新川:なんかみんな自由だったよね?みんな違うことを喋って、みんな話を聞いてないみたいな(笑)。
本田:でもとりあえずみんな近くには座ってたよね。教室の窓際に集まって(笑)。
新川:楽しかったよね。撮影が終わった時、まず思ったのが寂しいっていう気持ち。たぶん地方での撮影で、一ヶ月半ずっと泊まりで、ほぼ毎日みんなに会ってっていう生活をしていたからだと思う。
― 本田さんも同じ寂しいという気持ちはありましたか?
本田:けっこう大変だったので「やっと休めるぞ~」っていう気持ちが勝っちゃった部分も……ある(笑)。もちろん寂しいという気持ちもあったけど、なんかアオハライドの人たちとは、ほかの現場で会ったとしても普通に話せそうだなって。私のこれまでの傾向だと、ドラマとか映画で一緒になっても、別現場で会うと、ちょっとよそよそしくなっちゃったりしていて。それがないだろうなって思ったので、意外と寂しいなっていう感情が生まれなかったですね。
― なるほど。お二人は何となくですが、傍から見ていてすごく性格が似ているのかなと。
本田:『GTO』では言うなれば“孤立組”!(笑)
― どういう意味ですか?(笑)
本田:群れないんです。あと早く帰りたい二人(笑)。
新川:それは語弊があるよ(笑)。自分のプライベート、一人の時間も大切にしている組です。
本田:それだね。仕事が終わったら、パッと気持ちを切り替えて「よし帰ろう!」ってなる二人でした(笑)。
本田:私は洸と双葉が窓で手と手を合わせるシーン。私はこれを「ハンド・トゥ・ハンド」って呼んでいるんですけど(笑)、ここがすごく好き! 新川ちゃんはどのキャラクターがタイプ?
新川:小湊かな。ムードメーカーでみんなを盛り上げる感じとか、あとあのシーン!図書室で怒るところ。「親友がこんなん言われて黙ってられるわけねーだろ」みたいな。男の友情にグッときました。 ばっさーは?
本田:私は菊池くん。Sっぽくないし、うるさくないし、いろいろ程よい感じがいいよね(笑)。
本田:私は体育の授業で、体育着の裾で顔の汗を拭く瞬間がすごく好き。いわゆる腹チラ!(笑)
新川:マニアックだな~(笑)。私は雑じゃない人がいいですね。物を投げるとか落ちている物を蹴って端にやるとか、そういうのはどうしても苦手。何事も丁寧に対応できる人が理想です。
― お二人にとって青春の思い出は?
本田:高校時代、バイト三昧だったので青春の思い出がなくて…(笑)。カフェとお寿司屋さんで働いていました。だから高校時代にできなかった青春を『アオハライド』でやっとできたなって。
新川:私はベタに高校生の時のイベントですね。体育祭とか合唱コンクールとか。そういうクラスがまとまる機会っていうのは汗もかきましたし、涙も流しましたし、やっぱり今思うと青春だったなって思います。
― では最後にファンにメッセージをお願いします!
新川:映画を観ていただくと“アオハル”している方はさらに、してない人はしたくなると思います。恋愛だけではなく友情や家族、兄弟のことも描かれていて、皆さんが観終わった後に「なんかちょっとスッキリした」とか「明日からまた人生楽しもう」って思える作品。是非たくさんの方々に観ていただきたいです。
本田:試写で観た方々は年代問わず、女性だけじゃなくて、男性も「泣きました」って言ってくださる方が多いです。それを聞いて本当に嬉しくて。この作品は若い世代だけではなくて、もっと上の世代の方にも訴えかけられる作品だと思います。本当に本当にたくさんの人に観ていただきたいですし、『アオハライド』のアオハルを体験していただきたいです。よろしくお願いします。
― ありがとうございました。
■映画「アオハライド」
公開日:2014年12月13日
キャスト:本田翼、東出昌大、新川優愛、吉沢 亮、藤本泉、高畑充希、千葉雄大、小柳友、岡江久美子
監督:三木孝浩/原作:咲坂伊緒「アオハライド」(集英社「別冊マーガレット」連載)/脚本:吉田智子/音楽:林ゆうき
■本田翼(ほんだ・つばさ)プロフィール
生年月日:1992年6月27日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:165cm
2005年にモデルとしてデビュー。2010年1月から女性ファッション誌「non-no」専属モデルとして活躍している。2012年「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」でテレビドラマ初レギュラー出演、その後は「GTO」(12)、「ショムニ2013」(13)、「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」(13)などに出演。映画デビュー作は主演を務めた「FASHION STORY-Model-」(12)。12月13日に「アオハライド」、来秋に「起終点駅 ターミナル」の公開を控える。CM出演も多数。
■新川優愛(しんかわ・ゆあ)プロフィール
生年月日:1993年12月28日
出身地:埼玉県
血液型:O型
身長:166cm
小学校6年生で芸能界デビューし、2010年に講談社「ミスマガジン2010」でグランプリを受賞。翌年8月には集英社「ミスセブンティーン2011」に選ばれ、同誌10月号より専属モデルとして活動している。ドラマ初出演は2008年の「長男の結婚」。その後は「GTO」(12)「35歳の高校生」(13)、「夜のせんせい」(14)、「水球ヤンキース」(14)などに出演。2012年公開の映画「今日、恋をはじめます」では武井咲演じる主人公つばきの妹役さくらをキュートに演じ注目を集めた。
― 今回人気漫画のキャラクターを演じられていかがでしたか?
本田:双葉ちゃんは元気で明るくて真っ直ぐ。でも真っ直ぐゆえに問題にぶつかって、そこで一度立ち止まって考えて、そしてまた前を向く、憧れてしまうような女の子。演じ終わった後、なんだか素敵な気分になりました。率直に演じられて嬉しかったなって。
― もともと原作の大ファンだったとお聞きしました。
本田:そうなんです。でもファンだったからこそ、すごくプレッシャーでした。自分で良いのかなとか、どうやって演じたら納得してもらえるのかなって。たくさん、たくさん悩みました。でもそのプレッシャーに押しつぶされているだけではダメなので、途中から本田翼が演じる吉岡双葉を皆さんに観ていただいた時に「あっ、ヒーローみたい」って思ってもらえるように頑張ろうと決意しました。
― 新川さんはいかがですか?
新川:私はこの映画の出演が決まって原作を読ませていただきましたが「この役だろうな」って想像がつきました。やっぱり自分に多い役って、ク-ルだったり、大人っぽい雰囲気の役が多い。修子ちゃんってすごく大人で、それこそ、ばっさーたちと一緒にいるんだけど、みんなの恋愛だったりとか友情っていうのを、一歩ちょっと引いたところから客観視できる、かつ支えられる子なので、その雰囲気は出そうと努力しました。
― 確かに新川さんにはそういうイメージが強いです。
新川:やっぱりそうですよね。ドラマやお芝居の中では、クールだったり喋らなかったりっていう役が多いので、そういう雰囲気は出ていると思います。でも全然自分とは違う!いっぱい笑います(笑)。
― お二人は以前、ドラマ『GTO』で共演されていましたが、本田さんから見ても、新川さんと修子は似ていないですか?
本田:全然違うってこともない(笑)。でもすごく笑う。照れ屋さんなんじゃない?
新川:そうかな?
本田:ほら!照れてる(笑)。
新川:照れますね(笑)。
― 可愛いです!逆に新川さんから見て、本田さんと双葉は似ていますか?
新川:似てるところもあれば似ていないところもありますね。純粋で真っ直ぐなところは双葉ちゃんに似てるけど、そんなに女っ気はない(笑)。だから洸と再開する前の双葉ちゃんが近いかな。
本田:あーそこ言われちゃうかー。でも当たってる(笑)。
― 同世代の方が多かったと思いますが、現場では誰がムードメーカーでしたか?
新川:なんかみんな自由だったよね?みんな違うことを喋って、みんな話を聞いてないみたいな(笑)。
本田:でもとりあえずみんな近くには座ってたよね。教室の窓際に集まって(笑)。
新川:楽しかったよね。撮影が終わった時、まず思ったのが寂しいっていう気持ち。たぶん地方での撮影で、一ヶ月半ずっと泊まりで、ほぼ毎日みんなに会ってっていう生活をしていたからだと思う。
― 本田さんも同じ寂しいという気持ちはありましたか?
本田:けっこう大変だったので「やっと休めるぞ~」っていう気持ちが勝っちゃった部分も……ある(笑)。もちろん寂しいという気持ちもあったけど、なんかアオハライドの人たちとは、ほかの現場で会ったとしても普通に話せそうだなって。私のこれまでの傾向だと、ドラマとか映画で一緒になっても、別現場で会うと、ちょっとよそよそしくなっちゃったりしていて。それがないだろうなって思ったので、意外と寂しいなっていう感情が生まれなかったですね。
― なるほど。お二人は何となくですが、傍から見ていてすごく性格が似ているのかなと。
本田:『GTO』では言うなれば“孤立組”!(笑)
― どういう意味ですか?(笑)
本田:群れないんです。あと早く帰りたい二人(笑)。
新川:それは語弊があるよ(笑)。自分のプライベート、一人の時間も大切にしている組です。
本田:それだね。仕事が終わったら、パッと気持ちを切り替えて「よし帰ろう!」ってなる二人でした(笑)。
二人の“恋愛”と“青春”
― 劇中で一番の“胸キュン”シーンを教えてください。本田:私は洸と双葉が窓で手と手を合わせるシーン。私はこれを「ハンド・トゥ・ハンド」って呼んでいるんですけど(笑)、ここがすごく好き! 新川ちゃんはどのキャラクターがタイプ?
新川:小湊かな。ムードメーカーでみんなを盛り上げる感じとか、あとあのシーン!図書室で怒るところ。「親友がこんなん言われて黙ってられるわけねーだろ」みたいな。男の友情にグッときました。 ばっさーは?
本田:私は菊池くん。Sっぽくないし、うるさくないし、いろいろ程よい感じがいいよね(笑)。
― 映画に限らず、好きな男性の仕草はありますか?
本田:私は体育の授業で、体育着の裾で顔の汗を拭く瞬間がすごく好き。いわゆる腹チラ!(笑)
新川:マニアックだな~(笑)。私は雑じゃない人がいいですね。物を投げるとか落ちている物を蹴って端にやるとか、そういうのはどうしても苦手。何事も丁寧に対応できる人が理想です。
― お二人にとって青春の思い出は?
本田:高校時代、バイト三昧だったので青春の思い出がなくて…(笑)。カフェとお寿司屋さんで働いていました。だから高校時代にできなかった青春を『アオハライド』でやっとできたなって。
新川:私はベタに高校生の時のイベントですね。体育祭とか合唱コンクールとか。そういうクラスがまとまる機会っていうのは汗もかきましたし、涙も流しましたし、やっぱり今思うと青春だったなって思います。
― では最後にファンにメッセージをお願いします!
新川:映画を観ていただくと“アオハル”している方はさらに、してない人はしたくなると思います。恋愛だけではなく友情や家族、兄弟のことも描かれていて、皆さんが観終わった後に「なんかちょっとスッキリした」とか「明日からまた人生楽しもう」って思える作品。是非たくさんの方々に観ていただきたいです。
本田:試写で観た方々は年代問わず、女性だけじゃなくて、男性も「泣きました」って言ってくださる方が多いです。それを聞いて本当に嬉しくて。この作品は若い世代だけではなくて、もっと上の世代の方にも訴えかけられる作品だと思います。本当に本当にたくさんの人に観ていただきたいですし、『アオハライド』のアオハルを体験していただきたいです。よろしくお願いします。
― ありがとうございました。
二人のキュートな笑顔に編集部スタッフはメロメロ。インタビューでは少しでも時間ができると、近況を報告し合う二人の仲睦まじい姿も目撃できた。映画では二人が演じたキャラクターの友情も見どころ。旬なキャストで彩られた“青春”ストーリーに注目したい。(modelpress編集部)
■映画「アオハライド」
公開日:2014年12月13日
キャスト:本田翼、東出昌大、新川優愛、吉沢 亮、藤本泉、高畑充希、千葉雄大、小柳友、岡江久美子
監督:三木孝浩/原作:咲坂伊緒「アオハライド」(集英社「別冊マーガレット」連載)/脚本:吉田智子/音楽:林ゆうき
■本田翼(ほんだ・つばさ)プロフィール
生年月日:1992年6月27日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:165cm
2005年にモデルとしてデビュー。2010年1月から女性ファッション誌「non-no」専属モデルとして活躍している。2012年「恋愛ニート~忘れた恋のはじめ方~」でテレビドラマ初レギュラー出演、その後は「GTO」(12)、「ショムニ2013」(13)、「安堂ロイド~A.I. knows LOVE?~」(13)などに出演。映画デビュー作は主演を務めた「FASHION STORY-Model-」(12)。12月13日に「アオハライド」、来秋に「起終点駅 ターミナル」の公開を控える。CM出演も多数。
■新川優愛(しんかわ・ゆあ)プロフィール
生年月日:1993年12月28日
出身地:埼玉県
血液型:O型
身長:166cm
小学校6年生で芸能界デビューし、2010年に講談社「ミスマガジン2010」でグランプリを受賞。翌年8月には集英社「ミスセブンティーン2011」に選ばれ、同誌10月号より専属モデルとして活動している。ドラマ初出演は2008年の「長男の結婚」。その後は「GTO」(12)「35歳の高校生」(13)、「夜のせんせい」(14)、「水球ヤンキース」(14)などに出演。2012年公開の映画「今日、恋をはじめます」では武井咲演じる主人公つばきの妹役さくらをキュートに演じ注目を集めた。
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