可憐な容姿で注目の美少女・武藤彩未、ソロデビューへの想いを語る モデルプレスインタビュー
2014.03.04 12:00
views
8歳からモデルとして活動し、アニメユニット「可憐Girls」やアイドルグループ「さくら学院」での活動を経てきた武藤彩未が4月23日にデビューアルバム「永遠と瞬間」でソロデビューを果たす。先日、伊勢丹の春のキャンペーン「花々祭」のビジュアルモデルに抜擢されたことで大きな話題を呼んだ彼女は、昨年よりソロプロジェクトを始動させ、松田聖子や中森明菜、小泉今日子といった80年代を代表するアイドルたちのカバー楽曲を披露してきた。透き通るような歌声と、耳に残るような懐かしさも感じるメロディーに新しさを取り入れたNEWTRO-POPは、80年代のアイドルを彷彿させる。モデルプレスでは彼女にインタビューを行った。
ソロデビューへの思い
― ソロデビューおめでとうございます。デビューの話を聞いたときの率直な感想をお聞かせください。武藤:正直、最初は本当にびっくりしました。でも、これまでの「可憐Girls」や「さくら学院」でのグループ活動の中で、“武藤彩未”として認めてもらえたように思います。ですので、絶対に期待を裏切れません。全力でがんばります。
― グループ在籍中からソロデビューへの願望はありましたか?
武藤:それが全くなかったんです。グループで活動してきて、卒業しても歌うことができたらいいなとは思っていました。でも、まさかソロで出来るとは思っていませんでした。
― 「さくら学院」を卒業されて2年、ソロとして活動を始めてから、何に一番苦戦していますか?
武藤:やっぱり歌とダンス、表現することです。今まで、みんなと協力して一つのものを完成させてきましたが、ソロになりこれまで以上に、歌唱力もダンスのパフォーマンス力も求められます。今も研究中なんですけど、基礎からボイストレーニングやダンスレッスンを始めました。
― グループとソロとの違いをどのように感じていますか?
武藤:本当に頼る人がいない。ステージに立つのも1人ですし、歌うのも踊るのも表現するのも1人。恥をかくのも、失敗するのも1人です。責任感というか、これまで以上に覚悟が必要だと思っています。
― ご両親や周りの方の支え方や応援の仕方に変化はありましたか?
武藤:それは変わらないですね。昔から全力で応援してくれています。友達も「すごい」と言ってくれるので、本当にうれしいです。
― 今、アイドル戦国時代といわれています。理想のアイドル像をお聞かせください。
武藤:男女関係なく、年齢も関係なくいろんな方から愛されて、いろんな人から憧れられる女性になりたいです。かっこいい女性の象徴になりたいですね。
― ソロデビューアルバム「永遠と瞬間」には8曲ほど収録されていますが、思い入れのある楽曲や、お気に入りの楽曲を教えてください。
武藤:アルバムのタイトルにもなっている「永遠と瞬間」は思い入れが強く、17歳の武藤彩未を意味しているように感じています。瞬間がつながって永遠になる。「宙」という曲も思い入れが強いです。それから、個人的にお気に入りなのが「女神のサジェスチョン」。この曲は、私が女神になってエールを送る応援ソングになっています。ライブでも、盛り上がるのではないかと思います。
武藤彩未の夢
― モデル時代を経て、長い芸歴の中で今回ソロデビューされますが、さらなる夢はありますか?武藤:まずはソロデビューを成功させるためにがんばるのみ。これまでいろんな経験をさせていただいたので、その集大成として、それらを発揮できたらなと思います。でも、いつかは松田聖子さんのように時代を越えて愛される歌を歌えるようになりたいですし、歌番組で松田聖子さんとの共演も叶えたいです。実は、小さい頃に共演させていただいたことがあるのですが、またご一緒したいと強く願っています。それから、私のソロデビューが決まり、弟も競馬学校に合格して、家族で叶えたい夢ができました。お父さんは元騎手で調教師なのですが、お父さんが調教したお馬さんに弟が乗って、その日のゲストに武藤彩未を呼んでいただく。そして私が大きな緑の芝生の上で歌う…大きな夢だとは思いますが、それに向かってがんばります!
― 素敵ですね。その他、興味のあるお仕事はありますか?
武藤:おしゃべりが好きなのでいつかバラエティ番組にも挑戦してみたいです。それから、身長が低いと諦めていましたが、可愛い洋服を着て、いつもと違う自分になれるモデルの仕事も楽しく思えるので、積極的にやってみたいですね。
80年代のアイドルソングの魅力とは
― 松田聖子さんが憧れとお聞きしました。武藤:両親が本当に松田聖子さんの大ファンで、ファンクラブにも入っています。小さい頃からライブに連れて行ってもらったこともあって、自然と影響を受けてきました。
― これまで、ライブでは松田聖子さんを始め、中森明菜さんや小泉今日子さんのカバー楽曲を歌ってこられたかと思いますが、リリースしたいカバー曲はありますか?
武藤: 80年代にご活躍されていたアイドルの方は、本当に素敵な方ばかりです。ですので、誰って簡単には選べないのですが、やっぱり松田聖子さん。今はA面の有名な曲を歌わせていただいていますが、B面にも素敵な曲がいっぱいあります。ですので、松田聖子さんのB面の曲を歌って、多くの人に聴いていただければと思います。
― 素敵ですね。カラオケに行くときも選曲は80年代の曲ですか?
武藤:80年代のアイドルの曲しか歌わないですね。友達は新鮮なようで楽しみながら聴いてくれます。
― 生まれる以前の80年代の曲に親しむようになったきっかけを教えてください。
武藤:両親ともに80年代の曲が好きで、小さい頃から身近にあった音楽が80年代の曲だといえます。車での移動中や、家族で行くカラオケで、両親の好きな80年代の音楽に触れてきました。両親が聴かせてくれた曲、自然と身近にあった曲が80年代の音楽なんです。
― なるほど。武藤さんは、80年代の音楽のどのようなところに魅力を感じていますか?
武藤:ストレートな歌詞のメッセージ性や、透き通るような歌声、それを楽器が後押しするような世界観ですね。
― 特に印象に残った曲とフレーズを教えてください。
武藤:松田聖子さんの「秘密の花園」という曲の「ママの眼をぬすんで来たわ」というフレーズがかわいくてお気に入りです。「なるほどね」って共感できて、ママに隠したいという思いがストレートに伝わってきます。
― 80年代のアイドルソング以外では、どのような音楽を聴きますか?
武藤:80年代のアイドルソングと、曲調は全然違いますが、ロック系にハマって、ONE OK ROCKさんの曲をよく聴いています。でもこれは最近の話。以前までは、アイドルソング以外の音楽はあまり聴いていなくて…。それでも私のテーマである「温故知新」という言葉にならって、昔の良さを取り入れつつも、新しい存在でもいたいという気持ちから、いろんな曲を積極的に聴くようになりました。
スタイルキープ、美容、ファッションへのこだわり…プライベートに迫る
― スタイルキープのために何かされていますか?武藤:運動を心がけています。ジムに行き、ランニングマシンで走ったり、天気がいいときには公園でランニングをしたり。筋肉をつけて、基礎代謝をあげて、脂肪を燃焼しやすい体づくりを意識しています。体を動かすことがストレス発散にもなっているんですよね。
― ずいぶんストイックですね。いつからジムに行っていますか?
武藤:ソロになってからです。1人になり、ステージ上での体力もこれまで以上に必要なので、体力アップのためにも走っています。
― スキンケア法を教えてください。
武藤:化粧水と乳液をたっぷりつけています。乾燥は肌の敵なので、常に潤すことを意識して、冬にはマスクを着用するなど、乾燥対策も怠らないようにしていますね。でもケアを始めたのは最近。以前、スキンケアを気にかけずにいたら、肌荒れしてしまいまして…。何が原因だろうと考え、いろいろ試してみました。
― 今日は衣装ということですが、プライベートではどのようなファッションがお好きですか?
武藤:私は身長が低いので、スタイルアップを図れるように、コーディネートを工夫しています。例えば、ピタッとしたトップスに、ふわっとしたスカートを合わせるなど、小さく見えないように。ヒールを履いたり、ペタンコ靴にソールを入れたりもします。色は、白やピンクなど明るい色が好きです。明るい色の服を着ると気分もハッピーになれるんです。
― ファッションを楽しむ上で何を参考にすることが多いですか?
武藤:私はお母さんを一番信頼していて、買い物をするときも、お母さんにアドバイスをもらっています。周りの女の子の間では、ネットでの買い物が増えていますが、私はサイズ感をみたいので必ず試着するので、難しいですね。
― 普段どこで買い物をしていますか?
武藤:渋谷、新宿が多いです。お母さんは、二人でいて「姉妹みたい」といってもらえるのがうれしいようですね(笑)。
17歳の恋愛観
― ところで武藤さんは、坂本龍馬が好きだとお聞きしましたが、好きな男性のタイプを教えてください。武藤:そうなんです。意思が強いところがかっこいいと思います。革命者ですもの(笑)。好きなタイプは、自分の意思が強い人。それから、リードしてくれる大人っぽい男性が理想かな。私はしっかり者といわれますが、男性には甘えたかったりするので…(照笑)
― 理想のデートプランはありますか?
武藤:アクティブな方なので、お家でゆっくりというよりは遊園地へ行ったり、旅行へ行ったりと動きまわりたいです。
― 男性にはどのようなファッションで来てほしいですか?
武藤:シンプルが好きなので、夏だったらTシャツにGパンといった格好がいいですね。
学業との両立、交友関係を語る
― 現在高校2年生ということですが、仕事と学校の両立で大変だったことはありますか?武藤:ありましたが、そこを乗り越えたときに達成感が得られるので、そのときは辛くても、必死に乗り越えました。私は仕事と学業を両立するうえで、目標を持つようにしています。芸能コースということで、友達から刺激を受けることもよくあって、友達のがんばっている姿を見て、自らを奮い立たせています。
― 多忙なスケジュールをこなす中で、ストレスはどのように発散させていますか?
武藤:とにかく歌うことです。カラオケやスタジオで歌って踊っています。オフの日は外に出ていることが多いですね。ジムや岩盤浴、友達と息抜きをするなどして過ごしています。
― さくら学院のメンバーとの交流はありますか?
武藤:しょっちゅうというくらいにありますよ。休みの日は一緒に遊んだり、さくら学院やベビーメタルのライブを観に行って、刺激をもらっています。いつまでも仲良しです。
― 最近会ったメンバーを教えてください。
武藤:三吉彩花ちゃんとか松井愛莉ちゃんとは、よくごはんを食べに行っています。
― プライベートで挑戦してみたいことはありますか?
武藤:旅に出たいです。一人旅が好きで関東圏にはよく行くんですが、なかなか、遠くには行けなくて…日本の文化がたくさんつまっている大好きな京都へ行きたいですね。
夢を叶えるメッセージ
― 今回、ソロデビューというスタートラインに立たれましたが、夢を叶えるには何が大切だと思いますか?武藤:日々の努力です。がんばれば結果につながるし、それが自信にもなります。夢が決まったらそれに向かって努力すること。それから感謝の気持ちも大切だと思います。私もまだまだなのでがんばります。
― 最後にモデルプレス読者へメッセージをお願いします。
武藤:私の歌を聴いて一人でも多くの方に元気や勇気を与えられたらと思います。たくさんの気持ちを込めて歌っていきますので、みなさんぜひたくさん聴いてください。また、ライブにも足を運んでいただけるとうれしいです。
― ありがとうございました。
8歳で芸能界デビューし、グループでの活動を経て、ソロとなった武藤彩未。インタビューでは、これまでのキャリアを裏付けるプロ意識を感じさせた。武藤は、4月23日にアルバム「永遠と瞬間」を引っ提げ、堂々デビューを果たす。(モデルプレス)
■武藤彩未プロフィール
生年月日:1996年4月29日
出身地:茨城県
身長:149cm
8歳のとき、母が子供服ブランドのカタログモデルに応募しモデルデビュー。人気少女マンガ誌「ちゃお」(小学館)のメインCMモデルをはじめ、多くのCMに出演した。2008年には、テレビ東京系アニメ「絶対可憐チルドレン」の放送に合せて1年間限定で結成されたユニット「可憐Girl’s」にAYAMI名義で参加し主題歌「Over The Future」をリリース。2010年より、成長期限定ユニット「さくら学院」初代生徒会長として活動し、グループのリーダーとして中心的存在に。約2年にわたり活動し、自身も中学校を卒業した2012年3月、グループを卒業。2013年4月より、ソロプロジェクトが始動し、2014年4月にアルバム「永遠と瞬間」でソロデビューを果たす。
■武藤彩未ソロデビューアルバム「永遠と瞬間」
2014年4月23日発売
収録曲
1:宙
2:時間というWonderland
3:彩りの夏
4:桜 ロマンス
5:とうめいしょうじょ
6:A.Y.M.
7:女神のサジェスチョン
8:永遠と瞬間
武藤彩未HP http://www.mutoayami.jp/
武藤彩未Instagram http://instagram.com/mutoayami
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「インタビュー」カテゴリーの最新記事
-
【「光る君へ」道長役・柄本佑インタビュー】出家シーンで実際に剃髪「一気にグッと来ました」 最高権力者の孤独を演じて思うことモデルプレス
-
「光る君へ」敦明親王役・阿佐辰美が話題 大河ドラマ初出演の心境&共演者に“救われた”エピソード明かす【注目の人物】モデルプレス
-
MADEINマシロ・ミユ・イェソ「顔が似ている」3人を直撃 日本で挑戦したいことはバラエティー出演【インタビュー】モデルプレス
-
TWICEナヨンの夢を叶える秘訣 “自分を信じる大切さ”語る【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
櫻井海音&齊藤なぎさ【推しの子】実写化への“プレッシャーを上回った感情” 互いの呼び方&信頼も明かす【モデルプレスインタビュー】モデルプレス
-
【TWICEサナ インタビュー】夢を叶えるためには「勢い」が大事 中学時代のデビュー前から繋がる考えモデルプレス
-
BUDDiiS小川史記、“暗黒時代”支えとなった友の存在 後悔なしの20代振り返る【インタビュー後編】モデルプレス
-
「今日好き」こおめいカップルインタビュー、交際後は毎日寝落ち電話 意外だったスキンシップ事情「もっとしようかなと」モデルプレス
-
“奇跡の29歳”BUDDiiS小川史記、代名詞が思わぬ広がり 1st写真集で新たな自分も発見【インタビュー前編】モデルプレス