「顔美人VSスタイル美人」なりたいのはどっち？

「かわいくなりたい。キレイになりたい」。それは女子にとって、いくつになっても決してなくなることのない願いなのでは？　今回は、そんなピュアでかつちょっと恥ずかしい女子の心の内側を、毒舌まじりの告白集でお届けします。女子がキレイになりたいときとは？　女子にとって、“美しさ”に欠かせないポイントとは？

■こんなとき、ちょっとミジメ

パッと見では、街行く中にもキレイな人たちが多い世の中だと思うのですが、その本人たちの内心にはさまざまなコンプレックスがひそんでいるよう。女子たちに「どんなときに、『もっとキレイだったら』と思いますか？」と聞いてみると……。

・「気に入った服が自分に似合わなかったとき」（27歳／小売店／秘書・アシスタント職）
・「なかなか彼氏ができないとき」（28歳／医薬品・化粧品／技術職）
・「お稽古のバレエのとき、自分の足の太さと短さに悲しくなるとき」（31歳／小売店／販売職・サービス系）
・「ふと鏡を見たとき」（22歳／機械・精密機器／生産管理）

これらの瞬間の悲しい気持ちは、同世代女子ならよくわかる人も多いのでは。こんな女子たちが仮に、もしも実際にもっとキレイになれるとしたら、どう変身したいのでしょうか？　そんな疑問を、究極の選択肢で聞いてみました。

Q　自分が今変身することになったら、「スタイルはかなり残念。でも超美人」なのと、「顔はかなりイマイチ。でもスタイルは抜群」のどちらを選びますか？

・「スタイルが悪いのに美人」……64％！
・「顔がイマイチなのにスタイル抜群」……36％

何はともあれ、まずは顔！　という結果に。「ダイエットすれば、スタイルはなんとかなる」（23歳／医薬品・化粧品／事務系専門職）と、みなさんお考えのようです。実際にはダイエットを成功させるのも、胸を大きくするのも大変なのですが……。また、「体は隠せる！」（23歳／ソフトウェア／技術職）という、強気な主張も。たしかに、「体は服の中、顔はむきだし」（29歳／金融・証券／専門職）ですが、「座っていればわからない」（29歳／金融・証券／販売職・サービス系）とまで言う人も（笑）。「スタイルは悪いのに美人だと、より美人に感じられる」（29歳／金融・証券／秘書・アシスタント職）というおもしろい分析もありました。

一方、スタイルを重要視する派の女子たちは、概して全体のバランスを重視。「顔にはいろいろなよい顔があるけれど、よいスタイルには種類があまりない」（27歳／自動車関連／営業職）、「海外モデルの多くは、スタイルは抜群でも顔は個性的な方が多い」（28歳／ホテル・旅行・アミューズメント／事務系専門職）など、厳しくて辛口なコメントが寄せられました。たしかに、顔のよし悪しはスタイル以上に「見る人次第」、「見せ方次第」なところがありますね。

「かわいい」、「キレイ」を連発しがちな女子の内側で、じつはキラリと光る審美＆分析の目。それは他人に対してもそうですが、ほかでもない自分自身に向けられたとき、一層鋭くなるものなのかもしれませんね。厳しいジャッジを繰り返しながら、女子の“キレイ願望”は膨らみ続けて行くのでしょう。みなさんは、顔とスタイル、どっちを重視しますか？

（つくしの万葉＋プレスラボ）

『escala cafe』にて2011年7月にWebアンケート。有効回答数283件（escala cafe会員）。

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