松本穂香 (C)モデルプレス

松本穂香、長編映画初主演作で「緊張」共演者に感謝<おいしい家族>

2019.04.19 12:10

女優の松本穂香が19日、沖縄県で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第11回沖縄国際映画祭」で上映された映画「おいしい家族」(9月20日公開)の舞台挨拶に、お笑いタレントで俳優の板尾創路、ふくだももこ監督とともに出席した。

原作は、ふくだ監督自身が監督を務めた短編映画「父の結婚」。妻を亡くした父親が再婚するまでの親子の日々を描いた同作の長編化となる。今回は舞台を離島に移しエピソードやキャラクターが追加されることで、家族における絆とそこへ向き合う主人公の心境をより深く描きだした。

松本穂香 (C)モデルプレス
松本穂香 (C)モデルプレス
松本演じる主人公・橙花は東京で働くキャリアウーマン。母の三回忌に実家の離島に帰ると、なぜか父・青治(せいじ)が母の服を着て生活していることを知る。びっくりする橙花を気にせず父は続けて「この人と家族になる」とお調子者の居候・和生(かずお)を紹介。状況をのみこめない橙花と、人の個性を受け入れるおおらかな島の住人達との暮らしを、ときにクスッと、ときにハートフルに描いた物語。橙花は父をはじめ、様々な価値観や個性をもった人たちに出会うことで、自分が考える常識から解き放たれ、次第にそれぞれの個性を受け入れると共に、自分らしく生きることの大切さに気付いていく。

(左から)ふくだももこ監督、松本穂香、板尾創路 (C)モデルプレス
(左から)ふくだももこ監督、松本穂香、板尾創路 (C)モデルプレス

松本穂香、長編映画初主演を振り返る

今作が長編映画初主演となった松本。脚本を読み「この役を私がやるんだという嬉しさがあった」とにっこり。そして、自身が演じた橙花を「いい意味で間抜け」といい「素直さがあるかわいい人」とアピールした。

松本穂香 (C)モデルプレス
松本穂香 (C)モデルプレス
また、共演の板尾については「私は大阪出身で小さい頃から一方的に見てきたので、緊張していたけれど、いい意味でしょうもないことをたくさん言ってくれて、主演だったけれど緊張せずにやれた」と感謝。

一方で板尾は「主演で背負うものがあって大変だったと思う」と松本を労い「僕らは楽しくやっていくしかない。ナチュラルでしょうもないとこばかり言っていた」と撮影を振り返った。

板尾創路 (C)モデルプレス
板尾創路 (C)モデルプレス
また、沖縄の食の話題になると、松本は「サーターアンダギー食べたいです」と笑顔。板尾は紅いもが好きだというが「本土に持ち出せないんですよね。紅いもで悪いことしないのに。何で頑なに本土に持ち帰ることを拒むのか」と疑問を呈していた。

(左から)ふくだももこ監督、松本穂香、板尾創路 (C)モデルプレス
(左から)ふくだももこ監督、松本穂香、板尾創路 (C)モデルプレス

「第11回沖縄国際映画祭」

11回目となる今年の沖縄国際映画祭は、4月18日から21日まで、那覇市をはじめ沖縄各地でさまざまなイベントが開催される。今回は「化けろ!やりたいこと、全部やろう」をキャッチコピーとし、当初から掲げていた「100年開催」を見据えて、沖縄の可能性を日本中、そして世界中に発信する起爆剤になることを目指す。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 松本穂香「不安もあり、ドキドキ」 主演作で自身初の快挙<わたしは光をにぎっている>
    松本穂香「不安もあり、ドキドキ」 主演作で自身初の快挙<わたしは光をにぎっている>
    モデルプレス
  2. 松本穂香、氷点下71.2度記録の極寒の地へ 「世界ウルルン滞在記」でホームステイ
    松本穂香、氷点下71.2度記録の極寒の地へ 「世界ウルルン滞在記」でホームステイ
    モデルプレス
  3. 松本穂香、主演映画での難役挑戦を回顧
    松本穂香、主演映画での難役挑戦を回顧
    モデルプレス
  4. 松本穂香&渋川清彦W主演で「涙が止まらない」実体験映画化<酔うと化け物になる父がつらい>
    松本穂香&渋川清彦W主演で「涙が止まらない」実体験映画化<酔うと化け物になる父がつらい>
    モデルプレス
  5. 松本穂香、声優初挑戦 伊藤健太郎と重要なキャラクター<きみと、波にのれたら>
    松本穂香、声優初挑戦 伊藤健太郎と重要なキャラクター<きみと、波にのれたら>
    モデルプレス
  6. 松本穂香、猫と一緒に自撮りに挑戦 “待て”はできる?
    松本穂香、猫と一緒に自撮りに挑戦 “待て”はできる?
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. <猿の惑星/キングダム>主人公・ノアが“猿なのに共感性抜群”と話題 秘訣は「繊細な演技」と「徹底したキャラクター分析」
    <猿の惑星/キングダム>主人公・ノアが“猿なのに共感性抜群”と話題 秘訣は「繊細な演技」と「徹底したキャラクター分析」
    WEBザテレビジョン
  2. 5月18日は“ことばの日”...「マーベル作品」の名セリフから、背中を押してくれる“ことば”を一挙紹介
    5月18日は“ことばの日”...「マーベル作品」の名セリフから、背中を押してくれる“ことば”を一挙紹介
    WEBザテレビジョン
  3. 草なぎ剛と國村隼の「囲碁のルール知らない」発言に清原果耶&中川大志が仰天
    草なぎ剛と國村隼の「囲碁のルール知らない」発言に清原果耶&中川大志が仰天
    WEBザテレビジョン
  4. 武田鉄矢が制作・主演を務めた「プロゴルファー織部金次郎」&「海援隊50周年コンサート」を全国無料放送、コメントも到着
    武田鉄矢が制作・主演を務めた「プロゴルファー織部金次郎」&「海援隊50周年コンサート」を全国無料放送、コメントも到着
    WEBザテレビジョン
  5. <猿の惑星/キングダム>現実かと錯覚するほどリアルな“300年後の世界”を映し出す本編映像が解禁
    <猿の惑星/キングダム>現実かと錯覚するほどリアルな“300年後の世界”を映し出す本編映像が解禁
    WEBザテレビジョン
  6. 石原さとみ 育児をしている今だからこそ、愛する娘が失踪した沙織里の気持ちは「悪夢で何度も出るくらい、痛いほどわかった」<ミッシング>
    石原さとみ 育児をしている今だからこそ、愛する娘が失踪した沙織里の気持ちは「悪夢で何度も出るくらい、痛いほどわかった」<ミッシング>
    WEBザテレビジョン
  7. 福士蒼汰、共演の松本まりかとは現場で話さないよう意識「きっと僕のことが怖かったと思います」<湖の女たち>
    福士蒼汰、共演の松本まりかとは現場で話さないよう意識「きっと僕のことが怖かったと思います」<湖の女たち>
    WEBザテレビジョン
  8. 乃木坂46田村真佑、“ダンス部のキラキラ女子”という役も「ダンスシーンは一つもない(笑)」イベントMC担当
    乃木坂46田村真佑、“ダンス部のキラキラ女子”という役も「ダンスシーンは一つもない(笑)」イベントMC担当
    WEBザテレビジョン
  9. 高橋文哉「永野さんに出会って変わりました」永野芽郁との“唯一”の関係性とは【からかい上手の高木さん】
    高橋文哉「永野さんに出会って変わりました」永野芽郁との“唯一”の関係性とは【からかい上手の高木さん】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事