松岡茉優 (C)モデルプレス

“魅力爆発”松岡茉優、北村匠海ら共演者が絶賛 会場からも黄色い声援飛びかう<勝手にふるえてろ>

2017.10.30 21:06

女優の松岡茉優が30日、第30回東京国際映画祭が開催中の東京・六本木ヒルズにて、初主演映画『勝手にふるえてろ』(12月23日公開)のワールドプレミアに、共演の女優・石橋杏奈DISH//としても活躍する俳優の北村匠海、黒猫チェルシーのボーカルで俳優の渡辺大知、大九明子監督とともに登壇した。


松岡茉優、会場から黄色い声援受ける

松岡茉優 (C)モデルプレス
松岡茉優 (C)モデルプレス
松岡茉優 (C)モデルプレス
松岡茉優 (C)モデルプレス
マイクを持った松岡は「主演を務めました松岡茉優です」と挨拶。会場の女性ファンたちから「茉優ちゃん、可愛い!」の大声援が上がり、松岡は「ありがとう!」と満面の笑みで応えた。

そして「この素晴らしい世界的な映画祭で、この作品で選んで、こんなにたくさんの方が来てくださったことが本当に嬉しいです」といい、「忘れられない思いや気持ちや、忘れられない人がいる人のお葬式場になるような映画かなと思っていますので、忘れられない記憶はあると思いますが、何か思いを持っているみなさんは、それを今日この場で葬って頂けたらと思います」と作品への思いを言葉にした。

初主演挑戦の思い

松岡茉優 (C)モデルプレス
松岡茉優 (C)モデルプレス
松岡が演じた主人公のヨシカは、ひねくれで、自分勝手で、夢見がちという役柄。松岡は「ヨシカ1人のシーンもたくさんあるので、自分1人で感情を上げたり、下げたり、固めたりということをするのが楽しかったけど、なかなか舵を切るのが難しかった部分です」と振り返り、「でも、一生懸命、ヨシカと一緒に戦った記憶です」と同作が大きな挑戦となったことを言葉にした。

松岡茉優、北村匠海 (C)モデルプレス
松岡茉優、北村匠海 (C)モデルプレス
ヨシカが10年間、片思いをしている中学の同級生・イチを演じた北村は、「女優の松岡茉優という素敵な人に飲み込まれてほしいなと思います」と詰め掛けたファンにメッセージ。「普段言えない言葉だったり、負の感情みたいなものを、役として前面に押し出した作品」とコメントした。

北村匠海、ストイックな役づくり明かす

北村匠海 (C)モデルプレス
北村匠海 (C)モデルプレス
北村匠海 (C)モデルプレス
北村匠海 (C)モデルプレス
北村は「残酷な奴」というイチについては、「その残酷さは意図したものではなく、1人孤独に生きてきたがゆえに、他人への興味みたいなものが欠如しているような気がしていました」と述懐。

「撮影中も、お芝居の現場にうちのバンドのメンバーがいたりしました。居酒屋で一緒にいるシーンの男も昔共演したことがあり、すごく話しやすい人たちだったのですが、だからこそ逆に心の中で、『こいつらマジ、どうでもいい!』と思いながらお芝居をしていました」とストイックに役作りに取り組んでいたエピソードを明かした。

渡辺大知&石橋杏奈も松岡茉優を絶賛

渡辺大知 (C)モデルプレス
渡辺大知 (C)モデルプレス
渡辺は「みなさんの前で上映できることを心から嬉しく思っています。この映画は女の子の心の中の爆発がたくさん詰まっていて、松岡さんの魅力が爆発しているので、楽しみにして頂けたらなと思います」と笑顔。

石橋杏奈 (C)モデルプレス
石橋杏奈 (C)モデルプレス
石橋は「私が初めて観たときは茉優ちゃんがひたすら可愛いくて、女性なら誰しもが共感できるようなポイントがたくさんあります。すごく笑えるシーンもたくさんあります。誰しもが共感できるような作品だなと思っています」と作品への思いを告げながら、主演の松岡を絶賛した。

女性のリアルな感情を描く「勝手にふるえてろ」

石橋杏奈、渡辺大知、松岡茉優、北村匠海、大九明子監督 (C)モデルプレス
石橋杏奈、渡辺大知、松岡茉優、北村匠海、大九明子監督 (C)モデルプレス
同作は、01年に「インストール」でデビュー、「蹴りたい背中」で第130回芥川賞を受賞した作家・綿矢りさ氏による妄想力爆発の恋愛小説が原作。十八番とも言える毒舌さえわたる切れ味のいいモノローグで女性のリアルな感情を描く物語。

映画「恋するマドリ」などで現代の女性を優しい視線で描いてきた大九明子氏が監督を務める。(modelpress編集部)
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