有村架純・宮崎あおいらが受賞 綾瀬はるか・長澤まさみ・広瀬すずらも登場
2016.12.28 15:13
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28日、都内で「第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式が開催され、女優の有村架純、宮崎あおい(※「崎」は正式には「たつさき」)らが登壇。また、楯を授与するプレゼンターとして前年の受賞者である女優の綾瀬はるか、長澤まさみ、広瀬すずらが駆けつけた。
佐藤浩市・宮沢りえらが受賞
毎年、石原裕次郎さんの誕生日である12月28日に表彰式を行っている同賞。今年は、作品賞に佐藤浩市主演「64-ロクヨン-」が選ばれ、主演男優賞を佐藤が受賞した。前後編の大作となった「64-ロクヨン-」の演技が評価された佐藤は「約20年近く前にここに登壇させて頂いてそれだけの歳月が立ってまたここにいさせて頂ける。そのときの自分と何も変わってないなあと。もし次の機会があればそのときは変わったな、大人になったなと言わせて頂きたい」と感慨深い表情でスピーチ。
「湯を沸かすほどの熱い愛」で主演女優賞を受賞した宮沢りえは「これからもお客様の心を揺さぶられるような表現ができるように誠実に頑張っていきたいと思います」と意気込んだ。
妻夫木聡・宮崎あおいが助演賞
また、同性愛者を演じた「怒り」ほか4作品で助演男優賞に選ばれた妻夫木聡は「毎回すごく感じるのは人と作品との出会いはすごく大事だなと。僕はすごく運がいい人間だなと思う。自分自身を高めてくれたのはこの映画界に関わっていらっしゃる皆さんのおかげだと思っています」と感謝を述べ、「(『怒り』の)李相日監督と(共演した)綾野剛くんには特に感謝したいなと思います」と結んだ。
「怒り」「バースデーカード」と振り幅のある2つの役柄の演技が評価された助演女優賞の宮崎あおいは、「素晴らしい出会いに恵まれた1年でした。感謝の気持ちでいっぱいです」と喜びあらわにコメント。
そして、新人賞を受賞した有村は「今年から6年目になるので、果たして自分が新人といっていいのか揺れ動いているときにこの機会を頂けた」と“新人”と呼ばれることへの複雑な胸中を打ち明け、「『もうこれからは甘えがきかないぞ』といって頂いている気がして気持ちが引き締まる思いです」と力強く語った。
さらに、綾瀬、長澤、広瀬のほか、俳優の本木雅弘、高良健吾らもプレゼンターとして登場した。(modelpress編集部)
「第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」受賞者・作品
作品賞:「64-ロクヨン-」監督賞:新海誠「君の名は。」
主演男優賞:佐藤浩市「64-ロクヨン-」
主演女優賞:宮沢りえ「湯を沸かすほどの熱い愛」
助演男優賞:妻夫木聡「怒り」「ミュージアム」「家族はつらいよ」「殿、利息でござる!」
助演女優賞:宮崎あおい「怒り」「バースデーカード」
新人賞:有村架純「何者」「夏美のホタル」「アイアムアヒーロー」「僕だけがいない街」
石原裕次郎賞:「さらば あぶない刑事」
外国作品賞:「スポットライト 世紀のスクープ」
【Not Sponsored 記事】
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