千原ジュニア「共演NGを出そうと思った」“師匠”との関係性を語る
2016.10.15 17:04
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お笑いタレントの千原ジュニアが15日、京都府で開催中の「京都国際映画祭2016」にて行われた『劇場版 新・ミナミの帝王』に大東駿介、板尾創路、瑠東東一郎監督と出席。
同作は、「週刊漫画ゴラク」にて連載中の同名人気コミックが原作。初代は竹内力主演で映画・Vシネマ・テレビドラマとして人気を集め、2010年から千原を主演にキャストを一新したテレビシリーズとして愛されている。
千原ジュニア「共演のNGを出そうと思った」
ジュニアが主演を務めてから6年。舎弟役としてコンビを組んできた大東は、「最初にジュニアさんに会った時に『この人についていきたい』と思った印象で、そのまま役作りしました」と紹介。そのキッカケを聞かれ、「ジュニアさんがマネージャーさんに『iPhone取ってくれ、絶対落とすなよ』って言ったのに、マネージャーさんはちゃんと落としたんですよ。反射的にジュニアさんは『オイ!』って言って現場がピリッっとしたんですけど、『おまえ、リンゴ欠けたやんけ』って言って和んだんですよ。それで、この人についていこうと思いました」と打ち明けると、隣で聞いていたジュニアは照れていた。一方、ジュニアは「4半世紀前からお世話になっている板尾さんと共演したことは、2人にしか分からない恥ずかしさがある」と板尾との共演への思いを告白。「それこそ、板尾さんの後についてミナミの街を闊歩していたんですよ。そこを舞台にした映画で、言うなれば師匠と共演するなんて、ギリギリまで共演NGを出そうと思ったぐらい感慨深い」としみじみ語った。
大東俊介をべた褒め
また、既に作品を鑑賞し終えた司会者から、「大東さんのお笑いというか、テンポがすごいなと思ったんですけど、あれはどういう風に作ってくんですか?」と聞かれた大東も、「めっちゃ恥ずかしい」と照れ笑い。ジュニアから「もうテンポとか、間とか素晴らしい。どうやってるですか?」と追い打ちをかけられると、「僕は最初からジュニアさんの胸を借りるつもりでやってきて、そこで盗んできたことを6年後に発揮しているだけです」ときっぱり言い切った。
なお、舞台挨拶では同作の公開が2017年1月14日に決まったことが発表された。
京都国際映画祭2016
同映画祭は、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎながら、新たな映画文化の創造をはかるべく2014年より開催。3回目となる今回のキャッチコピーは『京都上ル上ル(あがるあがる)』で、10月13日~16日まで京都市内を中心に実施。京都ならではの人材・技術・経験を活かし、伝統文化・芸能も伝承しつつ新たな映画文化の創造を図るべく、京都から全国に、アジア諸地域を含む全世界への発信を目指して、映画祭の輪をより一層広げていく。(modelpress編集部)
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