映画「曇天に笑う」で犬飼善蔵を演じる加治将樹

中山優馬は「頼りになる弟」 注目の俳優・加治将樹が出演<独占コメント&写真到着/映画「曇天に笑う」追加キャスト発表>

2016.09.22 08:00

22日、俳優の福士蒼汰が主演をつとめる映画「曇天に笑う」(2017年公開)の第八弾キャストが発表。俳優の加治将樹が出演することが明らかになった。


加治将樹が“素手”で闘う

加治が演じるのは、「大蛇(オロチ)」の討伐を目指す明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊「犲」(ヤマイヌ)の隊員・犬飼善蔵(いぬかい・ぜんぞう)。隊員の中では1番の年長者で、度量が広く大胆で、小事にこだわらない豪快な性格でムードメーカー的存在のキャラクターだ。

また、元隊長であった曇天火(福士)とは今でも仲が良い犬飼。持ち前の腕力を活かして素手で闘う。

本格時代劇アクションに初めて挑戦した加治は、「剣や銃の中に素手という、かなり捨て身なスタイルではありますが、だからこそ生まれた人間っぽさや、生々しいアクションはかなり良いスパイスになっているのではないかと思います」と独自のスタイルに手応えを感じている様子。犬飼を演じるにあたり、原作への敬意を大切にしていたといい「犬飼の代名詞でもある、頭の葉っぱについてどうしようかというのは、かなり悩みました。結果色々と活用できたので、犬飼=葉っぱというイメージは残せたと思います」と語ったが、「『犲』キャストは皆身長が大きいので、原作では1番でかいはずの犬飼がまさかの1番小さいというどうにもならない問題はありましたが…気持ちと気分は1番大きくしたつもりなので、そこは大目に見てくださいませ」とも呼びかけた。

主演・福士蒼汰らイケメンキャストが集結!映画「曇天に笑う」

「踊る大捜査線」シリーズなどを手がけた本広克行監督の下、累計120万部を誇るコミックシリーズを、実写化した同作は、明治維新後の滋賀県・大津が舞台。

300年に1度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇(オロチ)を封印すべく立ちあがった曇天火・空丸・宙太郎の“曇天三兄弟”と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲、そして、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した忍者集団・風魔一族が、三つ巴の戦いを繰り広げる。

<加治将樹>モデルプレス独占コメント&写真到着

<モデルプレス独占写真>犬飼善蔵役・加治将樹
<モデルプレス独占写真>犬飼善蔵役・加治将樹
そして今回、モデルプレスに独占コメントと独占写真が到着。

福士の印象は「爽やかぁ~」だったと振り返る加治は、「笑顔や真面目さの奥にある福士君の心の中のアツい部分の話を聞いてみたい。凄い野望がありそう。あと、実はめちゃくちゃ甘えん坊なんじゃないかと思ってます(笑)」とコメント。一方、雲空丸を演じる中山の第一印象は「闇が凄いな…」だったようだが、「結果極度の人見知りだっただけでした。実は良く喋るし、頼りになる弟みたいに思ってました。一緒にいるとなんか安心します(笑)」と打ち解けられてことを明かした。

さらに、モデルプレスの読者に向けては、「たまには暑苦しい漢たちも、いかがですか?」と男性キャストが多い同作をアピールした。

イケメンキャスト連続発表

なお、8月18日よりスタートした7週連続イケメンキャスト発表も残すところあと1週。モデルプレスでは、独占コメント・独占写真とともに、情報をお届けする予定。(modelpress編集部)

加治将樹(かじ・まさき)プロフィール

1988年1月29日東京都生まれ。近年の主な出演作としてドラマ「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(16)「お義父さんと呼ばせて」(16)「釣りバカ日誌~新入社員浜崎伝助~」(15)、NHK大河ドラマ「篤姫」(14)。映画では、『サムライフ』(15/森谷雄監督)、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(08/塚本連平監督)、『ソフトボーイ』(10/豊島圭介監督)、『ランウェイ☆ビート』(11/大谷健太郎監督)などに出演。また舞台では、「トーキョー・スラム・エンジェルス」で高い評価を得たほか、「人民の敵」(15)、ミュージカル「GARANTIDOガランチード」(15)など多ジャンルに出演。10月には舞台「お気に召すまま」(演出:青木豪)への出演を控えている。

加治将樹コメント

加治将樹
加治将樹
Q.原作・脚本を読まれた時のご感想は?

原作を読んだ時、めちゃくちゃ面白い視点の時代劇だなと思いました。何様だよって話なのですが、これをずっと憧れであった本広監督がどのように作られるのか楽しみで仕方ありませんでした。脚本はやはり激しいアクションなので、ト書きの多さにビックリしました。ん?ん?どういうこと??こりゃやってみなきゃわからないぞって(笑)。なので、現場に入るまで不安でした。

Q.クランクアップされたばかりですが、監督の演出はいかがでしょうか?

漠然とした内容になってしまいますが、この人物がこう動けば、周りの心はこう動く。結果緊張感が生まれ空気も動く。というような演出方法で見事にそれが画の中でも緊迫した空気や高揚が伝わるという、気持ちや空気すべて演出されていた印象です。憧れであった方の演出だという事もあり、日々興奮でした。本広監督の「笑」という観点にも触れる事が出来た気がします。監督から「セリフが終わり、カットがかかるまでの間でキャラは生まれる。」というお話を聞き、これは何処かで試されるんじゃないかと思い、日々準備に気が抜けず、必死でした。しかしそれこそが私の好きな本広監督作品の人物像であったので、その時間は変な汗は出ましたが、幸せでした。

Q.手応えはいかがでしょうか?

自分では全くわかりませんが、原作を読んだイメージの通り愛される犬飼を演じられたのではないか…と思います。もちろん100の力は出しました!

Q.撮影現場の雰囲気はいかがでしたでしょうか?

男だけという事もあり、特に「犲」はかなりうるさかったのではないでしょうか…そこは心から申し訳ない気持ちであります。誰に謝っているのか…あいつらうるせーな。と気分を害された皆々様です。しかし、おかげさまで、あそここうしましょ、こうしたら面白い、という意見交換もみんなで出来、とてもありがたい現場でした。

Q.「犬飼善蔵」という役への意気込みは?演じて、難しかった点は?

原作に敬意を持ちつつどうしても自分の犬飼を作り上げたかったのが正直な気持ちであります。なので、犬飼の代名詞でもある、頭の葉っぱについてどうしようかというのは、かなり悩みました。結果色々と活用できたので、犬飼=葉っぱというイメージは残せたと思います。がしかし、「犲」キャストは皆身長が大きいので、原作では1番でかいはずの犬飼がまさかの1番小さいというどうにもならない問題はありましたが‥気持ちと気分は1番大きくしたつもりなので、そこは大目に見てくださいませ。

Q.アクションへの気概はいかがでしょうか?

犬飼はありがたい事に素手で闘います。剣や銃の中に素手という、かなり捨て身なスタイルではありますが、だからこそ生まれた人間っぽさや、生々しいアクションはかなり良いスパイスになっているのではないかと思います。

独占コメント

Q.福士さん、中山さんの印象や、撮影中のお二人とのエピソードはございますか?

福士君の印象は、「爽やかぁ~」でした。いつ何時も笑顔を絶やさない印象。その、笑顔や真面目さの奥にある福士君の心の中のアツい部分の話を聞いてみたい。凄い野望がありそう。あと、実はめちゃくちゃ甘えん坊なんじゃないかと思ってます(笑)。

優馬は第一印象は闇が凄いなぁ…という印象です(笑)。結果極度の人見知りだっただけでしたが‥。実は良く喋るし、頼りになる弟みたいに思ってました。一緒にいるとなんか安心します(笑)。

Q.モデルプレス読者に自分の役について見どころメッセージをお願いいたします。

たまには暑苦しい漢たちも、いかがですか?

映画「曇天に笑う」作品概要(2017年公開予定)

原作:唐々煙「曇天に笑う」(マッグガーデン刊)全6巻+外伝
監督:本広克行
脚本:高橋悠也 
出演:福士蒼汰、中山優馬、若山耀人、古川雄輝、桐山漣、大東駿介、小関裕太、市川知宏、加治将樹 ほか

<ストーリー>
物語の舞台は、明治維新後の滋賀県・大津。300年に一度蘇り、人に災いをもたらすという巨大な力を持つ大蛇(オロチ)。大蛇復活の年、その力を阻止するために立ち上がった曇神社を継ぐ曇家(くもうけ)の長男の曇天火、次男の空丸、三男の宙太郎の曇天三兄弟(どんてんさんきょうだい)と、明治政府右大臣・岩倉具視の直属部隊・犲(ヤマイヌ)は、それぞれ違った方法で大蛇の力を再び封印し、日本に平和をもたらそうとしていた。しかし、その力を手に入れ明治政府を転覆させるため動き出した最強の忍者集団・風魔一族の暗躍により、曇天三兄弟の行く手は阻まれてしまう。曇天三兄弟vs犲vs風魔一族…三つ巴、空前絶後の戦いが、今始まる!

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