V6森田剛のギャップに共演者ら驚き 鬼気迫る表現力も話題
2016.05.09 20:23
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V6の森田剛が9日、都内で行われた映画『ヒメアノ~ル』(5月28日全国公開)のジャパンプレミアに、濱田岳、ムロツヨシ、佐津川愛美、吉田恵輔監督と共に登壇した。前半と後半で別物の映画のようなギャップがある同作にちなみ、共演者や監督に対してギャップを感じたエピソードを聞かれると、吉田監督は森田を挙げ「現場でもそうだったんですけど、森田君ってストイックというか、欲がなく真っ直ぐな感じのキャラクターだなと思っていたんですけど、この間、イタリアの映画祭(第18回ウディネ映画祭)でちやほやされたことが嬉しかったのか、その後に(映画祭の)物販コーナーに行ってマグカップを買っていて、嬉しかったんだなあと。そういうギャップに萌えっとしました」と暴露。森田は「Tシャツとかベルトも買ったかな」と認め、共演者らを意外がらせた。
森田剛、ムロツヨシをバッサリ
映画初主演となる森田は、オファーをもらって最初に台本を読んだ感想について「ハードなシーンがたくさんありまして、それをどう撮るのかなとか、僕がどこまでやるのかなと興味が沸きましたね」と回顧した。また、ムロは森田と濱田の配役が決まった後に脚本を渡されたそうで「台本をもらったときに『森田さんと濱田さんが、絶対この役はムロさんじゃなきゃイヤだ言っている』ってマネージャーさんが言っていたんだけど、本当?」と2人に質問。「えっ!?」と初耳な様子の森田、「大人のウソってやつだね」と切り捨てる濱田に、ムロが「ムロさんがこの役をやると聞いたときの気持ちはどうだったの?」と追及すると、森田は「俺は全然誰でもよかった」とバッサリ。ムロは思わず「バカじゃねえの!誰でもいいわけないじゃん。共演者なんだから口を慎みなさい」と突っ込み、会場を沸かせた。
監督のチャライ一面を代弁?
鬼気迫る表現力が話題沸騰中の森田は、殺人鬼を演じての感想を聞かれると「もう少し前でも後でもできなかったと思うので、このタイミングで『ヒメアノ~ル』という作品の森田役をやれて、すごく運がよかったと思います」と感慨深げに語り、演じる上で苦労した点については「監督の人柄だと思うんですけど、撮影現場が和気あいあいとして…」と話したところで、ムロが横から「(監督が)女性スタッフさんと現場を盛り上げていて、俺と岳が『あいつ大丈夫か?』って思うくらい和気あいあいでした。それを今、森田君が言っています」と監督のチャライ一面を代弁。これに吉田監督は「モニターはチラチラ見ていましたよ」と焦りの表情を浮かべた。
同作は『行け!稲中卓球部』や『ヒミズ』の人気漫画家・古谷実による同名コミックを実写映画化したもので、パートタイマーとして清掃会社で働く岡田(濱田)と同僚の安藤(ムロ)、そして岡田が思いを寄せるユカ(佐津川)らの恋や性に悩む平凡な日常と、ユカをつけ狙い、次々と殺人を重ねるサイコキラー森田正一(森田)の絶望を、同時進行で描く。(modelpress編集部)
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