竜星涼「超問題作」への挑戦は“賛否両論”を覚悟「役者冥利に尽きる」
2016.05.09 18:35
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俳優の竜星涼が9日、都内にて行われた映画「シマウマ」(5月21日公開)の完成披露上映会に福士誠治・橋本一監督らと出席。主演を務めた竜星は「全く違うイメージの“竜星涼”が見せられる喜びが大きい。もしかしたら、『この竜星は嫌いだ』って方もいるかもしれないけど、それも役者冥利に尽きるというか…」と吐露すると、福士から「みんな嫌いにならないよ」とフォローされ、「ありがとうございます」と微笑んでいた。
竜星涼「挑戦したい」
出演にあたり、ネガティブな思いはなかったという竜星。「“絶対に読んではいけない漫画”を映画にしようとプロデューサーの人たちが挑戦しようとしているのが伝わってきたので、自分もそれに乗っかって挑戦したいと思って『やりたいです』って言いました」と人気コミックの実写化に挑んだ心境を告白した。壮絶なアクションシーン
また竜星が、福士とのアクションシーンを「段取りとかあまりなくて『オレ殴るからお前受けてよ。できるでしょ』ってカンジでした」と振り返ると、福士も「目と目を合わせてアイコンタクトに応えてくれたので、流石だなと思いました」と感想をコメント。さらに竜星は「殴られるだけじゃなくって、蹴るわ椅子が出てくるわで大変でした」と激しいアクションシーンを振り返った。一番猟奇的なのは?
他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を用いて昇華させる“回収屋”が舞台になることから、「回収してほしいモノ・人」を聞かれた出演者たち。竜星は橋本監督の名前を挙げ、「マットを相手に殴っていたんですけど、だんだんズレてきて、床を殴っていたので、手から血が出てきたんですよ。なのに監督はニタニタしてて全然カットをかけない」とこぼすと、他のキャストも、「監督が一番猟奇的」「一番ヤバイと思う」と口をそろえていた。裏社会で生きる“ダークヒーロー”に
現代社会の暗部を強烈に切り取りながら身近に潜む闇を炙り出すダークな世界を描く同作。ある日ヤクザを引っ掛けてしまったことから、転がるように闇へと堕ちてく主人公・ドラ役の竜星は、他者に受けた屈辱などをありとあらゆる方法を用いて昇華させる“回収屋”の世界へ足を踏み入れる“ダークヒーロー”を体当たりで熱演する。ほかイベントには、須賀健太・日南響子・高橋メアリージュン・加藤雅也も登壇した。(modelpress編集部)
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