北川景子「DIO!」サプライズメッセージに感激「胸がいっぱい」
2016.01.16 11:38
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女優の北川景子が16日、都内にて行われた映画『の・ようなもの のようなもの』の初日舞台挨拶に出席。北川は11日に行った歌手でタレントのDAIGOとの結婚会見後、初の公の場となった。同作は北川が“恩師”と慕う2011年に急逝した森田芳光監督の劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を描いており、イベントでは、森田監督の妻である三沢和子プロデューサーからサプライズで、「DIO!(どうぞいつまでもお幸せに)」と祝福の手紙が届けられる場面もあり、北川は「胸がいっぱい」と感謝を述べた。
「人生にはいろんなことがありますが、理解し合った伴侶とともになら、どんなことも乗り越えていけますよ。ますます素敵な女優さんになって下さい。多分、森田は“北川、良かったな!”(と言っているはず)」と“DAI語”を交えたあたたかいメッセージに北川は、恐縮気味に「ありがとうございます。すみません」と何度も会釈し、幸せそうな笑みを浮かべた。
うっすら涙も…「きっと見てくれている」
映画『間宮兄弟』(2006)で森田監督と出会い、その後女優として活躍を続ける北川。MCが手紙を代読している間、時折目を閉じ、思いを馳せるような仕草も見せ、「初日ですから笑顔で最後までと思っていたのですけど、ちょっと今胸がいっぱい」と思いを吐露。満員の客席を見渡し、「(森田監督が)今日もこの様子をきっと見てくれているだろうなと思っていましたし、だから客席がいっぱいであってほしかった。本当にありがとうございます。森田監督のことを、作品を忘れてほしくないので」と目にうっすらと涙を浮かべながら観客へ感謝を語った。
松山×北川の笑いと涙のストーリー
同作は、森田監督の劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後を、北川をはじめ監督ゆかりのキャスト、スタッフが集結して描いたオリジナルストーリー。生真面目な若手落語家(松山ケンイチ)が、落語を捨て気楽に生きる兄弟子をもう一度高座に立つよう説得するために始めた共同生活の中で、お互いが何かを見つけていく姿を描く、笑いと涙にあふれた物語。『間宮兄弟』で演じた夕美を再び演じた北川は「(当時)森田監督から、“考えるのではなく感じろ。感じたままに北川が演じたらそれがいい役になるんだから”と言っていただきましたので、今回も感じたままにやらせていただきました」と思い出を振り返った。
なお、イベントにはこのほか松山ケンイチ、伊藤克信、尾藤イサオ、野村宏伸、杉山泰一監督が登壇した。(modelpress編集部)
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