オダギリジョー「心を入れ替えないと」改心を誓う
2015.11.04 19:34
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俳優のオダギリジョーが、改心した。
4日、都内で行われた映画「FOUJITA」(11月14日公開)のイベントに中谷美紀・小栗康平監督と出席した。試写を見終わった美大生から、「監督へ俳優は抵抗しないのか?」と聞かれると、「僕は結構反抗的です。偉そうなんですが…自分にまかせてくれ、理解している、と思っている」と正直な想いを吐露。しかし今回は「ゼロ反抗でした」と明かし、その理由を「監督の脳みそが面白かったです。すべて監督に預けました。自分が違うステージに立てたような気がしている。監督に高みに引き上げてもらいました。これから心を入れ替えないといけない、と思いました」と打ち明けた。
オダギリ演じる・藤田嗣治の5番目の妻・君代役を演じた中谷。戦時中でも藤田のお眼鏡にかなう花を生けようとした君代にならい、「私もこだわって、君代さんが生ける椿を、都内の懇意にしている和花のお店に頼んで、そちらの椿を手配して、映画の中で活けさせていただきました。それが私のささやかな抵抗でしょうか」とちょっぴり反抗心をいだいたエピソードを語った。
また同作について、「歴史を追うのではなくどのような時代を生きたのか、トリップして感じてほしい」と呼びかけたオダギリ。中谷は「台詞がとても少ないからこそ、監督が伝えようとしていること、観客が思い描く余地がある。感動の押し売りではない映画を楽しんでほしい。沈黙が訪れて、その静けさのなかでこの映画を噛みしめてほしい」とアピールした。(modelpress編集部)
オダギリ演じる・藤田嗣治の5番目の妻・君代役を演じた中谷。戦時中でも藤田のお眼鏡にかなう花を生けようとした君代にならい、「私もこだわって、君代さんが生ける椿を、都内の懇意にしている和花のお店に頼んで、そちらの椿を手配して、映画の中で活けさせていただきました。それが私のささやかな抵抗でしょうか」とちょっぴり反抗心をいだいたエピソードを語った。
スムーズな撮影の中に残業も
小栗監督の現場は大変だと聞いていたオダギリだが、「(現場に)入ってみると全然そんなことなくて」と告白。「ある時、『今日は悪いな残業だ』とスタッフに宣言されていて、それが5時ぐらいで、OLみたいだなと(笑)。普通、撮影は深夜とかもあるので…」と振り返ると、小栗監督は「オダギリ君の芝居ができてから早く終わったんだよ」と労をねぎらった。また同作について、「歴史を追うのではなくどのような時代を生きたのか、トリップして感じてほしい」と呼びかけたオダギリ。中谷は「台詞がとても少ないからこそ、監督が伝えようとしていること、観客が思い描く余地がある。感動の押し売りではない映画を楽しんでほしい。沈黙が訪れて、その静けさのなかでこの映画を噛みしめてほしい」とアピールした。(modelpress編集部)
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