元宝塚・凰稀かなめ「女性に戻ったばかり」退団後の変化&今後の展望を明かす
2015.10.15 22:43
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元宝塚歌劇団の凰稀かなめが、退団後の心境の変化と今後の活動予定に言及した。
15日、京都にて開催中の「京都国際映画祭2015」のオープニングプレミア作品として招待された映画「追憶」の舞台挨拶が開催され、特別ゲストとして出演。舞台挨拶後に囲み取材に応じた。この日、今年2月に宝塚歌劇団を退団後、初の公の場となった凰稀は、現在の心境を「とても緊張しましたが、たくさん素敵な方のお話を伺えてとても勉強になりました」とコメント。
2000年に宝塚歌劇団に入団し、宙組男役のトップスターにまで登りつめた凰稀。本人もイベントで「女性に戻ったばかり」と茶目っ気たっぷりに話したが、「女性に戻りましたか?」と記者から質問があがると「無理に戻ろうとは思ってなかったです。とりあえず歩き方は気をつけています」と変化を明かした。しかし、15年近く男役を演じて染み付いたものはやはりあるようで「肩で風を切る癖は直らない」と苦戦しているようだ。
私服の変化について聞かれると「スカートはいっぱい買いました!数えきれないくらい」と晴れやかな表情。ブラックのパンツに華やかなロングスカートを合わせたこの日の衣装を紹介し、「今日も本当はスカートだったんですけど…パンツに逃げてしまった」とキュートに告白した。
今後の活動は?
来年、舞台「1789 -バスティーユの恋人たち-」でマリー・アントワネット役を演じる凰稀。今後は映像にも女優活動を広げていきたいと話し「まずお芝居を勉強していきたい。いろんなことに挑戦していきたい」と様々な可能性に胸を膨らませていた。この日、凰稀のイベント出演の発表は2日前だったのにも関わらず、会場には大勢の熱心なファンが駆けつけ、拍手と歓声の嵐。「まさかあんなに来てくださるとは思わなかったのですごく嬉しかったです」と歓喜していた。舞台挨拶には小栗謙一監督、プロデューサーの奥山和由氏、原案の升本喜年氏、ピアノの小林研一郎氏が登壇し、映画についてトークを展開。スラリと背の高い凰稀が姿を見せると、監督らは一斉に椅子から立ち上がり「一緒に並べない!」と嘆き、会場は笑いに包まれた。
京都国際映画祭2015
同映画祭は昨年、「京都映画祭」の伝統と志を引き継ぎながら、新たな映画文化の創造をはかるべく開幕。2回目となる今回はキャッチコピーを『京都は、変や乱が好き』とし、伝統と革新が共存する京都において、京都の人、京都を愛する人と一緒に楽しみ、参加し新たな文化を創り上げる事を目的として、アジアを含む全世界に向けて発信し、未来へとつながる映画祭を目指す。10月15日~18日まで京都市内を中心に開催される。(modelpress編集部)
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