前田敦子、初体験に「気持ちよかった」松田翔太もご満悦
2015.05.16 10:41
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女優の前田敦子が、初めての体験を楽しんだ。
15日、静岡にて行われた映画『イニシエーション・ラブ』(5月23日公開)の「イニラブ号」お披露目イベントに俳優の松田翔太、堤幸彦監督とともに出席。イベントでは、同作の舞台にもなっている静岡で、ラッピングを施した特別車両「イニラブ号」が静岡鉄道で期間限定運行することとなり、3人が「イニラブ号」に乗って登場。構内を埋め尽くす約200人のファンの黄色い声援を浴びた。
「イニラブ号」に乗った感想を聞かれた前田は、「今乗せていただいた電車の中もポスター一色で、可愛い仕掛けもあり、とても嬉しいです」と喜びいっぱいに語り、「人がいない時間に浸って欲しいなと思います。(今乗ってきた電車内は)少ない人数だったので気持ちよかったです」と、“初体験”を楽しんだ様子。
松田も「嬉しい限りです。久々に電車に乗り楽しかったです。乗り心地はバッチリです」とご満悦で、「撮影中はそんなに町を見られなかったので、これを機にまた来たいと思います」と静岡への思いを述べた。100年以上の歴史を誇る静岡鉄道だが、映画のタイアップでラッピングトレインを運行するのは今回が初めて。堤監督は「映画はいろいろ撮ってきましたが、電車になったのは初めてです」と感激しきりだった。
ラブストーリーから驚愕のミステリーへ
同作は発行部数150万部を超える、乾くるみ氏の同名小説を映画化。1980年代後半の静岡と東京を舞台に、合コンで出会った2人、就職活動中の奥手な大学生・鈴木(松田)と歯科助手・マユ(前田)のぎこちない恋愛模様を描いた静岡編(Side-A)と、就職して上京した鈴木が静岡に残ったマユと遠距離恋愛を始め、その関係が徐々に崩壊してしまう東京編(Side-B)の2編で展開される。若い男女の切ない出会いと別れが描かれるが、ラスト5分でそれまでの甘く切ない青春ラブストーリーが驚愕のミステリーに変貌、原作とは異なるエンディングを迎える。イベントの最後には松田が「この映画は皆さん共感してもらえる恋愛映画になっていますので、純粋な気持ちで観ていただければ、堤監督と僕たちが作ったラストのトリックが存分に楽しんでいただけると思います。ぜひ映画館でご覧下さい!」と挨拶。終始笑顔に包まれたイベントとなった。
特別車両「イニラブ」号は5月15日から6月14日まで運行。(modelpress編集部)
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