北川景子、上京したてのエピソード明かす「今でも大切」
2015.05.13 21:45
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女優の北川景子が、上京したばかりの頃を振り返った。
北川は13日、都内で行われた映画「愛を積むひと」(6月20日公開)舞台あいさつに、主演の佐藤浩市、樋口可南子らと登壇した。
上京したてのエピソード
手紙を通して夫婦愛を描く同作にちなみ、手紙のエピソードを問われれた北川。母親からの手紙を挙げ「まだ上京してまもなくの10代の頃、仕事もうまく行かず、仕送りももらっていたなかで、母から『若くして自分のやりたいこと、進むべきことを見つけ、毎日それに向かって進んでいるあなたを誇りに思っています』という手紙をもらいました」とエピソードを明かした。「その後、学校や仕事でうまくいかない時は、その手紙を読み直して、今でも大切にとってあります。子供にとって親という存在は絶対です」と母親の偉大さをしみじみと語った。
「自分の大切な人に何を残したいか」
同作は、2004年に出版され、異例のロングセラーを続けるエドワード・ムーニーJr.著「石を積む人」を、北海道・美瑛に舞台を置き換え映画化したもの。心臓の病のため亡くなった妻・良子(樋口)から、次々と届く手紙に導かれ、夫・敦史(佐藤)は周囲の人々の人生に関わっていく。北川は2人の娘・聡子役を演じる。北川は同作について「映画を観た方は、自分の大切な人の顔が思い浮かぶと思います。私も自分の大切な人に何を想い、何を残したいかと考えさせられました」とアピールした。
佐藤浩市との初共演エピソード
また佐藤との初共演に北川は「クランクインが最後の方のシーンだったので、大変なんじゃないかってちょっと心細かったんです。でも浩市さんが撮影前に15分ほど『景子ちゃんのお父さんはどんな人なの?』とお話くださって、台本にはない役の肉付けをさせて頂くことができました」と撮影の裏話を披露。「こうやって役をふくらませるんだなと、肌で感じることが出来、すごく勉強になりました」と役者として学びがあったことを明かした。
イベントには他、野村周平、杉咲花、吉田羊、柄本明、朝原雄三監督らが出席した。(modelpress編集部)
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