11年ぶりの“再会”を振り返る蒼井優【モデルプレス】

蒼井優、11年ぶりの“再会”に「幸せだったなと心から思います」

2015.02.20 17:09

女優の蒼井優が、11年ぶりの“再会”を振り返った。

11年ぶりの“再会”を振り返る蒼井優【モデルプレス】
11年ぶりの“再会”を振り返る蒼井優【モデルプレス】
蒼井優
蒼井優
20日、都内にて行われたアニメ映画「花とアリス殺人事件」の初日舞台挨拶に鈴木杏、岩井俊二監督とともに登壇。実写版に引き続き、アニメ版でも再び同じタッグで“運命の再会”となった同作。この日初日を迎えた蒼井は「本当に素晴らしい作品だと感じましたし、私はアリスができて幸せだったなと心から思います」と充実した表情を見せ、鈴木は「11年前に実写版の撮影をして公開して、11年という時間を経て『花とアリス』に再会することは予期せぬことだったので、不思議な気持ちです」と感想を語った。

同作の印象的なシーンを聞かれると、鈴木は「車の下に潜り込んで『あったかい』というシーンは、岩井さんって面白い人だなって改めて思いました(笑)」と紹介。一方で蒼井は「花とアリスの掛け合い、セリフの面白さは本当にたまらないなと思って、そして別々で撮った割には息が合っていると我ながら思いました」と笑顔で語り、「難しいかもしれないけど、またアニメーションでもいいので『花とアリス』をやりたいなと思いました」と監督にリクエスト。岩井監督は「いつ卒業できるのか(笑)。良くも悪くも引きずっている作品なので、また何か生まれるかもしれないですよね」と期待を持たせた。

それぞれが見どころ&魅力をアピール

また蒼井は、女性に向けて「花とアリスという親友との出会いを目撃すると、自分の親友の存在のありがたみを私はすごい感じました。今、隣にいて当たり前になっている親友のことも、『この人と出会えたことは素晴らしいことなんだ』ってことがわかりました」とアピール、鈴木も「10代のあり余っているエネルギーはこの時期にしかないもので今はあのエネルギーはもうなくて、今振り返るととっても貴重な時期だったんだなって思うので、もしかしたら多くの人が共感してくださるのかなと思います」と魅力を伝えた。

同作は、岩井監督が2004年に原作・脚本・監督を務めた映画「花とアリス」の前日譚となる花とアリスの出会いのエピソードを岩井監督自ら完全オリジナルストーリー&初の長編アニメーション作品として送り出したもの。また実写版でダブルヒロインを演じた蒼井と鈴木が同作でも再びタッグを組み、同じ役の声を担当している。(modelpress編集部)

<ストーリー>
 石ノ森学園中学校に転校してきた中学3年生のアリスこと有栖川徹子(蒼井)は、1年前、クラスでひとつ年上の生徒が「4人のユダに殺された」といううわさを聞く。アリスの隣の家が“花屋敷”と呼ばれ、怖がられていることも。“花屋敷”に住む花という同級生のハナならユダについて詳しいはずだと知ったアリスは、“花屋敷”に潜入する。そこで待ち構えていたのは、引きこもりのクラスメイト・荒井花(鈴木)だった。

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