前田敦子の主演映画「Seventh Code」が第8回ローマ国際映画祭コンペティション部門に選出

前田敦子、「日本でめずらしいタイプ」と映画監督が評価

2013.10.15 11:03

女優の前田敦子の主演映画「Seventh Code」が11月8日からイタリア・ローマで開催される第8回ローマ国際映画祭コンペティション部門に選出された。

今年6月にロシア・ウラジオストクにてオールロケで撮影された本作は、撮影直後から、世界的にも評価が高い黒沢清監督の最新作ということで、各国の映画祭から上映オファーが集まり、ローマ国際映画祭で世界初上映。ローマ国際映画祭は2006年から毎年ローマで開催されている国際映画祭で過去には日本映画も招待されているが、作品賞ほか各賞のいずれかを受賞すれば初の快挙となる。

本作は、黒沢監督が自ら、女優として高く評価をしていた前田の主演を前提に、自身初の海外ロケとなるロシア・ウラジオストクを舞台にしたオリジナルストーリー。異国情緒溢れるエネルギッシュな街並やロシアの広大な大地を舞台に、前田が疾走し、予測不可能なエンタテインメントが繰り広げられる。

前田は、「憧れの黒沢監督とご一緒出来て、本当に嬉しかったです」と喜び、「6月にロシアのウラジオストクで撮影してきたのですが、真冬のような寒さの中での撮影でした。撮影中は、監督の素敵な人柄にふれることが出来て、そして周りのスタッフさんたちにも支えていただきました。本当に感謝しています。ローマ映画祭に選出されたと聞いて、本当に嬉しいです」とコメント。

監督・脚本を手掛ける黒沢氏は、「前田敦子は、周囲の何ものにも頼らず、たったひとりでその場所に堂々と存在することのできる、日本ではめずらしいタイプの俳優です。彼女の非凡な個性は、日本ではない異国の土地でよりいっそう鮮烈に輝くに違いない、そう予想して私は最新作の撮影にのぞみました。その通りになりました。映画が全力で彼女を支え、最終的には彼女の存在が逆に作品全体を力強く押し上げてくれました。映画なくして彼女は生まれず、彼女なくして日本映画もまた存在しえない、そんな時代がやってきたようです」と前田を絶賛した。(モデルプレス)

(左から)前田敦子、鈴木亮平/映画「Seventh Code」より
(左から)前田敦子、鈴木亮平/映画「Seventh Code」より
■映画「Seventh Code」

出演:前田敦子、鈴木亮平、アイシー、山本浩司
監督・脚本:黒沢清 『リアル~完全なる首長竜の日~』『トウキョウソナタ』など
企画:秋元康
エグゼクティブプロデューサー:窪田康志

<ストーリー>
ロシア・ウラジオストク。高山秋子(前田敦子)は、東京で知り合い食事をした松永(鈴木亮平)という男が忘れられず、この街にやってきた。再会した松永は秋子のことを覚えていなかったが、「外国では絶対に人を信じてはいけない」と諭して、秋子の前から姿を消す。再び、秋子は松永を探すが、その途中、マフィアに襲われ、郊外の荒れ地にボロボロにされて捨てられてしまう。荷物もお金も盗まれてしまった秋子は、何とかして街に戻り空腹を満たすために日本人の斉藤(山本浩司)が経営する食堂に入る。秋子は斉藤に頼み込み、松永を探しながら食堂で働き始める。そんなある日、松永の車が店の前を通り過ぎ、秋子と斎藤は車の後をついて追いかけていくが…。

【Not Sponsored 記事】

関連記事

  1. 板野友美、熱愛報道の前田敦子と「昨日会って話した」
    板野友美、熱愛報道の前田敦子と「昨日会って話した」
    モデルプレス
  2. 前田敦子の“完璧”熱愛報道に西川史子もお手上げ「さすがの私も…」
    前田敦子の“完璧”熱愛報道に西川史子もお手上げ「さすがの私も…」
    モデルプレス
  3. 篠田麻里子、前田敦子の交際報道にコメント
    篠田麻里子、前田敦子の交際報道にコメント
    モデルプレス
  4. 前田敦子、熱愛報道後初のTwitter更新
    前田敦子、熱愛報道後初のTwitter更新
    モデルプレス
  5. 前田敦子、熱愛報道に所属事務所がコメント
    前田敦子、熱愛報道に所属事務所がコメント
    モデルプレス
  6. 前田敦子、「恋したい」宣言から「どんどん好きになる」想い…これまでの恋愛観を振り返る
    前田敦子、「恋したい」宣言から「どんどん好きになる」想い…これまでの恋愛観を振り返る
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 野木亜紀子氏、2作品が「日アカ」優秀脚本賞受賞「カラオケ行こ!」「ラストマイル」で快挙【第48回日本アカデミー賞】
    野木亜紀子氏、2作品が「日アカ」優秀脚本賞受賞「カラオケ行こ!」「ラストマイル」で快挙【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  2. 【日本アカデミー賞】横浜流星主演「正体」最多12部門の優秀賞 山田杏奈がW受賞・SixTONES森本慎太郎は新人俳優賞
    【日本アカデミー賞】横浜流星主演「正体」最多12部門の優秀賞 山田杏奈がW受賞・SixTONES森本慎太郎は新人俳優賞
    モデルプレス
  3. 「第48回日本アカデミー賞」優秀賞・新人俳優賞発表 綾野剛・山崎賢人・横浜流星・石原さとみら【受賞者・作品一覧】
    「第48回日本アカデミー賞」優秀賞・新人俳優賞発表 綾野剛・山崎賢人・横浜流星・石原さとみら【受賞者・作品一覧】
    モデルプレス
  4. 五社英雄監督作品6作品を6夜連続放送 友近からコメントも到着「見終わったら花魁道中している自分がいるかも」
    五社英雄監督作品6作品を6夜連続放送 友近からコメントも到着「見終わったら花魁道中している自分がいるかも」
    WEBザテレビジョン
  5. イエスとブッダのゆるい立川デイズを描いた「劇場版 聖☆おにいさん 第I紀」が首位に U-NEXT2024年12月「映画」再生数ランキング
    イエスとブッダのゆるい立川デイズを描いた「劇場版 聖☆おにいさん 第I紀」が首位に U-NEXT2024年12月「映画」再生数ランキング
    WEBザテレビジョン
  6. 芳根京子、和太鼓初挑戦で3ヶ月練習励む「毎日プロテインを持ち歩いて…」松坂桃李が腕前絶賛【雪の花 ―ともに在りて―】
    芳根京子、和太鼓初挑戦で3ヶ月練習励む「毎日プロテインを持ち歩いて…」松坂桃李が腕前絶賛【雪の花 ―ともに在りて―】
    モデルプレス
  7. SixTONES新曲、映画「お嬢と番犬くん」主題歌に決定 新ビジュアル&予告映像も解禁
    SixTONES新曲、映画「お嬢と番犬くん」主題歌に決定 新ビジュアル&予告映像も解禁
    モデルプレス
  8. 山田裕貴、ベストセラー小説「爆弾」映画化で主演 共演に伊藤沙莉・染谷将太・渡部篤郎
    山田裕貴、ベストセラー小説「爆弾」映画化で主演 共演に伊藤沙莉・染谷将太・渡部篤郎
    モデルプレス
  9. 綾瀬はるか「ビューティフル!」クリス・サンダース監督からのプレゼントに感激<野生の島のロズ>
    綾瀬はるか「ビューティフル!」クリス・サンダース監督からのプレゼントに感激<野生の島のロズ>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事