伊藤健太郎主演で人気漫画を映画化 玉城ティナ・飯豊まりえらも出演<惡の華>
2018.12.05 08:00
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累計発行部数300万部を記録した押見修造氏の人気コミックが原作の『惡の華』が映画化されることが決定し、主演を俳優の伊藤健太郎がつとめ、玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえが出演することが発表された。
原作は、別冊少年マガジンに2009年から5年間に渡って連載され、「このマンガがすごい!2011」にランクイン、「マンガ大賞2012」にもノミネートされ、コミック連載中にはテレビアニメ化・2016年に舞台化を果たした。今回、原作者からの逆指名を受けた井口昇監督のもと、今を時めく若手俳優が集結し、従来のイメージを打ち破って思春期のトラウマと魂の再生を描く。
伊藤は「春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです」と説明し、「『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです」とコメントした。
映画『惡の華』は2019年秋に公開される。(modelpress編集部)
僕と彼女の地獄めぐりは妖しくて、そして甘美な時間だった。あの出来事が起こるまでは…
高校生の春日高男(伊藤健太郎)は、同じクラスの人気者・常磐文(飯豊まりえ)が本屋で詩集「惡の華」を読んでいるのを目撃する。かつて「惡の華」に憧れを抱く内向的な文学少年だった春日は、中学時代の過去を思い出していた…。
山々に囲まれた地で閉塞感のある日々に息苦しさを感じていた中学2年のある日、春日は教室でクラスのマドンナ佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つける。誰もいない放課後、胸が高揚しているその時、春日は人の気配を感じて咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。後日、その一部始終をクラスの変わり者、仲村佐和(玉城ティナ)に見られてしまっていたことが発覚。
「秘密をばらさない代わりに私と契約しよう」。こうして仲村と春日の奇妙な共犯関係がはじまった。仲村の命令が日々エスカレートしていくと同時に、春日は「惡の華」への憧れと同じような魅力を仲村にも感じていく。ところがある日、町の夏祭りで起きた事件がふたりの関係を決定的に変えてしまう…。
伊藤健太郎、春日高男を「理解するのは難しいかも」
鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描いた同作で主役・春日高男を務めるのは、『デメキン』で映画初主演を飾り、現在はドラマ「今日から俺は!!」などで人気急上昇中の伊藤。中学2年生、思いがけず憧れの女子の体操着を盗んだところをクラスの問題児・仲村佐和に目撃されてしまい、そのことを秘密にする代わりに彼女との「契約」を持ちかけられる役どころを演じる。伊藤は「春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです」と説明し、「『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです」とコメントした。
玉城ティナ、秋田汐梨、飯豊まりえも出演
春日の中に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村役には、『わたしに××なさい!』で映画初主演を務め、モデルとしても数多くの女性に支持される玉城。春日が片思いをするクラスのマドンナ・佐伯奈々子役には、雑誌「ニコラ」で注目を集める15歳の次世代モデル・秋田が数百人以上のオーディションを経て大抜擢された。そして、今回初の映像化となる高校時代、お互い文学が好きなことをきっかけに春日と交流を深める常磐文役に、雑誌、テレビ、映画など多岐に渡ってその活躍の場を広げている飯豊が務める。映画『惡の華』は2019年秋に公開される。(modelpress編集部)
ストーリー
あの夏、僕は仲村さんと出会い、リビドーに目覚めた。僕と彼女の地獄めぐりは妖しくて、そして甘美な時間だった。あの出来事が起こるまでは…
高校生の春日高男(伊藤健太郎)は、同じクラスの人気者・常磐文(飯豊まりえ)が本屋で詩集「惡の華」を読んでいるのを目撃する。かつて「惡の華」に憧れを抱く内向的な文学少年だった春日は、中学時代の過去を思い出していた…。
山々に囲まれた地で閉塞感のある日々に息苦しさを感じていた中学2年のある日、春日は教室でクラスのマドンナ佐伯奈々子(秋田汐梨)の体操着を見つける。誰もいない放課後、胸が高揚しているその時、春日は人の気配を感じて咄嗟に体操着を掴み逃げ出してしまう。後日、その一部始終をクラスの変わり者、仲村佐和(玉城ティナ)に見られてしまっていたことが発覚。
「秘密をばらさない代わりに私と契約しよう」。こうして仲村と春日の奇妙な共犯関係がはじまった。仲村の命令が日々エスカレートしていくと同時に、春日は「惡の華」への憧れと同じような魅力を仲村にも感じていく。ところがある日、町の夏祭りで起きた事件がふたりの関係を決定的に変えてしまう…。
伊藤健太郎コメント
思春期は誰もが通ってきた道だと思います。ただ、誰と出会ってきたか、どんなものを見たか、どんなものを読んだかでその先の道が決まっていくと思います。その道はたくさんあって、何かに反発したり春日のような人がいたり。春日を理解するのは難しいかもしれません。ただ、誰もがどこかに共感は出来ると思うんです。『惡の華』を観た大人の方にはこういう思春期があったなと思い出して欲しいですし、まだ思春期を迎えていない人達にもこの映画がどう映るのかが非常に楽しみです。玉城ティナコメント
10代から20代の短い時期に感じた感情や気持ちは、これからの人生において色褪せてほしくないし色褪せるべきでもないと思います。その時に得た感情をマイナスに捉えるだけではなく、その時期の感情を否定せずにいてほしい。『惡の華』を観て、この作品に光る共通のものを皆さんが見つけてくれたらいいなと思います。秋田汐梨コメント
私は今高校生で今回の登場人物達に年齢が一番近いのですが、自分の学生生活とは全然違うので初めは戸惑いました。仲村さんの事は全然わからない!(笑)この映画は迫力のあるシーンがたくさんあって、私自身も挑戦的なシーンが多かったので大変でした。自分の中学生時代と比較して見てもらえると面白いかなって思います!あ、あと監督がふわふわしていて癒されました!飯豊まりえコメント
私はこの作品に出会って凄く衝撃を受けました。人それぞれの思春期だったり環境だったりでこの作品は見方が変わるなって思っています。誰しもが本来持っている、内に秘めている部分と普段は見せない部分を思い出させてくれる作品だと思います。この映画を観た人が、それぞれの惡の華を語り合ってくれたらいいなと思っています。
【Not Sponsored 記事】
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