ある日を境に母が変わった… こっちのけんと、コンプレックス克服のきっかけ「僕にとっては大きかった」
こっちのけんとが11日放送の『あさイチ』にVTR出演。兄弟へのコンプレックスと、克服したきっかけについて明かす。話を聞いた博多大吉は「ぐうの音も出ない」と感銘を受け…。
アーティストのこっちのけんとが11日放送の『あさイチ』(NHK)にVTR出演。実兄で俳優の菅田将暉、同じく俳優で実弟の菅生新樹へのコンプレックスを克服するきっかけになったことについて語った。
兄や弟へのコンプレックス
この日の番組では、「きょうだいへのモヤモヤ」をテーマに、兄弟姉妹へのコンプレックスや不満、不仲などの問題について取り上げた。
今年5月にリリースした「はいよろこんで」が大ヒットし、大晦日の『第75回NHK紅白歌合戦』への出場が決まったけんと。兄は人気俳優、弟も朝ドラ『おむすび』出演と、兄弟がそろって活躍しているが、じつは幼少期から兄弟へのコンプレックスがあったという。
「この家族にふさわしくない」
兄や弟が幼少期から文武両道で社交的なタイプであるのに対し、けんとは「1人だけ家でゲームをしているタイプ」だった。
そのことで、母からはよく叱られており、「本当に僕だけ拾われてきた子なんじゃないか」「自分って、この家族にふさわしくないんだろうな」と悩んだこともあったという。
そんなコンプレックスを克服できたきっかけについて、「母が僕に寄り添いたいなと思ってくれたのが、僕にとっては大きかった」と明かす。
母の態度に変化が...
ある日、兄の菅田と一緒にゲームをしている際に、菅田がけんとのゲームのうまさに「何で、けんとそんなこと知ってるの?」と驚く様子を見て、「それを見ていた母が、けんとはけんとで、ここすごいよなって、ふいに気づいたらしくて」と考えを変えたとか。
その日を境に、母はけんとを叱らず、一緒にゲームをしながら話しかけてくるようになり、けんともポジティブに自身の長所に気づくことができたことを打ち明けた。
兄の一言に衝撃
もう一つ、大学生のときに兄に言われた一言が大きかったことも明かす。
年末年始に家族で集まった際に、恒例となっているカラオケに行き、「兄がふいに『けんとってすごいよな』って。『こういうところがすごくて、俺にはできないわ』みたいなのを、ポロっと言った時期があって」と振り返る。
「自分は自分で魅力が」
「それを聞いたときに衝撃で。自分からしたら、『こんなにすごいと思っている人(兄)が、自分なんかのことを認めてくれているんだ』っていうのが、僕のなかですごく大きくて。うれしかったですね。『(兄に)追いついた』っていう喜びというよりかは『自分は自分で魅力があるんだ』と気づいたのは大きかったですね」と語った。
ここから兄弟と自分を比べる気持ちが消えたことに触れ、「僕も兄みたいに、兄や弟のことを『自分はここがすごいけど、君はそこがすごいね』って思えたらそれでいいのに、なんでそれ(兄弟)を比較しておっくうになっていたんだろう。自分もシンプルに素敵な人になるだけでいいのにって気づきましたね」と笑った。
「ぐうの音も出ない」
VTRを見た博多華丸は「ちょっと、ぐうの音も出ないぐらいうらやましいご家族で...」と感心しきり。
大吉は「菅田さんも、『ものすごい昔から、けんとさんが歌がうまくて、家族の中でも飛び抜けてうまかったから』みたいなことをおっしゃっていましたけど。本当に、ご家族のちょっとしたきっかけで何か事態が好転するっていう...」と話していた。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
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