3社共同で「メイドイン愛知の靴下展」開催 機能や風合いで個性をアピール

松坂屋名古屋店で、「メイドイン愛知の靴下展」が10月29日~11月4日に開かれた。国内で販売されている靴下のうち日本製は約8%。そのうち愛知製はわずかだが、自社ブランドを持つ県内の靴下メーカー3社が集まり、大量生産では出せない個性で差別化した商品をアピールした。
創業100年以上の歴史を持つ壽編物(名古屋市)は、国内でも希少なダブルシリンダーローゲージ編み機を使った地厚のざっくりとした風合いの靴下が強みだ。太めの糸をゆっくり編むため大量生産には向かないが、コアなローゲージの風合いを好む層に向け、差別化した物作りに重点を置く。名古屋にある自社工場には30台の編み機を揃え、大手アパレルメーカーなどのOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛ける傍ら自社ブランドにも力を入れている。
イチ押しは、5色の糸を使ったローゲージミックスソックス(税込み1650円)。好きな色の糸とサイズを選んでオリジナルソックスにできるオーダー受注会なども開催している。

石川メリヤス(西尾市)は「ラブヒール」で、かかとの保湿性を売りにした商品を販売している。祖業である作業用手袋を主力とする一方、30年ほど前から同ブランドを始めた。


二重編みで、内側の生地にはセラミックを練り込み温熱効果のある素材、外側には自社企画の伸縮性に優れた糸を使用。内側の生地のかかと部分に特殊シートを縫い付け、外側の生地で挟んで縫製する独自の加工方法により、履くだけでかかとの手入れができるとし、ファンも多い。ラブヒールMサイズで2420円。
靴下メーカー、レッグニット中村を母体とするブランド「靴下のhacu」(江南市)は、「シンプルで、ちょっとかわいい靴下」をテーマとする。履き心地や肌触りのよいハイゲージの靴下に加え、豊富な柄のバリエーションが特徴だ。定番は太リブソックスで、しっかりしたリブ編みとフィット感が人気。

地元・江南市の街をテーマにした靴下「コウナン」など遊び心ある商品も揃う。江南市の観光地や花をテーマにした柄をあしらい、土産にもぴったりだ。1650円。

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