東京テキスタイルスコープ26年秋冬 初日は好調な滑り出し

総合素材展の東京テキスタイルスコープ(TTS)26年秋冬が11月12日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開幕した。プレミアム・テキスタイル・ジャパン(PTJ)とJFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)を再編した。出展者は自社製品や技術、産地の魅力を国内外に発信する。14日まで。
PTJとJFW-JCから展示会の名称と会場を変更し、TTSとしては2回目。4フロアを貸し切り、3~5階に出展者のブースを設置した。2階はトレンドコーナーといった企画展示やセミナーなどを実施する。
出展者からは、「(TTSを機に)国内で作られた製品の海外販売が強化されること」「産地の魅力を世界に発信」とグローバルでの新規開拓や認知向上、海外バイヤーとの商談に期待を寄せる声が目立った。「価値を持続的に共有できるデザイナーやブランドとつながること」や、出展者同士でも情報交流し「他産地と組んだ商品開発などのきっかけになれば」という企業もある。
初日の午前中は、フロアによって客足に差が見られたが、全体的に来場客が多く訪れ好調な滑り出しとなった。播州織工業協同組合は生地見本をブースで配布し、海外客も訪問してにぎわった。レザー調の綿100%の播州織「レザーブ」や「播州晒」がイチ押し。
サンコロナ小田は「アパレルやデザイナーに素材を採用してもらえるよう、こちらからも積極的にトレンドを提案していく」姿勢で参加。オーガンディを軸とした合繊薄地織物を三つのテーマで構成し、製品サンプルも充実して見せた。
新商品開発や新事業の開拓に取り組む企業の素材や事例を紹介する「ワッツネクスト・スコープ」では今回、機能性食品素材の開発・販売を手掛けるファーマフーズの卵殻膜を使用した繊維「ovoveil」(オボヴェール)を紹介。メーカーのほか学生も足を運び関心を示した。編み・織りの様々なテキスタイルや「ダブレット」がオボヴェールで作ったコレクションを展示して訴求。繊維・アパレル業界は新規参入となり、TTSで意見やニーズを聞きたいとしている。
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