ドジャース ロハスが佐々木朗希のモノマネを反省「あの選択は間違いだった」痛恨被弾に「九回も山本を続けるべきだった」グラブ借りて登板

 ドジャースのミゲル・ロハス

 「ドジャース0-16カブス」(12日、ロサンゼルス)

 八回からマウンドに上がったドジャースのミゲル・ロハス内野手は2回5失点。試合後、モノマネの詳細について明かした。

 山本由伸のグラブを手にマウンドに上がったロハス。投球前の仕草やフォームを完璧にモノマネし、最速89キロのスローボールで打者を打ち取るとスタンドから大歓声。大量失点で敗色濃厚の重苦しい雰囲気が一気に変わった。

 さらにロハスはナックのモノマネも披露し、八回を1安打無失点に抑えた。九回はカーショーのモノマネで立ち向かったが、先頭に二塁打を許した。ここで佐々木のモノマネに変更したが、ケリーに左中間へ2ランを被弾した。

 最終的に5失点を喫したが「よくない試合だったから、少しでも楽しもうとしたんだ」とロハス。だが佐々木のモノマネで被弾したことには「ロウキのマネは本当にやりづらかった。あの選択は間違いだった」と反省し、「九回も山本とナックを続けるべきだった。次に投げる機会があったらそうするよ」と前を向いた。ドジャースは歴史的な大敗となったが、ロハスの奮闘でダメージを最小限にとどめ、救援陣の酷使を回避させた。

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