【大相撲】大の里が豊昇龍に対抗心「高校時代から知っている。横綱になって刺激になった」

優勝一夜明け会見を行った大の里

大相撲春場所で3場所ぶり3度目の優勝を果たした大関大の里(24=二所ノ関)が24日、大阪市内で会見。横綱豊昇龍(25=立浪)への対抗心をのぞかせた。

横綱とは高校時代からしのぎを削ったライバル同士。豊昇龍は千葉・柏日体高から入門したのに対し、大の里は新潟・海洋高から日体大を経て角界入りした。大の里が一昨年夏場所で幕下付け出しでデビューした当時、豊昇龍は関脇で2場所後には大関に昇進。大の里もスピード出世を重ねて昨年秋場所後に大関の地位で肩を並べた。

そうしたなか、豊昇龍は今年初場所で優勝し、横綱に昇進。先に番付の頂点に立った。大の里は「横綱(豊昇龍)はプロに入ったのは先ですけど、高校時代から知っている。横綱になったのはすごく刺激になりました。目の前で見て、その刺激が大きかった。その刺激が大きくて今場所、やれたんじゃないですかね。横綱になったということが、一番の刺激」。今回の優勝の大きな原動力になったことを明かした。

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