【日本代表】前田大然が絶好調の要因を自己分析「今は自分のところにボールが来ている」

絶好調の要因を自己分析した前田大然

2026年の北中米W杯出場が決まったサッカー日本代表FW前田大然(27=セルティック)が、絶好調の要因を自己分析した。

森保ジャパンは20日のアジア最終予選バーレーン戦を2―0で勝利し、史上最速で8大会連続となるW杯出場権を獲得。1トップで先発出場したFW上田綺世(フェイエノールト)は、試合中の右足首捻挫によりチームを離脱となった。

前田は23日、千葉県内でサウジアラビア戦(25日、埼玉)に向けて行われた全体練習後に取材対応。「今までやってきたことがあったからこそ最短で(出場が)決まったし、素晴らしかったと思う。(前戦に出場せずに)悔しい部分もあるけど、チームとして戦っているので。W杯でそういう悔しさを晴らせればいいかな」と前を向いた。

上田が離脱した影響もあり、サウジアラビア戦では前田が1トップを務める可能性もある。「W杯にいくと連戦なので、同じメンバーでは厳しいと思う。いろんな選手が出ていくのが、強いチームだと思うので。そういうチャンスを僕たちがもっと、もっと生かしていけたら」と闘志を燃やした。

今季セルティックで、公式戦28得点をマークするなど大活躍中。好調の理由について「今までの積み重ねが、こういうふうな結果になっていると思う。今までそこに入っているけど、ボールが来てないだけというのは結構あって、今は自分のところにボールが来ている感じなので。あまりそこまで変えていることはない」と語った。

その上で、次のサウジアラビア戦に向けて「自信を持って今回の代表にきているのは事実なので。それをサウジ戦で見せられたらと思う」と力を込めた。

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