ミツフジ 健康経営や安全管理で需要拡大 顧客の課題に応える
ウェアラブル製品・サービスのミツフジ(京都府精華町)の業績が急伸している。けん引するのはBtoB(企業間取引)のウェアラブル事業。各顧客でユーザー数が飛躍的に増えている。「1社当たり数万規模の成約が取れるようになってきた」(三寺歩社長)という。同事業の販売台数は24年度(24年12月期)に前年比倍増を目標とする。
16年12月、衣服型〝スマートウェア〟の発売を皮切りに同事業を本格的にスタート。研究機関などとの綿密な連携やユーザーからのフィードバックを糧に技術開発・改良を重ね、製品バリエーションも増やした。当初は1社当たり数十程度の成約だったが、23年度には成約の規模が急拡大した。三寺社長は「これまでやってきたことを顧客にフィットさせ、それぞれの課題にちゃんと対応できるようになったのが23年度だった」と手応えを得ている。
収益の大部分は、手軽に身に着けられるスマートウォッチ「ミツフジ03」とリストバンド型「ハモンバンド」だ。ミツフジ03は暑熱リスクをはじめとする健康状態などを一元管理できる。ハモンバンドは暑熱対策に特化した製品だ。健康経営、職場の安全管理という観点で従業員の体調を見守る重要性を認識する企業が増え、需要が高まっている。6月ごろに発売予定のハモンバンドの新モデルは、「予定していた生産数2万本が受注分で既に完売した」という。ODM(相手先ブランドによる設計・生産)も増えてきた。
一方、スマートウェアは「事業規模はまだ小さい」ものの、高精度なセンシング技術を強みに医療の領域を主力とし、大学などと共同研究を重ねている。「心臓系の疾患に対応できるウェアラブルが求められているので、その開発をより強化する」構えだ。
ウェアラブル事業は収益の8割程度が国内。この間、海外からも労働現場の安全管理を目的に引き合いが増え、「今期は海外も大きく増える計画」だ。
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