《視点》固定観念
2024.03.06 06:23
提供:繊研plus
日本の婚姻件数は1970年に100万組を超えていたが、23年は戦後初めて50万組を下回った。少子化さもありなんといった状況だが、リクルートのブライダル総研によるとウェディングイベントの実施率は78.6%と2年連続で増加し、コロナ前水準近くまで回復している。
しかしイベントの主流であるホテルでの披露宴は減少傾向が続いたままだ。あるホテルの婚礼関連の責任者にその要因を聞くと、ウェディングのあり方が多様化したのに、ホテル側がそれに対応できていないからだという。〝ウェディングとはこうあるべきもの〟という固定観念が変化を阻んでおり、問われるのはウェディングを作り上げていくホテル側の問題意識と提案力だと。
〝あるべき〟が硬直化する思考停止だけならいいが、それが誰かをつらい目に合わせていることもある。LGBTQ+(性的少数者)や障害者が生きづらい世の中はまさにその表れだろう。誰もが幸せになる権利を頭の固さが阻んでいないか。自らを問い直すことが課題解決の第一歩となる。
(樹)
関連記事
「その他」カテゴリーの最新記事
-
バルセロナのフリック監督が「ブラックリスト」で来年1月にファティら主力売却か東スポWeb
-
大谷翔平 弾丸打球で一、二塁間突破の右前打 シーズン最終盤に9試合連続安打も…後続が相次いで凡退デイリースポーツ
-
【穴埋めクイズ】珍しい動物のこと!空白に入る言葉は?Ray
-
ロバーツ監督の采配が裏目 好投のビューラーに代えてフィリップス投入も…痛い追加点奪われ本拠地タメ息デイリースポーツ
-
国本梨紗、通った高校は「金持ちとそうじゃないコミュニティ」に分かれ「すっごいビックリ」デイリースポーツ芸能
-
奈良県民はもちろん全問正解?「奈良県」の難読駅名anna
-
宙組前トップ真風涼帆 宝塚退団後1年3カ月で『ルパン婚』 SNS「花婿じゃなくて花嫁?」「現役の姿が色濃い」デイリースポーツ芸能
-
フット後藤輝基、子を公立小に通わせている理由 丸山桂里奈はインター熱望もデイリースポーツ芸能
-
【最後にスカッと!】男性にだけ甘くて…理不尽な女性社員を撃退!Ray