篠田麻里子、「白か黒かしか許せなかった」出演ドラマ『サレタ側の復讐』と重なる“完璧主義”の過去
AKB48を卒業後も俳優、経営者、一児の母とマルチに頑張る篠田麻里子は今年、40歳を迎えた。現在放送中のドラマ『サレタ側の復讐〜同盟を結んだ妻たち〜』(テレ東系)では不倫した夫に復讐していく妻役で出演。クールな彼女のパブリックイメージに合った役作りの裏側や、デビューから20年あまり、波乱の芸能人生で感じた人生観の変化を語った。(前後編の前編)
『サレタ側の復讐〜同盟を結んだ妻たち〜』は、篠田と水崎綾女、矢吹奈子のトリプル主演ドラマ。夫に浮気された岸本奈津子(水崎)、遠藤佳乃(篠田)、早乙女麗奈(矢吹)の3人の友人同士が、佳乃のアイデアで「復讐同盟」を結成し、それぞれの夫に復讐を目論んでいく物語。
――台本を初めて読んだ時の感想はいかがでしたか?
篠田 一気に引き込まれました。復讐がテーマなんですが、それぞれの女性たちの葛藤だったり、苦しみだったり、日常だったりがリアルに描かれていて、『これがどう映像になるんだろう?』と好奇心を持ちながら演じられました。
――演じる佳乃は、復讐する3人のリーダーであり参謀格でもあるような印象があります。彼女のキャラクターをどう捉えて演じていますか。
篠田 彼女自身は冷静にいようとしているだけで、感情はすごくあると思うんですよね。目標に向かって頑張ることがすごくできる人で、でもクールでいることもできます。ただ、夫のことになるとやっぱり「信じていたものが裏切られた感覚」を捨てられなくて、「じゃあやり返してやろう」って、理性よりも自分の考えで突っ走ってしまったのかなと捉えています。そんな彼女が日ごろ見せていないギャップというか、今後どういう風に復讐していくのかを注目していただけたらいいなと思ってます。
――トリプル主演の水崎さん、矢吹さんとは現場でどう過ごしていますか。
篠田 私が役に集中してしまったり、あと余裕がないタイプでもあるので(笑)、水崎ちゃんに一番引っ張ってもらっています。現場の温め方というか、雰囲気を作るのが得意な人で、いろんな話題も振ってくれますね。奈子ちゃんは、やっぱり麗奈と同じかわいい年下キャラで、ドラマの中と同じ空気感でいてくれるので現場が和みます。
――篠田さんはよくご自身のことを「完璧主義」と話されていましたが、佳乃に共通点を感じる部分はありますか。
篠田 白か黒かにこだわって、グレーをあまり受け入れられない性格なのは、佳乃とちょっと似てるなと思います。私自身も昔は人のミスをなかなか受け入れられなかったり、自分自身も、ミスをしてはいけないと思ってしまったり……。佳乃は、結婚や家庭について「こういうものだ」というステレオタイプがあって、それが崩れた反動で復讐計画を考えていったんだと思っていまして、思い通りにならなかったことへのフラストレーションも、完璧主義の反動かもしれないですね。
――俳優としてのお仕事に目を向けると、2年前のドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)もインパクトがあったかと。
篠田 オファーをいただける機会も増えたので、あの経験は大きかったですね。おさむさんの作品って、リアリティがあるのに個々のセリフは他に無いような面白さがあるんです。「おさむワールド」といっていいくらい独自の世界観が好きですね。それで『離婚しない男』はおさむさんから『降ってきた』と指名してくれた作品だったので、『ぜひ!』という気分で参加させていただきました。
――ちなみに、鈴木おさむさんと秋元康さん、それぞれどんな印象がありますか?
篠田 お2人とも違う形ですごいプロデューサーだなと思いますが、秋元さんはずっと少年や少女の心を持っていますよね。学生時代のもう忘れてしまったような甘酸っぱい切なさを、私たちでも共感できるよう言葉にしてくれます。刺さる言葉も多いですし、今でもピュアな心をお持ちなんだろうなって思います。おさむさんは常に面白いものを求めている方で、今なら『どうやったらバズるか』を考えているような。『その発想どこから来るの?』っていうアイデアを出してくれます。
――秋元さんの「刺さる言葉」で覚えているものは。
篠田:AKB時代に、秋元さんからよく言われていた言葉が、今もすごく響いているんです。「あなた、スポンジになりなさい」と言われたことがあります。ケーキでいうところのスポンジを目指すんだって。
――スポンジ、ですか。
篠田 デコレーションしてもらっていろんなケーキになっていくスポンジのように、私に何でも吸収してほしい、という意味でした。私自身は当時、髪型や衣装にもこだわりがすごくありました。意見を出すのはもちろんかまわないのですが、周りの意見も取り入れていってね、というのは当時大人の皆さんによく言われました。それは完璧を求めすぎない気持ちにもつながったと思います。
――それが、今の人生観にもつながっていると。
篠田 今はパーフェクトを目指すよりも、ダメなところも個性で魅力なんだから許容しよう、と考えて生きています。20代の頃は、頑張れば絶対成果がついてくる、と信じて頑張ってきました。でもお芝居でもなんでも力を入れすぎてはだめで、適度に加減することも大切なんだと気づいて。年齢を重ねて、この感覚が分かってきました。それから、周りが勧めてくれたことを信じることですね。
――そうした周囲の視点を受け入れる姿勢も、最近の役作りにつながっていますか?
篠田 そうですね。この作品でも『離婚しない男』でも、「私がやったら面白いんじゃないか」とオファーしてくださる要素があると思います。だからまずいただいたものはやってみようという挑戦心を信じてお芝居をしています。自分だけなら思いつかなかったような作品や役で、想像をふくらませていくのも楽しいです。佳乃もドラマが進むにつれて、感情を爆発させたりもします。どういう展開になったら面白いかなと考えて、お芝居をしています。
(プロフィール)篠田麻里子(しのだ・まりこ)1986年3月11日生まれ、福岡県出身。2006年にAKB48正規メンバーに加入し、2013年の卒業後は俳優として活動。ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系/2024年)映画『BLUE FIGHT 〜蒼き若者たちのブレイキングダウン〜』(2025年)などに出演。また、自身のコスメブランドを手掛けるなど多方面で活動。
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