北村匠海、主演映画『愚か者の身分』観客を唸らせる熱演で俳優として新たなステージへ
北村匠海、主演映画『愚か者の身分』観客を唸らせる熱演で俳優として新たなステージへ
現在公開中の映画『愚か者の身分』で主演を務めている北村匠海。加えて、来年2月6日公開予定の映画『ほどなく、お別れです』への出演も発表されており、破竹の勢いを見せている。そこで本記事では、この2作品に注目し、進化を続ける北村の俳優としての魅力にスポットを当てたい。
映画『愚か者の身分』は、闇ビジネスの世界を舞台に、運命に翻弄されながらも生き抜こうともがき続ける若者3人の3日間の逃走劇を描く物語。北村が演じるのは、仲間のマモル(林裕太)と共にSNSで女性を装い、言葉巧みに身寄りのない男性たち相手に個人情報を引き出し、戸籍売買を行うタクヤだ。黒と金のツートンカラーヘアにピアスという出で立ちで裏社会に身を落とした若者を演じた北村に対し、映画を鑑賞したSNSユーザーからは、「演技凄すぎた…」「ギュッと心臓が掴まれるような感覚がした」「鳥肌立った」などと絶賛の声が相次いでいる。
北村は同作のメイキング映像の中で、「この映画で1番描かれているのは、“生きる”を託すということと、その意味」と作品のテーマに触れている。さらに、「それと同じぐらい、役者としての次の世代へ、次の世代へっていうのがすごく脚本の中に落とし込まれていたので」「剛さん(綾野剛)から僕へ、そして僕から林裕太くんへ」と共演者の名前を挙げながら語った。今年はNHK連続テレビ小説『あんぱん』でヒロインの夫という大役を務めるなど、若手実力派として第一線を走り続けてきた北村だが、『愚か者の身分』はそんな彼が“次の世代に背中を見せる立場”へ成長したことを象徴する作品になりそうだ。
そんな北村は、来年2月6日公開予定の映画『ほどなく、お別れです』への出演も控えている。本作は、目黒蓮(Snow Man)と浜辺美波演じる葬祭プランナーの2人が“最高のお見送り”を目指し、さまざまな葬儀に向き合っていく物語。北村が演じるのは、出産を間近に控えた妻とお腹の子を事故で亡くし、現実を受け止めきれないまま葬儀を迎える喪主という難しい役どころだ。これまでにも、映画『君の膵臓をたべたい』(2017年)や『君は月夜に光り輝く』(2019年)などで、生と死に向き合う人物を繊細に表現してきた北村。年齢と経験を重ねた今、妻と子を同時に失うという深い悲しみを抱えた役をどのように演じるのか、ぜひ注目したい。
1人の俳優として大きく飛躍し、作品ごとに確かな進化を見せている北村。社会の闇から抜け出し、生き抜こうともがき続ける若者を体現した『愚か者の身分』、そして深い喪失と向き合う『ほどなく、お別れです』という対照的な2作品で、彼の演技の魅力が存分に発揮されそうだ。その活躍から、今後も目が離せない。
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
元“差し押さえ”担当公務員のコスプレイヤー・すずら「実家に戻ってくんな」を覚悟で挑んだグラビアデビューENTAME next -
人気コスプレイヤー・すずらが挑む新境地「おへそと鼠径部だけは見せたくなかった」ENTAME next -
timeleszファミリア新企画「タイムレスハウス」スタート “豚まん”賭け即席ゲームで対決モデルプレス -
WEST.、お揃いスウェット姿で新CM登場 パワフルな“C”ツッコミ炸裂モデルプレス -
木村拓哉、52枚の歴代カバーと「anan」表紙飾る “表紙登場回数歴代1位”30年間のヒストリーを公開モデルプレス -
野村周平、黒ギャル×ミニ丈制服姿のコスプレ姿にファン衝撃「美脚すぎる」「誰かと思った」モデルプレス -
BE:FIRST、4年ぶりファンミーティングアリーナツアースタート 全国10都市・23公演開催モデルプレス -
赤西仁「呪術廻戦」五条悟コスプレに反響相次ぐ「破壊力ヤバい」「似合いすぎてる」モデルプレス -
鼻ドスデビュー!音乃瀬奏が語る鼻治療25回の覚悟と弱音らいばーずワールド