

自販機で見つかった危険すぎる飲み物、その正体にゾッとした… 「絶対飲んじゃダメ」と波紋
地下鉄の自販機取り出し口に、販売されていないペットボトル商品が発見された。「パラコート連続毒殺事件」を想起させると話題を呼んでいる。
夏は水分補給が重要な季節。そのため、自動販売機のありがたみを強く感じる時期でもある。
しかし現在X上では、地下鉄の自販機にて目撃された恐ろしい光景に対し、「本当に気をつけて」と、驚きの声が上がっているのだ。
駅で見かけた自販機、恐ろしい光景が...
ことの発端は、Xユーザー・速度さんが投稿したポスト。
「怖かった」と題した投稿には、地下鉄構内に設置された自販機、そして地面に置かれたペットボトル飲料の写った写真が添えられている。

その正体について、ポスト本文にて「駅で飲み物を買ったら、取り出し口にもう1本ペットボトルが入っており、誰かの取り忘れかな? と思いましたが、よく見たらこの自販機では売ってない商品でした。横に避けて駅員さんに通報しておきました。パラコート事件が想起されます。くれぐれも残留品は飲まないようにしてください」と説明していたのだった。
40年前のパラコート連続毒殺事件
パラコート事件(パラコート連続毒殺事件)は、1985年(昭和60年)に日本各地で連続発生した毒物混入・毒殺事件。
その手口は、除草剤・パラコートなどを飲料に混入させるというもので、当該事件では自販機の付近や、取り出し口内にパラコート入り飲料が置かれた。被害者はそれらの飲料を「運良く見つけた取り忘れの商品」と判断して飲み、命を落としてしまったのだ。

同事件を想起させる光景は瞬く間に話題となり、Xユーザーからは「私の友人だったら『おっ、ラッキー』って飲みそうで怖い」「パラコートの事件と同じ手口じゃん...」「これを怖いと思える感覚は必要」など、驚きの声が続出している。
また、パラコート連続毒殺事件から既に40年経過していることもあり、「事件を知らない世代も普通にいそう」「親御さんは一度、お子さんに教えてあげた方が良い」と言った具合に、注意を喚起するユーザーも見られた。
そこで今回は、当該の飲み物の詳細をめぐり、飲み物が発見された駅を運営する東京地下鉄(東京メトロ)に詳しい話を聞いてみることに。その結果、衝撃の事実が明らかになったのだ...。
発見時の状況が恐ろしすぎる...
https://twitter.com/No343D55/status/1941673801680314836
飲み物を発見した経緯について、ポスト投稿主・速度さんは「駅のホームで飲み物を買おうとした際、取り出し口に自分が購入したものではないドリンクが入っていました」「購入品を取り出す妨げにもなっていたので取り出したところ、当該自販機のラインナップの中には無い商品で不審に思い、駅の窓口に電話で通報しました」と振り返っている。
駅員からは「一旦横に避けておいてください。駅員が回収します」との回答が得られ、電車の時間もあったため指示に従い、電車に乗車したという。
ポストが大きな話題となった件については、「殺意を持った第三者にしろ、模倣犯にしろ、こうした事件というのはなかなか後を絶たないと思います。過去の事例をご存知ない方や、お子様を持つ方々にも注意喚起として届いていれば幸いです」と、語っていた。
東京メトロ「他の自販機で販売してる商品」
自販機から発見された飲み物は『Welch's フルーツウォーターレモン』。
写真を見る限り、確かに当該自販機の商品ラインナップの中に、その姿は確認できない。では、駅構内にある他の自販機や、コンビニ店舗はどうだろうか。
こちらの質問に対し、東京メトロ広報からは「当該駅ホーム階設置のアサヒ社自販機において、該当商品の販売がございます。しかしながら、本件の飲料が上記のアサヒ自販機で購入されたものか否かは不明でございます」との回答が得られている。
速度さんは「普通にペットボトルはしっかり冷えてて、余計にタチが悪かったな。悪意を感じる」とも振り返っていたため、夏の気温を考えると、当該の飲み物は「駅構内の別の自販機で購入されたもの」の可能性は高いだろう。
このような事例だけでなく、駅構内で不審物を見つけた際の対応について、東京メトロ広報は「駅構内や列車内で不審物を見つけた際は、触らず、近づかず、安全を確保したうえで近くの駅係員や乗務員にご連絡頂きますようお願いします」と呼びかけていた。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という格言がある。過去に起こった痛ましい事件は決して風化させず、後の世代への注意喚起として受け継いでいきたい。
執筆者プロフィール
秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。
新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。
X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。
(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ)
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