

<キャスター>時事問題に切り込む阿部寛“進藤”がひそかに追い続けている謎に視聴者「闇が深そう」と興味津々

阿部寛が主演を務める日曜劇場「キャスター」(毎週日曜夜9:00-9:54、TBS系)の第2話が4月20日に放送された。スポーツ賭博という時事ネタに切り込みつつ、ラストの急展開も注目された。(以下、ネタバレを含みます)
型破りなキャスターが闇に葬られた真実を追求する社会派ドラマ
同ドラマは、テレビ局の報道番組を舞台に、型破りなキャスターと番組に携わるスタッフたちが闇に葬られた真実を追求し悪を裁いていく、完全オリジナルストーリーの社会派エンターテインメントドラマ。
阿部寛が扮(ふん)する主人公の進藤壮一は、公共放送で社会部の記者として15年間キャリアを積んだあと報道番組のキャスターになり、民放テレビ局・JBNに引き抜かれて「ニュースゲート」のメインキャスターに就任したキャラクター。
「ニュースゲート」のスタッフ陣として、総合演出の崎久保華役を永野芽郁、番組ADの本橋悠介役を道枝駿佑、サブキャスターの小池奈美役を月城かなと、プロデューサーの山井和之役を音尾琢真、編集長の市之瀬咲子役を宮澤エマ。また、報道番組のスタッフらを束ねる報道局長・海馬浩司役を岡部たかし、JBNの会長・国定義雄役を高橋英樹が務める。
バレーの名選手のスポーツ賭博疑惑が浮上
第2話で進藤たちが迫ったのはスポーツ賭博。第1話は二転三転するストーリー展開で視聴者の目を引き付けた本作。進藤がその中で崎久保に言った「報道に携わる者ならば、毎日がエイプリルフールだと思え」。第2話の崎久保がその言葉を思い出したように、われわれ視聴者も、うそや真相がどこに隠されているのか見極めたくなる。
六本木のスポーツバーに警察の捜索が入り、店の従業員や客が賭博容疑で逮捕された。そこで日本バレーボール界のエース・名和(鈴木貴之)と「ニュースゲート」のサブキャスター・小池も任意同行されたと分かり、JBN局内は大騒ぎに。小池が絡んでいるというだけでなく、JBNは国際バレーボール選手権を共催しているのだ。
「ニュースゲート」編成担当の滝本(加藤晴彦)に頼まれ、国際バレーボール選手権のメインスポンサーをしているIT企業の社長・仁科(宮川一朗太)の説得に向かった進藤。「我々JBNが全力をあげて、名和選手の潔白を明らかにし、国際バレーを盛り上げます。決して御社に損はさせません」と言い切った。
進藤は番組内で予定外の質問をぶつけ、小池が名和からプロポーズされたことを打ち明けさせたことで、賭博に関わっていないという名和の潔白を世間に証明。それを喜んだのは滝本だけでなく、官房長官の羽生(北大路欣也)も。進藤に機密費を渡していた羽生は、それが生きたと思ったのだ。人気スポーツの国際大会は長く欧米がけん引し、日本では難しかった。そのロビー活動に携わっているようで、ひそかに黒い部分も浮かび上がる。
進藤が見上げていた先にいる人物は…
しかし、スポーツ賭博問題は、さらに思いがけない方向へ。名和の携帯電話が警察に押収されたままだということを知って、その動きを注視していた進藤。番組内で、名和の携帯に賭博の胴元との金銭のやり取りに関する履歴があったことと、八百長にも加担した可能性があるという新たな疑惑を伝えた。
結局、名和の専属トレーナーだった今井(味方良介)が驚異の的中率を誇った予想屋として、機械が苦手な名和の携帯を操作していたのだった。トレーナーとして身近にいることで名和の調子を読み取り、試合の勝ち負けを予想できたのだ。
現実にあったことも思い起こさせつつ、国際大会が日本で開催されることの光と影にも切り込んだ物語。進藤が迫っていくさまに見入ったが、ラストでもうひとひねりの驚きが繰り広げられた。
仁科が賭博に絡んでいたことを続報として進藤が伝えた日、羽生が死去。翌日、それを報道する新聞を破った進藤がその先に目にしたのは父の遺影だ。そしてJBN会長の国定は羽生を思いながら「あなたが先に逝くなんてね。ありがたいねぇ。秘密を墓場まで持って行ってくれた」と、ほくそ笑んだ。
第1話で羽生が倒れたとき、「こんなところで死なせない。この手で殺すまでは絶対に死なせないからな」とつぶやきながら救命措置をしていた進藤。そこにある問題に国定も絡んでいるということなのか。さらには、ラストでJBNのビルを見上げる進藤を見つけた崎久保の脳裏によぎったのは、幼いときに母が葬儀で進藤を責めている場面だ。
SNSは「ラスボスは会長?」「崎久保の過去も気になる」「崎久保と進藤にも因縁?」「まだまだ闇が潜んでいそう」「登場人物全員闇が深そう」とざわついた。
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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