岡山天音、『パーセント』で伊藤万理華の”恋人”役に「コンプレックスを抱えた、矛盾が同居している役」
伊藤万理華主演の土曜ドラマ『パーセント』(NHK総合・BSP4K)が、5月11日(土)より放送されている。今回、町田龍太郎役・岡山天音のインタビューが到着した。
ローカルテレビ局「Pテレ」のバラエティ班で多忙な日々を送る吉澤未来(伊藤万理華)。いつかドラマ班に異動したいと企画書を出し続けていた彼女は、ある日自身のドラマの企画が通ったことを告げられる。喜んだのもつかの間、部長からの「主人公を障害者ってことにできないか?」という提案のもと、“登場人物に多様性を持たせたドラマ”作りに奔走。
やがて彼女は車椅子に乗った高校生・宮島ハル(和合由依)に出会い、ドラマの出演をオファーをするが、ハルは「障害を利用されるんは嫌や」と拒否。諦めきれない未来は、ハルが所属する劇団「S」の稽古場を訪ねることになる。
今回、未来の恋人で、学生時代に監督した作品が脚本賞に選ばれた才能を持つ、町田龍太郎役・岡山天音のインタビューが到着した。
──『パーセント』に出演することが決まったときのお気持ちは?
岡山 最初に台本を読んだときは、主人公の未来だけじゃなく、群像劇というか、いろいろな人の様々なドラマが切り取られていて、盛りだくさんだと思いました。要素としても、登場人物のキャラが立っている、良い意味で目がチカチカするドラマだという印象がありました。これが1本のドラマとしてどうまとまるのか楽しみだなと思いました。
──町田を演じるうえで心掛けていることや役のみどころを教えてください。
岡山 台本を読んで、町田に対して最初に感じたのは、コンプレックスを抱えた役だということでした。大人だけど、まだ中に少年のままの部分があり、だから矛盾していて、一括りにできない、一言で説明できないキャラクターだなと思いました。相反する要素が同居している人物なんです。未来よりも年上の彼氏で、コンプレックスを刺激されたりする場でなければ、優しい目で(未来を)見つめているのかもしれないけど、どうしようもなく拭えてない部分があって、その矛盾が同居している役だなと感じました。
人間っていろいろなことを堪えて暮らしている人が多いと思うので、それをそのまま放出してしまうと、町田が悪いという印象になると思うんです。演じる中には素敵なシーンもあって、そういうところでの町田への共感性が薄くなってしまうと、町田に対して乗っかってもらえなくなるので、そうならないようにとは考えていました。
──撮影現場の雰囲気や共演者と印象に残っていることはありますか?
岡山 伊藤さんは個性的ですよね。作品を観ていたときよりも、エネルギーの発し方だとか、間の取り方だとか、お芝居が独特だなと思いました。ハル役の和合さんを初めて見たときも、「華があるなぁ、魅力的な人だな」と感じて、ハルにピッタリだなと思いました。
確かに、未来が創作意欲をかき立てられるのがわかるなと。それはハルという役云々を抜きにして、和合さんの資質だと思ったので、そのときに伊藤さんにも「パワフルな人だね~」という話をしちゃいました。和合さんに限らず、劇団「S」の皆さんは関わりたくなるとか、話を聞きたくなるとか、その人のことを知りたくなると感じる人たちが多いです。思わず目で追っちゃいますね。
第2回で町田が働いているカフェに、未来がみんなを連れてくるシーンが初めてのシーンだったんですが、一緒にいて楽しくなるし、元気をもらえる方が多いなと思いました。
──放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
岡山 僕もこの作品は新しい試みがある作品だと思っているので、観てくださる方たちにどう受け取られていくのだろうかと思っています。今回のドラマでは、結構せりふがメッセージになっているんですよね。だから、ドラマを追ってみてもらえれば、そこにメッセージがあると思っています。
作品の中で哲学みたいなものが明確に提示されていて、僕はそれがすごくいいなと思ったし、4回かけて到達することが必要だったメッセージだと感じたので、最終回まで全て観てほしいです。未来やハルちゃん、町田がいろいろな壁にぶつかっていきます。そして、最後に彼らと一緒に、やっと差した日の光のようなものを浴びて、共に感じてもらえたらと思っています。
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