

SUPER☆GiRLS・阿部夢梨が振り返るアイドル道「模索しながらの日々でした」
2013年から芸能活動を始め、SUPER☆GiRLSの6代目リーダーとしてグループを引っ張ってきた阿部夢梨。今年いっぱいでSUPER☆GiRLSから卒業する彼女に、これまでのアイドル人生を振り返ってもらった。
(前後編の前編)
──阿部さんはアイドルとして10年活動されましたが、まずアイドルを目指したきっかけは何だったんですか?
阿部 一番最初は私が小学生の時、母が買ってきてくれた小学生モデル雑誌を読んで「自分もこの雑誌の中の人になりたい!」と思って、いろんなモデルのオーディションを受け始めたんです。そこでエイベックスに見つけていただき、(当時住んでいた)石川県からエイベックスの名古屋校へ毎週レッスンで通うようになって、「アイドルって面白いんだ!」と思ったのがきっかけです。みんなと一体となってただただ熱くなれるアイドルの楽しさを知り、気付いたらこんなにも長く続けていました。
──当時の阿部さんはどんな性格でしたか?
阿部 ハチャメチャな女の子でした。活発で、運動が好きで、平気で男の子とケンカして、虫が好きでバッタをたくさん捕まえたりしていました(笑)。虫を触るなんて今じゃ考えられない!
──石川県から名古屋に毎週通うのは大変だったのでは?
阿部 確かに遠いんですけど、私は全然苦じゃなかったです。というのも、母が運転する車で通っていたので、私は車の中で寝ているだけ。母のほうが大変だったと思います。レッスン後に手羽先とか名古屋名物を食べられることもうれしかったですね。
──そこから「Girls Street Audition」に合格し、iDOL Street 第8期ストリート生として加入。デビュー候補生として、当時どのような気持ちで活動していましたか?
阿部 がむしゃらでした。あの頃は後ろ向きなことは一切考えず、「私は絶対に昇格できる!」と思って活動していましたね。その気持ちがあったから私はここまで来られたので、後ろを振り返らないことってやっぱり大事だなと今改めて思います。──ストリート生時代の活動は楽しかったですか?
阿部 楽しかったです! 石川県から東京へ毎週通うようになったんですけど、まず東京に行くこと自体を冒険感覚で楽しんでいました。オーディションに合格して一歩進めた喜びもあったし、さらに上のステップへ進みたいという闘争心もありました。あと、当時は雑誌のお仕事もさせてもらっていて。
──『LOVE berry』のモデルとしても活動されていましたよね。
阿部 そうです! モデルのお仕事も楽しかったです。ただ私は食べることが大好きだったので、食事制限は耐えられないなと思ってモデルではなくアイドルの道を選びました。アイドルっていっぱい動くじゃないですか。だから、食べて動けばプラマイゼロ! 私にとってアイドルは天職なんです(笑)。
──そして翌2016年、阿部さんはSUPER☆GiRLS(以下スパガ)に3期生として加入することになります。
阿部 加入が決まり、とてもうれしかったのを覚えています。そもそも私は「Girls Street Audition」で前島亜美さん(2017年卒業、3代目リーダー)を見て、かっこ良さに惚れ惚れして、その日から「絶対スパガに入りたい!」と思ってストリート生をしていたんです。なので念願が叶ったと思いました。
──阿部さんにとって前島さんは憧れの存在だったんですね。
阿部 はい。パフォーマンスがかっこ良くて、私にとって理想のアイドル像でした。私が加入しスパガの“第三章”が始まったタイミングで前島さんがリーダーに就任したんですけど、リーダーとしての背中も私は尊敬していて、全部が憧れでしたね。
──念願叶って加入したスパガでの日々はいかがでしたか?
阿部 激動だったなと思います。楽しいこともたくさんあったし、もちろんつらいこともありました。思い出はたくさんありすぎるんですけど、楽しかった思い出としてパッと浮かぶのは「a-nation」(2016年)にオープニングアクトとして出演したこと。味の素スタジアムは私の人生の中で一番大きなステージだったので、よく覚えています。──味の素スタジアムで「a-nation」なんて、相当緊張したでしょう?
阿部 それが、なぜか緊張しなかったんですよ。当時の私は味の素スタジアムの価値を分かっていなくて。いつも通りのライブのテンションで行って、いざステージに立って「え!? 広っ!」みたいな。無知って怖いなと思います(笑)。
──では、つらかったことというと?
阿部 コロナ禍です。日本青年館で開催予定だった結成10周年ライブが中止になり、悔しくて。しかも半年くらいまったくライブができず、苦しい時期でした。
──コロナ禍の時期はモチベーションを保つのも大変だったと思います。
阿部 そうですね。スパガのことを考えると悔しい気持ちになっちゃうから全然違うことをしようと思って、大学受験をしようと決めました。受かっても受からなくてもいいから受験勉強を頑張ろう、って。家にこもって何かに打ち込む経験がそれまでほとんどなかったから、新鮮な感覚だったのを覚えています。受験勉強と『どうぶつの森』ばかりやっていました(笑)。
──そして2021年6月、阿部さんはスパガの6代目リーダーに就任しました。
阿部 (渡邉)幸愛さん(21年卒業、5代目リーダー)の卒業が決まった時に「次は私だろうな」と感じたので、6代目リーダーの話はすんなり受け入れられました。溝手るかさん(19年卒業、4代目リーダー)や幸愛さんをはじめ、いろんな先輩方から「夢梨らしいリーダーになってね」と温かいメッセージもいただきました。ただ、リーダーはやはり難しかったです。コロナ禍で思うように活動できない状況だったこともあって、ずっと模索しながらの日々でした。
──リーダーとして印象に残っている出来事や思い出は?
阿部 最近、後輩たちが「相談したいです」とご飯に誘ってくれるんです。それがうれしくて! スパガに加入した頃は、まさかこうして頼ってもらえる先輩になれるなんて考えてもいませんでした。
▼インフォメーション12月29日(金)13:30-15:45『SUPER☆GiRLS Debut 13th Anniversary ~♡君とスパガのHeart Diamond♡~』18:00-20:15『SUPER☆GiRLS 阿部夢梨卒業ライブ ~これからもずーっと、大好きです♡~』テレ朝チャンネル1で独占生中継
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