YouTuberを恫喝した警察官に批判の声「控えめに言っても最低」「悲しくて涙が出る」

警察に職務質問を受ける

警察好きを公言する神戸のわかおじは、警察車両の紹介や「警察官の素敵な姿」を投稿しているYouTuberです。今回公開されたのは、ボカシが入った車載カメラの映像。

映像は、わかおじの運転する車が左折したところ、右隣のレーンにいた大阪府警のパトカーの車列から

おら！ あぶねえよ！ お前だよ！ あぶねえぞおい！ ちょっと停まって！

と停車させられるところから始まります。

車線の真ん中で停まったのか、わかおじは後続車の通行を妨げていると伝えますが、警察官は気にせず

おい！ ちょいええから！ 何してんの？ おっさん。

と高圧的な態度で、その後も「YouTuberかお前！」「答えろや！」など声を荒らげます。

ガタガタさっきから文句言うなやコラ

複数の警察官に詰め寄られ、身の危険を感じたわかおじが録音機のボタンを押すと、「おい！録音ちゃうやろな？コラお前。おい！」「あかんであかんであかんで」「なんで録音してんの？」と言って警察官たちは録音機を奪います。また、フラッシュライトを常に顔に向けられており、「まぶしい」と訴えても警察官は無視していたようです。

名刺と免許の提示を求められたわかおじは、YouTuberの名刺を渡しますが、これには本名が書かれておらず、警察官は「アカウント名ちゃうねん！」とツッコミ。わかおじがなかなか免許を見せないでいると、

ガタガタさっきから文句言うなやコラ！！ おい！！ え！？ 免許持ってんねやろアホンダラ。どっちやねん！ さっきから！ ゴネやがってる理由はよぉ！！ なぁ！ さっきからなんやねんお前！ 出せ言うてるやろがい！ なぁ！ 何をゴネてんねんさっきから！ 知らんけど！

とブチギレ。顔を近づけて詰め寄られ、わかおじは「非常に恐怖を感じた」としています。

わかおじは活動休止を発表

警察官は何かの事件の捜査中だったらしく、わかおじが捜査を妨害しようとしていると疑っていた様子。その後、助手席に置いていたカメラの存在に気づいた警察官は、撮影データを削除するよう要求。その中では「（カメラを）壊したらわからくなるんちゃう？」という発言もありました。結局わかおじは消したふりをしてやり過ごしたようです。

不適切な言動を繰り返していた警察官は一部だけだったようで、「残っている方々は、普通に対応してくださりました」としています。

これまで警察を追ってきたわかおじは、警察への感謝を綴りつつ、

今回の件で大きく失望し、これまでにあった警察に対する気持ちはなくなりました。（中略）この動画を最後に、暫く活動を休ませて頂きます。再開することはないかもしれません。

と活動を休止すると報告しました。

次ページ：綾人は「明らかに不適切な言動」

綾人サロンの見解

映像を紹介した綾人は、

言葉遣いや喋り方等も含めて、通常の職務質問で考えられるような範疇を越えておりまして、一般市民に対して恫喝するような明らかに不適切な言動をおこなっているような映像になっているんじゃないかなと思います。

冒頭の映像で見ると、撮影者の方がパトカーの横をすり抜けるような形でですね、左側を並走していくシーンが見受けられるんですが、これについては特に警察官側も言及していないということからもわかるように、道路交通法上の違反がおこなわれたといったような事実はないと思います。

とわかおじに過失があったことは認められないとの考えを示しました。内容は「一般的な職務質問」だとしているものの、「不適切な対応」「言語道断」だと批判しています。その一方でわかおじに対しては「速やかに免許証の提示をですね、何よりも先に優先しておこなって頂きたかった」ともコメントしています。

ちなみにこの映像について、すでに大阪府警に申し立てているらしく、続報があれば紹介するとのことです。

控えめに言っても最低

コメント欄では、

これ、控えめに言っても最低で悪質な行いですね。こういう粗暴で悪辣な方たちにはぜひ、厳正なる処分を下してほしいものです。このような方々が警察官とは、、、世も末です。

これはメディアに出すべき映像。こんなの怒りでしかない。

これがこの国の治安を守る公僕の姿なのか？この警察官が全ての警察官への信用と信頼を失墜させてしまった。悲しくて涙が出る…

と警察官に批判の声が多く寄せられています。