「Under The Tree」(※提供写真)

高橋メアリージュン、アップサイクルマルシェ「Under The Tree」に参加

2021.11.01 07:02
提供:WWS channel

規格外食材を扱ったアップサイクルマルシェ「Under The Tree」が2021年10月30日(土)に新宿御苑・プラタナス並木で開催され、女優の高橋メアリージュン、モデルでフードコーディネーターの近藤しづか、モデルをはじめSDGsに根差した環境問題など様々な活動に取り組む西内ひろが参加した。

規格外食材とは、見た目や大きさ等が市場流通の規格に合わないとの理由で消費者の手に届かない野菜や果物などのことで、市場流通の過程で消費地の市場に到着する前に傷がついたり、変形するなどしたため中身は同じなのに同等の価格で卸売販売できず、結果として消費されることがない商品などをさす。「アップサイクル」は、使わなくなった物を再利用するだけでなく、アイデアで新しいものに作り替え、価値を高める=アップさせること。

同マルシェは、高橋メアリージュン、ソーシャル領域の課題解決を中心とした広告代理業や企業の広報コンサル業、PR業に取り組む株式会社コクーンラボ(代表取締役:釜石剛)及び、食品ロスを考えるサイト「フリフル」( https://sustainable.furifuru.com/action)を運営する株式会社Day1(代表取締役:坂口龍也)の3者が、国立公園の情報発信拠点でもある新宿御苑を会場に、全国の国立公園のある県域での農家と連携し、趣旨に賛同する著名人らと共に「フードロス」への新たな提案を行うことを目的に企画された。

秋晴れの空のもと、新型コロナウイルス感染症の対策を徹底し、朝9時から開催されたマルシェでは、ニンジン、トマト、小松菜、ほうれん草、かぼちゃなどの野菜が並び、訪れた人たちは、まずその価格の安さに驚き、安い理由を説明してくれる出品者たちの話に、熱心に耳を傾けた。

会場では、同マルシェの実行委員に名を連ねる高橋メアリージュンと近藤しづか、西内ひろらが参加したトークショーも行われた。

高橋は、昨年11月に、同じ会場となる新宿御苑・プラタナス並木で行われたサスティナブルなファッションショーに足を運んだ際、近藤しづかと再会、それまではあまり意識することがなかった「フードロス」について詳しく話を聞いたことがキッカケで、「フードロス」の問題に関心を持つようになったエピソードを語った。

「フードロス」の問題を真剣に考えるようになった高橋は、「私もそうだったのですが、『規格外食材というものをまだよく知らない方は多いのでは』と思いましたし、『知ってほしいな』と思い、SNSで発信しました」と述懐。近藤は、「メアリーが『何かみんなでやろう』と声を上げたことがキッカケです」と声を弾ませた。

また、近藤は、高橋をはじめ想いを同じくする仲間たちと農家を訪問したそうだ。「最初にやったことは、農家のみなさんに、みんなで会いに行ったことです。みなさん野菜やフルーツに対する愛情が深くて、ますます『ロスしちゃいけないな』と思いました」と回顧。「フードロス」を出さないために心がけていることとして、買い過ぎない、使いきる、食べ残さないようにする(作り過ぎない)という3つの工夫を紹介した。

マルシェには、海の再生事業に取り組む「宗像国際環境会議」もブースを出展。丸1日「宗像国際環境会議」のブースで来場者と触れ合うという西内ひろは、福岡県出身で、海で育ったことを振り返り、ダイビングなども大好きだが、「遊ぶだけじゃなくて、好きな海も守りたい」との思いから、SDGsに根差した環境問題に取り組むようになったといい、「海を守り、そして再生させる活動は継続することが大切」と想いを言葉にした。

マルシェの会場で、高橋メアリージュン、近藤しづか、西内ひろ、実行委員を務める「フリフル」の坂口龍也氏にインタビューを行った。

-マルシェの様子をご覧になった感想からお願いします。

高橋メアリージュン:まず、天気に恵まれたので、光がきれいで、すごくいい雰囲気です。かわいい野菜たちも、ドーナツも並んでいて、間違いなく、楽しくて素晴らしいマルシェになると思います。

近藤しづか:すごくいいお天気で、ナチュラルだったり、オーガニックだったりというイメージにとっても合っていて、いいなと思いました。

西内ひろ、:ニンジンとか、大きさが様々なのですが、それが逆に可愛くて、「どの子を持って帰ろうかな」という気持ちです。同じ形のものが一つもないので、普通と違ってた楽しいなと感じました。

-今年の夏に1日限りのアップサイクルマルシェとして予定されていた「Under The Tree」ですが、緊急事態宣言の発令で中止となり、この日の開催となりました。実行委員にも名を連ねている高橋さんですが、改めて、「Under The Tree」が開催された心境をお願いします。

高橋メアリージュン:とにかく、嬉しいです。みんなで願っていた第1歩の日なので。延期になってしまったりはしたのですが、第1歩をようやく踏み出せたことが嬉しいです。フードロス削減のために、ここからどんどん活動していきたいので、まず、この日を迎えられた事がすごく嬉しいです。

-SNSで「フードロス」の問題について発信したのは、どんなお気持ちからですか?

高橋メアリージュン:ある意味知らない人が多い事は希望があるなと思います。『知ってくれたら、行動に移そう』と思ってくれる人が多いのではないかなと思いました。私1人が特別な人間というわけではなく、「フードロス」は、誰しもが、知ることによって『行動に移そう』と思う問題だと思いました。とにかく、知ってもらいたいなと思いました。

-近藤さんは、そんな高橋さんの様子をそばで見ていたのですね。

近藤しづか:そうなんです。私とメアリーが去年、この会場で久しぶりに会って、2人で、規格外食材のブースに行ったときに、かぼちゃのスープを出して頂いたのですね。それが甘くて、すごく美味しかったのです。そのときに、「規格外野菜で作られたスープなんですよ」と教えて頂きました。その時に、2人で感動したのですが、そのあと、メアリーは、「何かできないかな」と声をあげて、行動に移して、仲間を集めていったのです。行動力がすごくて、女が惚れる女です。ほんとカッコいいなと思います。

-高橋さんは実生活でもお姉さんですが、モデル仲間の間でも姉御肌なのですか?

高橋メアリージュン:長い間、一番年下だったので、そういう感じではないのですが、周りが姉御だったので、姉御肌の方の背中を見て学んだということはあるまもしれません。

近藤しづか:メアリーは、クールなイメージですが、優しくて、温かい人です。

-近藤さんは、レシピや、健康的に美しくなるための食事法などを提案されていますが、「調理をして食べる」という点において、規格外食材と、規格内として流通する食材に違いはあるのですか?

近藤しづか:はい。むしろ味は美味しかったりします。トマトは形が横長の方が美味しかったりするので、シェフの方はあえて選んだりすると、農家さんに聞きました。野菜などは、小さい方が使い勝手がよかったりすることも多いので、規格外食材の方が便利です。

-「規格外」という言葉がマイナスのイメージがあるため、「可愛いネーミングがほしい」とおっしゃってましたね。

高橋メアリージュン:SNSで聞いたりもしているのですが、今のところ、「ユニーク」とか、「個性豊か」という言葉が上がっていて。可愛い名前って、何かないですかね。

近藤しづか:思いつきました。「レインボーベジタブル」!。ピースフルなイメージだし、色んな色があるから、「色んな個性があっていいんだよ」ということを表現できると思います。

高橋メアリージュン:「虹ベジ(にじべじ)」!。

西内ひろ:「虹ベジ」、いいですね!

-最後に「Under The Tree」への想いを、教えてください。

高橋メアリージュン:「Under The Tree」のコンセプトは、どんなことにも繋がっていってほしいですし、人に対する差別もなくなってほしいです。多くの人が「比べるのではなくて、それぞれの個性があっていい。違っていんだよ」と思い、人に対しても、色んなものに対しても、優しい世の中になってほしいなと思います。

近藤しづか:私たちも、楽しみなからこのイベントを開催していますので、来て下さった方も楽しんで、笑顔になって帰って頂けたら嬉しいです。

西内ひろ:私もお2人と同じなのですが、去年ここに来て、規格外食材のことを知りました。「このままじゃダメだな。この問題をもっと周知しないとダメだな」と思う方が、今日来て下さった方の中にもいると思います。気づきのキッカケのイベントになればいいなと思っています。

***

-コロナ前の数字とのことですが、日本では年間600万トン、東京ドーム5杯分とも言われている「規格外食材」とは、そもそも、どんな食材なのでしょうか?

坂口龍也氏:規格外となる理由は様々ですが、分かりやすい例としては、例えば、二股に別れたニンジンなどがあげられます。基本的には、大きかったり、小さかったり、形が悪かったりするものとなります。あとは、今回、熊本県高森町の農家のピーマンがあります。ピーマンはハウス栽培なので火山灰の影響は少ないのですが、阿蘇山噴火の風下に当たる農家のキャベツやダイコンなどの露地野菜(ハウスなどを使わずに育てる野菜)が規格外野菜になることもあります。

-「規格外食材」の「フードロス」の問題が生まれる原因はどこにあるのですか?

坂口龍也氏:「規格外食材」が「規格外」となる原因は、経済合理性がなくなるからです。送料や流通コストを考えると、「規格外食材」は原価が高くなってしまいます。スパーに並べたら、規格を満たしたきれいな食材よりも、見た目が悪い規格外食材の方が販売価格が高くなるという現象が起こります。消費者の方は、やはり、きれいで安い野菜を手に取るんです。

-アップサイクルマルシェ「Under The Tree」に込めた想いをお願いします。

坂口龍也氏:来て、観て、触って、話を聞いて頂ければと思います。そうすれば、自分事になると思いますので。そうやって、どんどん、仲間が増えていけばいいなと思っています。

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