

和田雅成、荒牧慶彦とコンビ芸人役で「まっきーは俺のことを好きなんだなぁと実感したよ(笑)」【カミシモ対談】

現在放送中のドラマ「あいつが上手で下手が僕で」(日本テレビほか)で、主演を務める荒牧慶彦と和田雅成が売れていない芸人コンビ役に挑戦する。お笑いコンビ“エクソダス”のボケ担当・時浦(荒牧)と、ツッコミ担当・島(和田)ら4組の芸人が、寂れた劇場で見せる青春群像劇。俳優として活躍する2人が、これまで見ていた好きなバラエティー番組は?
■荒牧「“めちゃイケ”のゲームは翌日に学校でやっていました」
荒牧:僕は、小さい頃はアニメばかり見ていましたね。でも「めちゃ×2イケてるッ!」(1996-2018年)、「ココリコミラクルタイプ」(2001-2007年、共にフジテレビ系)は見ていたかな。“めちゃイケ”のゲーム企画は、翌日に学校でやっていましたし。あと「学校へ行こう!」(1997-2005年、TBS系)も大好きでした。…こうして振り返ると、バラエティーは意外と見ていたかも(笑)
和田:僕は、今もよく見ている方だと思います。「有吉の壁」は毎週見ていますし、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」「しゃべくり007」(全て日本テレビ系)など、「あいつが上手で―」が放送される日本テレビさんのバラエティーは、よくチェックしています!(笑) 他局なら「アメトーーク!」(テレビ朝日系)や、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)とか。バラエティーはずっと好きなので。
プライベートでも仲良しで知られる2人。息の合ったネタを見せてくれそうだが、笑いのツボも近いのだろうか。
荒牧:近いのかな?
和田:どうだろ? 近いのかな。
荒牧:そうだね。近いと思います。
和田:同じところで、よく笑ったりするしね。
荒牧:まーしー(和田)とのコンビ役は、やりやすいですね。テンポ感もばっちりです。探らなくて済むというか、元々の関係値でいけるというか。
和田:そうだね。
荒牧:日ごろから“ボケてツッコんで”をやっているだけに、自然体で作り上げたような空間でした。
和田:島と時浦が初めて漫才するシーンの撮影前に、練習する時間があったんです。「まっきー(荒牧)、どうする?」と聞いたら、「ここは合わせないでおこう。練習でやり過ぎて、息が合い過ぎるのは距離感が微妙になってしまうから。相手から出てきたものを、その場で対応する感じでいいんじゃない?」と言われたんですよ。これって培ってきた関係性がないと、できないことじゃないかな。その辺の信頼感はありましたね。
■撮影現場で大活躍だった共演者は!?
共演者は同じ舞台に立ったことのある役者が多いだけに、現場は和気あいあいとしていたようだ。
荒牧:“ウミガメのスープ”みたいな水平思考クイズにまーしーがドハマリして、待ち時間は常にそれをやってました。いろんなパターンの問題を、みんなで出し合って。
和田:ドハマリしてたねぇ。「問題出して、出して!」って。
荒牧:1個終わったら、「次、次!」って(笑)。得意っぽかったのは、(田中)涼星かな。勘が良かった
和田:確かに涼星はすごかった。
荒牧:あと、ちゃんじん(陳内将)もうまかったかも。
クイズの出し合いに限らず、現場での笑いは絶えなかったという。
荒牧:涼星が、ある大物アーティストのモノマネをやっていて。それが、全然似てないんです(笑)
和田:あのモノマネ、まっきーはめっちゃ好きだよね(笑)。涼星は最大限のリスペクトを込めた上でモノマネをしているんだけど。
荒牧:めちゃくちゃ面白くて、つい笑っちゃう(笑)。あとまーしーのボケでも、よく笑ってます。
和田:僕はまっきーのボケで笑ったこと、ないですけどねぇ~。
荒牧:おい!(笑)
和田:ウソだよ(笑)
■お互いに「なんでやねん!」とツッコミたいこと
気の置けない関係だけに、お互いに対して「なんでやねん!」とツッコみたくなることもあるという。
荒牧:以前、まーしーの「地元では上の上だった」という発言を聞いて、爆笑しちゃいました(笑)
和田:なんでやねん!
荒牧:だってこれ、自分で言う人っていないでしょ!?
和田:自分で言わないと、誰も言ってくれないからや!
荒牧:僕はそれを、ポケモンの技名から“つるぎのまい”と呼んでいます。戦いの踊りを踊って、自ら攻撃力を上げているなって(笑)
和田:現場のアドリブで、その例えを使ったよね。作中で、島が自分のツッコミを褒めるみたいなシーンがあって、そこで時浦が「“つるぎのまい”をするなよ!」って。僕は内心、「その例え、オモロっ!」と思ってました(笑)
荒牧:まーしーのそういうところが、好きですね。
和田:自分で自分をどんどん褒めていくところも!?
荒牧:“地元では上の上”っていうワードが好き(笑)
和田:地元じゃそうだったんだって!(笑) 僕は今回の現場で、「まっきーは俺のことを好きなんだなぁ」と実感したよ。まっきーは各所でボケるけど、その直前に俺を確認する。
荒牧:そう、まーしーがツッコみやすいところにいるかをね(笑)
和田:今回は特にそれが色濃かった。役の上でコンビ関係なこともあったからだと思うけど、何かいいなって。この世界に入って、これだけ共演する人もいないし、これだけ仲良くなった人もいない。それが一方通行じゃなく、自分が求められていると感じてすごくうれしかったよ。
■観客を泣かせるより、笑わせるほうが難しいのはなぜ?
こうして力を合わせて作り出したドラマは、きっと多くの人を笑わせるはずだ。“人を笑わせることは、泣かせることより難しい”という言葉もあるが、それはなぜだと思うか尋ねてみると…。
和田:人は「感動したい」と思っているから、泣かせる方が簡単なのだと思います。あと笑いのセンスは人によって違うけど、感動するポイントは結構似ている。
荒牧:うん、そうだね。
和田:大切な存在が死んでしまう物語を見ると、大抵の人は涙します。それに対して、笑いのツボは人それぞれ。“泣ける”的なキャッチコピーの作品を見る場合は、見る前から感動したがっている。でも笑おうと思って見る作品は、その笑いが自分に合うか分からない。だからこそ人を笑わせるのは難しいし、芸人さんは本当にすごいと思います。
荒牧:たぶん、生物学的に…。
和田:ダーウィンか!
荒牧:(笑)。生物学的に、笑うという感情は、人間だけが獲得したものだと思うんですよ。
和田:確かに、そうかもね。
荒牧:だから難しいのかなって。野生で生きていて、笑う瞬間って、たぶんあまりなかったと思う。平和に生きられる環境だから笑えるのかもしれない。…なんて語ってみたけど、実際は全然違うかもですが(笑)。ただ、最近は暗いニュースが多いから、このドラマで気持ちをフッと休めてほしいですね。
和田:みんなの笑顔のもととなるドラマになれたら、うれしいです!
関連記事
-
新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>WEBザテレビジョン
-
東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」WEBザテレビジョン
-
<BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現WEBザテレビジョン
-
松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」WEBザテレビジョン
-
ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かすWEBザテレビジョン
-
瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」WEBザテレビジョン
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
「今日好き」早坂ゆう、弟との2ショット公開「美男美女」「遺伝子すごい」と反響モデルプレス
-
希空(のあ)、自宅にウォーキングマシン設置 母・辻希美の「ポイント全部使いました」モデルプレス
-
「ミスマガジン2025」セミファイナリスト16人が多彩な特技披露 “先輩”菊地姫奈は「堂々としていて尊敬」と驚きENTAME next
-
坂口健太郎、韓国観光名誉広報⼤使に就任 観光ポスター初お披露目モデルプレス
-
<死ぬほど愛して>最終話に先駆け、主演・成宮寛貴&城定秀夫監督よりコメント到着「原作とは違う驚きがきっとあるはず」WEBザテレビジョン
-
ミセス大森元貴、メンバーとディズニー満喫ショット公開「聖地爆誕」「周りに気づかれなかった?」の声モデルプレス
-
鈴木福ら4きょうだい、スタジオツアー東京を満喫「ローブ着てるの可愛い」「素敵な写真すぎる」と反響モデルプレス
-
桐谷健太“赤山”の経歴が明かされたシーンに「面白くなってきた!」「急展開来た」と視聴者興奮<いつか、ヒーロー>WEBザテレビジョン
-
SHIHO“約20年ぶり”インナーウェアのイメージキャラクター就任 体型維持&美の秘訣明かすモデルプレス